ふうわり ゆらり〜prelude〜
4月22（土）〜30（日）に
東京 森下サトウ画材様にて個展を開催しました。
「ふうわり ゆらり〜prelude〜」
※29日（祝）休み
今回は、1年通して同じテーマ「ふうわり ゆらり」での展示となります。
まずは会場全体の写真を。
=============
次に今回の新作の解説（？）です。
「月凍る夜の窓。舞うは香雲の鯨」
幸運を呼ぶと言われているクジラに出会うため
満月の夜、扉を開く。
今回のメイン作品です。
冬の窓の向こう側に春の景色を描きました。
表現しているのは
こちら側の終わり、次に向かうあちら側。
香雲は満開の桜の景色を雲に例えた言葉。
それと幸運をかけてます。
香雲を泳ぐ薄いクラゲ達はこれから生まれ変わる魂。
この絵を見ている人が
あちら側に想いを馳せている、こちら側の存在。
となれる作品を目指しました。
あとは、「こちら側とあちら側の対比」を頭に入れつつ、描きながら色々な要素を付け足していったものです。
今回のメイン作品の背景色を使って描いた作品達です。
ミニキャンバスの方はそれぞれ春、夏、秋の花のイメージで絵の具をとばしています。
柔らかい空気 は 桜と菜の花
高い空は 藤と朝顔
郷愁の香りは 彼岸花と金木犀
またクラゲを描いた三角のキャンバスは
それぞれモチーフにした花の枯れる姿の印象でクラゲをかきました。
なので、まいちる。しぼむ。おちる。
雪解け春待ち
気軽にクラゲを描いた後に背景を決め
背景のイメージからタイトルをきめてから
雪のようなホワイトをとばした絵です。
じつは奥側の触手は絵の具を変えて描いてありまして
角度により青く光ります（反射）
桜の夢に惑う
いつかの桜の記憶から生まれた夢に惑い、舞泳ぐ魂（金魚）
桜と金魚の組み合わせ…大好きです。
よく描いちゃう。
背景色は、夜をイメージして
また、惑うの印象からムラになるように染めました。
また、惑うと舞泳ぐの両方の印象から桜を金魚より後ろに配置してます。
水面に映っているのか、金魚が空を泳いでいるのかは
見る人に委ねようかなと。
霞の衣
月冴ゆる
どちらも「ちいさなたからもの」というテーマで描いたクラゲの絵です。
タイトルは背景色の印象から。
実物の奥行き感と角度を変えて見える輝きが素晴らしい作品となってます。
実際に水族館に行った時の写真をもとにして
アクリル板を４〜5まい重ね、その表と裏両面に描いてたので、1匹単位での奥行きもみていただきたい作品となります。
くらげさんとおはな立体シリーズ
スズラン
展示が4月の終わりなので、先取り！という感覚でスズランをつくりました。
シックな額と透け感のあるスズランがうまくマッチしました。
いつも立体のくらげさんとおはなシリーズは
型無しでつくっていますが
流石にスズランの花は難しく。ちょっとだけモールド使いました。
良い形にできました！！
くらげさんとおはな
新シリーズ くらげさんのいる景色
ホワイトローズ
今までの単体なお花とくらげさん！
でなく、くらげさんがいる景色を描きました。
とある曲をモチーフにしてます。
コピックで背景付きの絵はあまり描かないのですが
やはりコピック独特の鮮やかさで作られる澄み切った青空がとっても良い空気を出してくれました。
また今回窓ガラスに絵を描かせていただきました。
2日目にさらに足しました。
この辺りにテーマは無く
ただただ思うままに…。
楽しゅうございました(*´꒳`*)
=============
最後にこれからの展示予定記載します。
もしご都合つきましたら、よしなに。よしなに。
9月15（金）〜25（月）大阪中崎gallery IYN様
「ふうわり ゆらり〜Interlude〜」
企画展「Ocean展vol.2」内
PROMISING ARTIST枠
※galleryIYN様企画展内での展示
10月1（日）〜7（土）東京 森下サトウ画材様
「ふうわり ゆらり〜ensemble〜」
※水彩切り絵作家 尚（Nao）様
切り絵作家 crane 様 との3人展
11月11（土）〜15（水）愛知 名古屋東区
ギャラリーカフェテオ様
「ふうわり ゆらり」
※毎年恒例の個展
どちらも、よしなにー。