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野球女子のコミュニティ「NFB」をアップデートします!

こんにちは!
野球女子のコミュニティ「NFB」キャプテンのこまみです。

ここ最近、少しばかり外から見える活動が小さくなっていたNFB。けれどじつは、NFBをもっとよくするために、もっとみんなと野球に向き合えるように、今後の方向性をNFBを一緒に立ち上げたオサナイちゃんと考えていました。

どんなことを考えていたかというと、これからのNFBのあり方、今いるメンバーとどう進んでいくか、どうやったらNFBに参加しやすいのか、メンバーを増やしながらも安心して野球を楽しみつつみんなで愛を語り合えるチームであり続けられるか……などについてです。

今日はその、来年・来シーズンからのNFBの活動についてちゃんと発表したいと思ってパソコンに向き合っています。

少し長くなるけれど、ゆっくり読んでもらえたら嬉しいです。

NFBとは

そもそもNFBが始まったのは、2年前のこと。当時の私が「野球観戦にいける友だちを増やしたい!」と思ったことが、NFBの活動につながることに。2年前、球団のガールズデーの施策に興味を持っていた私は、野球好きな友達を誘って、2枚余ったチケット分の参加者をSNSで公募し、5人でヤクルトのガールズデーに行きました。

元々は「ガールズデー研究会」という名前でスタートしたこのチームですが、「研究したいのはガールズデーだけじゃないし、それよりももっと野球観戦を楽しみたい!」ということで活動方針を大きく変更しました。

それと同時についた名前が「NFB」。

NFBは略称で、正式名称は「日本やきう女子機構(Nippon Femail BaseBall Organization)」です。NPBをもじったような形ですが、敬意を込めています(笑)。

NFBのメンバーになる条件は、「野球観戦がだいすきな女性」であること。
今のメンバーはSNSからダイレクトメッセージを受け取って、発起人である私自身が一人ひとりの人となりを見て、一緒にNFBをより良い場にしてくれそうか判断させてもらっていました。これまでお断りした方はいないくらい、素敵な野球女子が集まっています。

NFBはいろんな野球の楽しみ方と選手や球団への愛を発信しながら、野球観戦を楽しむチームです。

活動内容は主に4つ

①野球観戦の誘いあい(NFB主催・NFBメンバー間で個人的に)
②女性にとっての野球観戦が楽しくなるようなコンテンツを発信する
③これらを通して考えた野球観戦のアップデートを発信する
④その他、野球・NFBの活動に付随するイベント的交流

ここからは、今年の活動を振り返りながら、具体的にNFBがどんなことをやっているのか、ご紹介します!

①野球観戦の誘いあい

NFBとして「この日にみんなで観戦に行きませんか?」と誘ったり(私からの時もメンバーからの時もあります)、個人的にメンバー同士が連絡を取り合って一緒に観戦に行っています。「観戦仲間が見つかる」ことは、NFBの中心コンテンツです。

NFBメンバーは基本Slackでコミュニケーションを取っています。Slack内には「#観戦のお誘い」というチャンネルがあり、そこで自分が行く試合に参戦してくれる仲間探しや、観戦企画の呼びかけをしています。

ちなみに、Slackには「#愛を語る」チャンネルというのもありまして。ここでは野球にまつわる様々な話を、あらゆる球団ファンのメンバーが入り混じって話しています。みんなの偏愛がのぞけて、それでいてみんながその愛を受け止める。私自身とても好きで、もっともNFBらしいチャンネルだと感じています。

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②女性にとっての野球観戦が楽しくなるコンテンツを発信する**

NFBを運営する上で、私は基本スタンスとして「野球の楽しみ方は多種多様で無限大」だと思っています。

人によって野球を観る視点は違うし、楽しいと思うポイントも違う。違うからこそ面白くて、違う人と交流するからこそ、自分の野球の楽しみ方が広がる、と思うのです。

そんな想いのもと、NFBとして野球観戦の楽しさの幅を広げるコンテンツをつくってきました。

2019年の事例はこんな感じ。

開幕前に、NFBメンバーが個人的に推していきたい「推し選手」をまとめた図鑑記事。選手名鑑的に楽しんでもらえたらと思って制作したのですが、ふり返ってみると、今シーズンはここで登場している選手が活躍していたりもしました。

あるメンバーがひとりの選手を紹介した結果、それまでその選手に対してノーマークだった他のメンバーが試合でその選手の一挙一動に反応してしまう。そんな予想外も新たな野球の楽しみ方だと、この記事をつくって知りました。

