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韓国カカオのクレイトン基盤コイン(KLAY,dscMIX,IJM) の魅力と今後ついて

2009年ビットコインから始まった仮想通貨市場も、これまで紆余曲折ありましたが、韓国でも9月25日に金融庁による法的な規制などがととのって、私たちの生活に浸透するまで、カウントダウンになってきました。

今後、IT大国韓国において日常的にに使われるであろうコインは、なんといってもクレイトン基盤(Klaytn )コイン。基軸コインはKLAY「クレイ」です。

今日は「クレイ」の全体像と、その魅力と今後の方向性についてまとめました。

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韓国人の生活に欠かせないNO.1 国民アプリといえば、カカオトークです!

日本ではラインアプリをだれでも使うように、老若男女問わず、韓国でカカオトークなしに生活する人は、ほぼいないでしょう!

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クレイ(KLAY)は、そんな無料通話アプリ「カカオトーク」を開発・提供している韓国大手企業「Kakao(カカオ)」の傘下に属するブロックチェーン開発企業「Ground X(グラウンド・エックス)」が開発した クレイトンプラットフォームの基軸通貨です。

Klaytn(クレイトン)の親会社が、世界的に有名なカカオトークの子会社であることによって、安定した経営とそれによる安定した資金供給が望めることが何よりの強みです。

また老若男女、カカオトークを使用しない韓国人はめったに見かけません。「エンターテイメント・ゲーム・旅行・スポーツ・美容・食品・金融・ヘルスケア・ソーシャルメディア」などといった 幅広い業界を巻き込んだ大規模なブロックチェーンエコシステムが、カカオユーザーを巻き込んで、すでに構築されているところが魅力です。

そんなこんなで、KLAY(クレイ)が韓国の生活で実用化されるのもカウントダウンの段階であると予想されます。

ザクっと簡単にまとめると、

日本では、無料通話アプリ「ライン」にLINK(リンク)コインが搭載されるように、韓国では、「カカオ」に KLAY(クレイ)コインが搭載されるという位置付けです!

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案件名:Klaytn  シンボル:KLAY(クレイ)

2020年6月4日、韓国取引所コインワンに上場した。 2021年5月14日韓国取引所Bithumbに上場された。 2021年6月24日世界一の海外取引所バイナンスに上場された。

★★★ 独自のクレイトン基盤ネットワークによって展開される ★★★

というところが、国外ユーザーにとって、クレイ(KLAY)の扱いにおいて、何よりもポイントになると思います。

イーサリウムブロックチェーン、バイナンススマートチェーンのように、クレイの扱いにおいては、クレイトン基盤ネットワークを使用する必要があります。

その部分だけクリアできると、クレイトン基盤ネットワークに展開された文化圏に侵入が容易です!

以下、クレイ(KLAY)について、知っておくとよい基本情報(ウォレット、NFT、Defi)について簡単にまとめます。


★クレイトン基盤の仮想通貨を支援する3つのウォレットについて


1.カイカス(Kaikas) ウォレット

グラウンドXが公開したウェブブラウザ用の仮想通貨資産管理サービスです。カイカスウォレットは、PCからの接続のみ可能です。現在のところ、モバイルには対応していません。クロムのウェブストアからダウンロードが可能です。

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カイカスをOpensea に連結すると、クレイ(KLAY)を利用してのNFT売買が可能です。

カイカスウォレットを使用すると、クレイトン基盤コインであるクレイ(KLAY)ミックス(MIX)、IJM(インジョルミ)、KSP(クレイスワップ)などの扱いが容易になります。

2.メタマスク

多くの方が使用されているメタマスクに、クレイトン基盤ネットワークを追加することによって、メタマスクにおいてクレイを使用することが可能です。

ただ、メタマスクとオープンシーを連結して、クレイで購入しようとする場合、現在のところエラーが発生します。オープンシーでクレイで出品されている作品を購入の際は、カイカスウォレットのみ利用可能です。

3.Klip(クリップ)

