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エルの異世界冒険譚

2023/2/5 ファンタジーロールプレイングイベント?(作品販売もあるよ!)
の「エルの異世界冒険譚」にライブペイントで参加いたしました。

イベント自体は通常の即売会に加え、運営さんや出展者さんが用意したクエストをこなしていく!という感じでした。
異世界冒険なので、みなさま異種族の姿でした!!
みんな可愛いー!!

まずは私のライブペイントをした写真です。
イベント自体の時間が短いと聞きましたので
今回は背景だけ作って持ち込みました。

主にスパッタリングで表現した、同じ色に混ざり合う夜空と海です。

こちらを、事前にSNSにて公開。
その際に添えた文章がこちら。

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同じ色をした空と海に、貴方の名前に似た月。
それを背に泳ぐ子はとても自由で
空も海も同じだよと言った
貴方の言葉通り、そこに境界はなかった。

あの生き物は…何だったかしら?

【とある人魚の記憶】
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そして完成した絵がこちら。


記憶の中の幻影クジラ

人魚が昔に見た記憶から描いた絵です。
とある竜人族の青年と一緒に見た景色。
彼の名前に似たクレセントムーンを背に
海も空も泳ぐクジラ。

掠れてしまったけれど輝く思い出なので
クジラは透けていますが
角度により青く光ります。

作品としてはここまで。
次はこれを描いた経緯(クエスト)について。

じつはクエストを1つ提案させていただいてまして
人魚の入り江にいる、物忘れが激しい人魚に描きたい海の生き物を思い出させてほしい。
という物でした。
(じつはこれ、ライブペイントの方でなく
その場で描いて販売するミニ色紙のグリーティングの様な物でしたが、メインの方のクエストっぽく取り入れちゃいました
さあ、持ってる人は攻略本をよく読んでみよう!
↓それっぽいやり方)

最初にある程度シルエットが解るように描いておいて
来てくださった方に海の生き物の名前を教えていただく。
見事に思い出してからはライペに集中し
手早く描ける方法&解釈違いにならない表現にて完成。

見事イベント内に描き上がった上に
その後また小さなクエストを出したりしてました。

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そしてわたくしは人魚の入り江という場所で
絵を描く人魚としての参加でしたので
そういう格好をしているのです。
この様な…。



タトゥー、目元のラインストーン。
頭の花はこだわりです。
あとひっそりオッドアイです!


最後に、絵描き人魚の設定を。
(運営に提示したものからまた少し改ざんしてます)

nana
※地上の発音だと一番近い発声が nana になる。

入り江で絵を描いている黒い人魚。
元々はもっと北の方の海に住んでいた。
ボロボロの尾鰭をスカートで隠している。
陸に憧れているが移動できないのを半分諦めつつも嘆いている。
本人は気づいてないが彼女の絵はたくさんの地上の生き物を魅力し、高値で取引されている。(ぶっちゃけ転売)

人魚だけれど歌が下手。
絵の才を同族に認められてからはずっと絵を描いている。
ふと、地上の風景を描こうと思い、夜に入江
(今回の舞台とはまた違うところ)
に向かうとピアノの音がきこてえくる。
その音を聞きながら絵を描いていた。
ある晩、絵を描きにいつも通り入江に向かうがいつもの音楽は聞こえずかわりに青年に会った。
その竜人族の青年、クレスは近くの屋敷に住んでいる音楽家(ピアニスト)で
毎晩入江で絵を描いている人魚が気になっていたらしい
それから夜はクレスと会うようになった。
屋敷に招いてもらい
部屋で演奏を聞かせてもらった事もある。
(その時、尾鰭が傷つかないようにと、包む為にスカートをもらった。)

やがてクレスが音楽の才を認められ、屋敷を離れるときにもらった海の様な青色の菊。
「シーブルーマム」を頭に飾っている。海の中でも姿が変わらないよう、枯れないようにと知り合いの海魔女が魔法をかけてくれた。

風の噂で南の方に竜人族の凄い音楽家がいると聞いて今回の舞台の入り江まで泳いできた。
その為、尾鰭とスカートがボロボロ。
そこで初めて会った出身の違う同族リールイール(主催)が今の土地での初めてで唯一の知り合い。

性格は基本のんびり。そして少し忘れっぽい。
ただし絵を描くときだけ鋭い。
だいたい絵を描いてる時に声をかけると
返答が適当気味(絵に集中している)


美意識の高い人魚族の中では醜い部類であり
ずっと周りに言われていたために、醜女と自覚している。
そのため陸の「マスク」という習慣が助かる。と思っている。
基本的に「マスク」を外さない。


以上!!
nanaさんいつかクレス君に再会できるといいね!!
ちなみにクレス君にあってたのは3〜40年前の話だよ!!
(人魚も竜人も長寿)

ちなみにクレス君の正式名は 
クレス=T=ゲッコー です。
そう。ヤモリです。