初めて野球観戦に行く人でも、これだけ読んでおけば楽しめる!という記事をNFBの野球女子の視点で書いているのがこの連載。今はスワローズとホークスだけなので、12球団制覇が目標です。

Instagramでコンスタントに提案している「#球場コーデ」 。

ユニフォームをベースに、球場観戦時に着ていきたいコーディネートを置き画で提案しています。こちらのコンテンツ、とても好評ですごく嬉しく思っています。来シーズンももちろん続けます。

③野球観戦のアップデートを考える

異なる属性の人と野球観戦をしたり、いろんな角度から野球のことを考えていく中で「こういう企画があったら楽しいんじゃないか」という気持ちも膨らんできました。2019年は、企画記事の制作にも挑戦した年でした。

「野球×デート」をテーマに、神宮球場周辺のエリアでデート企画を実行した記事。実施前に「 #神宮デートするなら 」で理想のデートを募集したらなんと120件もツイートが! これからも、こうして読者の方も巻き込みながら、新しい楽しみ方を提案していけたらいいなと思います。

タカガールデーについての記事は、ホークスのユニフォームを作っているファナティクス・ジャパンさん(Majestic)のスポンサードにて書いた記事。ホークス推しメンバーが、ファナティクス・ジャパンさんから提供いただいた商品で球場コーデを組み、タカガールデーの楽しみ方をまとめてくれました。


④その他、野球・NFBの活動に付随するイベント的交流

他にも、野球に関するイベントに一緒に携わらせてもらったり。

メンバーとオフ会として野球勉強会、そのまま飲み会に行って3時間野球トークしたり、野球に関するイベントにメンバーと遊びに行ったりしました。


これからやっていきたいこと・それに向けて

NFBは今まで、私主導で記事を執筆したり観戦を企画したりと、どうしても「みんなついてきて!」なチームになっていました。

立ち上げた人自身が旗振り役になることは悪いことではないのですが、「もっとみんなと一緒にNFBを作っていきたい」という想いがより強くなっていきました。

みんなでNFBの記事を作っていきたい。
もっといろんな想いを形に残していきたい。
コンスタントにコンテンツを発信していきたい。
そして、サスティナブルなチームにしたい。

今までやってきたことをベースにしながら、
「野球観戦をもっと楽しくする。アップデートする」ことをプロ野球だけに止まらず、高校野球、そしてアマチュア野球にまでも楽しみ方の幅を広げていきたいと思っています。

とはいえ、去年1年間の活動だけでもそれなりにお金はかかっていて、
私の個人事業主の活動として収支を合わせていました。それは全然いいのです。けど「サスティナブル」じゃない。お金を問題に「できないこと」を作ってしまうのは悔しい。絶対にいやだ。だから、NFBというチームのあり方を踏み込んで考えることにしました。

みんなと作っていく、持続するチーム。
メンバーが増えたとしても安心感のある場所。
それぞれの熱量や状況に合わせて関わり方を選択できるように。
応援したいと思ってもらえるような質の高い発信と活動。

それらを踏まえて、NFBは以下のようにアップデートします。


アップデート① 編集部をつくります

NFBとして発信するべきこと、やりたいこと、楽しみたいことをみんなで考えて計画して実行できるチームをつくります。それがNFB編集部

記事の企画ももちろんですが、NFBのこれから進む先を共有しながら、今できる楽しみ方を記事にとどまらず一緒に考え作っていくチームです。

月に一度の編集会議に参加してもらい(もちろんリモート参加可)、
出していくコンテンツを計画、進行しながら
NFBの活動を最前線で引っ張るチーム。

多すぎても意見がまとまらず、
少なすぎても実現できないこともあると思います。
なので編集部は私とオサナイちゃん、そしてNFBメンバーから募集する10名の計12名で運営していきたいと思っています。

参加方法については後ほど記述します。


アップデート② 定期コンテンツを更新します

今年、連載はあるものの進められず時間が空いてしまったものもありました。悔しい。もったいない。

編集部をつくることで記事を中心としたコンテンツを定期的に発信できるように仕組みを作っていきたいと思います。

それに向けて、オサナイちゃんにはNFB編集部の編集長担ってもらうことにしました。ライター・編集者が本業のオサナイちゃん。心強い。

今検討している定期コンテンツはこんな感じ

・球場コーデの更新とそれを別視点で見せるnote記事
・NFBメンバーが足を運んで取材する記事
・女子にとって野球がもっと楽しくなる企画記事

 NFBだから書ける記事、NFBメンバーが持つ野球への愛があるからこそ作れる記事をより増やしていきたいと思っています。


アップデート③ NFBへの参加を有料とし、メンバープランをつくります

NFBが有料になるのは大きな変化です。けっこう覚悟がいりました。
有料にすることで責任感は増すし、みんなからお金を預かる以上、中途半端にはできない。

でもそれ以上に、「NFBに出会えて本当によかったです!」と言ってくれるメンバーがいることが何よりも嬉しくて、このNFBという場所を持続させ、いいコンテンツをみんなでつくるためには必要な判断だと思っています。

