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「セルフ灸あ」ということ・・・

医学・医療が進歩して細分化する中,自分の体調管理さえ病院任せといったアウトソースが進んでいるのではないでしょうか。
カラダのことはお医者さんじゃないとわからないという意識を持った方も多くなってきている??

その一方,一部の意識高い系の人たちは「養生法」「薬膳」「発酵食品」などに興味が高く「自分の体調は自分で管理したい」と一歩踏み込んだセルフケアを実践する人もじわじわと増えはじめてます。
そのセルフケアの一つとしてお灸が見直されているのでしょう。

わたし自身も毎日のようにお灸をしてますが,体調はとても良くお灸しないとなんだか落ち着かないほどです。
病院勤務なのでコロナ病棟を1年以上担当していた時期もありましたが,勿論ワクチンやPPEのおかげもありますが私自身,免疫力に自信を持って仕事にあたれたのもお灸のおかげと思っております。

そこで今回はnoteを通じて,「セルフ灸あ」を提案してみます。もちろんせんねん灸のような台座灸からで結構です。

でも,,,鍼灸師がやるような「もぐさ」をひねって皮膚に直接のせて行う直接灸の方が実はより効果が高く,煙たさも臭ささも少なく,またちょっと練習すればだれでもできる自己治療だとお伝えしたいと心から思ってます。

日本人の2人に1人はがんにかかると言われております。
そのがん患者の9割以上が,通常の保険診療以外の代替・補完医療やサプリメント,健康法などで月平均5万円を支出しているとお聞きしたこともあります。

「お灸」は3000年以上も生き残ってきた,そして民間で愛され継承されてきた治療法です。
「ケア」ではなく「キュア(治療)」なのです。
「お灸でがんが治る」なんて医療者の端くれとして決して言えませんが,抗がん剤治療の副反応やそれにまつわる苦痛の軽減には大いに期待で切ると思います。

次にセルフについても解説してみます。
誰かに強要されたら所謂「お灸を据えられた」になると思いますが,自ら興味を持ち,そうして良質のもぐさを使い,正しい方法でお灸すれば「熱きもちいい」という感覚がわかってもらえると確信しております。

という訳で自分で行うお灸の治療(キュア)を「セルフ灸あ」©もくさJAPANと名付けてみました。