カカオトークアプリに搭載されているウォレットがクリップといわれるウォレットで、クレイトン基盤の仮想通貨を支援します。 カカオトーク内で簡単に管理し、カカオトークの友達と簡単にクレイのやりとりをすることができます。 クリップに基づきブロックチェーンを基盤とした金融、NFT、コンテンツ、ゲーム等のサービスをサポートします。このクリップの中で展開される、Klip dropsというNFTマーケットが今ホットな話題です。

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ただこれは、本人確認のために、韓国内のモバイル認証をするので、海外にお住まいの方は現在のところ使用することができません。


★知っておくとよいクレイトン基盤コインについて

 ◎KLAY(クレイ)・・・クレイトンネットワークの基軸通貨。韓国内の取引所と、国外ではバイナンス、gato.ioに上場。

 ◎dsc MIX(ミックス)・・・ 国内NFTマーケットKlubsにおいて使用されるコインです。一般的にはクレイスワップで入手することができます。

MIXコインは韓国コレクティブNFTであるDogesoundclubのメイトを保有していると採掘されるコインでもあります。

https://dogesound.club/

 ◎IJM(インジョルミ)・・・クレイトン基盤ネットワーク初のミームコインです。インジョルミとは、きなこ餅のことを意味します。トランザクション毎に10%の手数料が発生し、内9%が全ホルダーに、1%は運営者に再分配されます。韓国では、新しく引っ越した先で、お餅を配り、情を分かち合う風習がありますが、その風習をコインに秘めて発行されました。フルオンチェーンであり、新しいコイン文化として投入されました。こちらのサイトでクレイからスワップ可能です。

http://ricecakemill.com/

 

◎KSP(クレイスワップ)・・・分散型取引所 Klayswap のコインです。

https://klayswap.com/

★韓国国内 klaytnNFTマーケット

 ◎Klipdrops・・・https://klipdrops.com/

現在は、カカオトーク内に搭載されているウォレット、クリップを通してのみ、作品を購入することができます。クリエーターが自由に作品を掲載することはできず、クリップドロップスの審査を通過したクォリティーの高い作品が並びます。2022年には、サイトでの売買が可能になる予定です。

 ◎Klubs・・・http://klu.bs/

韓国国内 klaytnNFTマーケットです。11月11日の夜にPFP作品の販売からオープンします。接続はカイカスウォレット、dsc MIXコインが使用されます。オープンシーの韓国版といった感じで、だれで出店可能です。作品に対しての質問などもできるコーナーが設けられる予定ですが、サイト全体とファンとのやり取りは基本的には韓国語のみに対応しています。(韓国では英語、日本語もできる方が多いので、アーティストによっては対応可能かも)

私も大好きなNFTについては、おいおい別の記事で詳しく説明したいと思います。

★国外klaytnNFTマーケット★

皆様におなじみのオープンシーでカイカスウォレットで接続すると、クレイを使用しての売買が可能です。

★ DeFi といえば「Klayswap」

そして何よりも、落としてならないのは、Klayswap(クレイスワップ)!

https://klayswap.com/

仮想通貨をされる方であれば、「DeFi(Decentralized Finance)」に関心がのある方がほとんどでしょう。KlaySwap(クレイスワップ)はDEX(分散型取引所)の中でもクレイトン基盤ネットワークを利用しているという特徴があります。

クレイスワップはクレイトンメインネットからのDeFiサービスの中で多くの取引が発生しており、流動性も他のDefiに比べて圧倒的に大きいことが特徴です。 そのため、クレイスワップを参照する参照型も多く生じている傾向にあるといいます。

私はDefi専門ではありませんので、詳しい説明は控えさせていただきます。


今日は、韓国のNFTマーケットを中心に、ざっとまとめをさせていただきましたが、カカオとクレイトン基盤ネットワークについての基礎知識をおさえておくと、韓国内のマーケットの利用がしやすいです。

先日11月5日に釜山で行われたNFTフォーラムに参加しましたが、国宝である「訓民正音」 解例本 NFT4号が オークションで1,000万円で落札されたり、K-POPスターを中心としたNFT商品の販売、など活性化されてきており、2022年の変化がとても楽しみです。


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