現メンバーの中にも賛否両論はあると思うし、
今NFBに興味を持ってくれている方にもいろんな意見があると思うのです。

でも、私はこれで、NFBを続けていくという覚悟を決めました。
一緒にNFBとして活動していきたい人、NFBの中で野球観戦をもっと楽しみたい人が参加しやすくて、フラットで、一緒に続けていくためのお金をみんなで出し合う場所にしたいと思っています。

また、有料化に伴い、女性以外の方・NFBには参加できないけど応援したい!と思ってくださる方向けに「サポータープラン」もつくりました。

メンバープランと金額は以下の通りです。

編集会議:記事の企画、進捗確認、観戦企画、メンバー管理など運営全般の定例会議
名刺・メンバーカード:NFBメンバーとしての名刺/NFBの特製カードをプレゼント(名刺の増刷は別途費用が発生)
企画記事への執筆参加:編集会議で公開に向けて進む記事にライターとして参加が可能(デザイン・イラストなども歓迎)
観戦企画への参加:NFBが主催となる野球観戦の集まりへの参加が可能
Slackへの参加:コミュニケーションツールSlackでメッセージのやりとり
限定記事閲覧:メンバー・サポーター限定の記事を月に1度公開(予定)

集まる収益は全てNFBの活動のための資金(球場コーデを撮るための備品やサムネイルなどのデザイン依頼、カメラマン手配など)として使用させていただきます。

毎月、サポーターの方向けにNFBの活動報告noteを書きたいと思っています。公開した記事とその背景や執筆中のやりとり、PVなどのリアルな数字の話、収支も公開します。

サポーターさん向けマガジン購読はこちらから
https://note.com/nfb_ol/m/m90cede05be16

1年間は活動費をプールし続け、1年がたったタイミングでメンバーの更新とともに残っている金額を年間の活動量に応じて「野球観戦プレゼント」としてメンバー内で分配させていただきます。(私も副業をしていない会社員なので利益を出す、という形はとりません。)

◎各プランへの参加・振込方法
活動費はnoteのマガジンの定期購読で徴収させていただきます。

そしてNFBへの参加は、以下の「Googleフォーム」と「noteマガジンの購読」を照らし合わせて確認とさせていただきます

NFBへの参加をご希望される方は、以下フォームをご入力ください。
フォームに入力してもらったら1週間以内にご連絡します。
※もし連絡がない場合は 小松美貴までご連絡ください。


ここまで、NFBキャプテン・こまみからの大事な大事なお知らせでした!

私はNFBを始めてから、野球がどんどん好きになりました。
最初の時は、推し球団のスタメン選手の半分くらいしかわからなかったのに、たった1年と少しでNFBのメンバーが20人に増えて、知識が増えて、いろんな楽しみ方を知って、今は、野球を観るのが楽しくて仕方ありません。

ユニフォームやグッズを抱えて球場に向かって、みんなで応援歌を歌うこと。
内野席でゆっくり座って、選手の動作や球場の雰囲気を嗜むこと。
選手の背景に詳しい友達にこの瞬間だけのプレーの想いを教えてもらうこと。
みんなでわいわい球場グルメを楽しみながら女子会のような観戦をすること。
テレビの前でゆっくりご飯を食べながらマイペースに観戦すること。
解説を聞きながら知識を深めていくこと。
大好きな選手のグッズを揃えて「今日はどれにしよう」と迷うこと。
野球女子のみんなで共通の話題「野球」だけで何時間も語り尽くせること。

NFBを通して、どれだけ新しい楽しさを知ったか。書ききれないくらいNFBのメンバーに教えてもらったことがたくさんあります。

もっといろんな野球の楽しみ方を知りたい。
もっとたくさんの野球女子と一緒に野球を楽しみたい。

ただそれだけ。でもそれだけで十分な動機なんです。
今のメンバーの笑顔も、新しいメンバーとの出会いも、「いいね、頑張れ」と言ってくれる方の応援の声も。
全部を糧にこれからもNFBをぐんぐん大切に育てていきたいと思っています。


これからのNFBも、どうぞよろしくお願いします!



野球観戦大好きなメンバーがもっと野球愛をお届けできるように各球団に貢ぐ活動資金になります!