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据置オーディオの選び方など

※この記事はシュリンピア帝国 Advent Calendar 2023 2枠目12/10の  記事になります。

みなさま〜(天上天下天下無双唯我独尊)


いかがお過ごしでしょうか?今日もmisskeyやってますでしょうか??
今日はタイトル通りですね、オーディオの話をね…したいと思います。

皆様方は普段どんな環境で音楽を聴いたりゲームやったりしてるでしょうか?PCにヘッドホン直繋ぎ?オーディオインターフェース経由?音楽プレーヤーやスマホで聴いてる人もいるかもしれませんね。
でもふと「もっとこう…いい感じに好きな音楽聴きたい…」とか「ゲームの音をもっとよく聴きたい」とか思ったりすることあるのではないでしょうか?

ありますよね?

そう、あるんですよ。

というわけでオーディオ機器の選び方などをこの記事では書いていこうと思います。
なお想定環境はPCとヘッドホン、もしくはスマホとヘッドホンになります。イヤホンと無線関連は専門外じゃ。

・そもそもオーディオ機器って何?

本記事ではオーディオ機器の話をするわけですが、そもそもオーディオ機器ってどれじゃい!って思われる方もいらっしゃるかと思われます。
本記事では下記の機器について取り扱います。

・USB DAC
これはPCやスマホから出力したデジタルな音源データをヘッドホンやイヤホンで再生できるように変換する機器です。USBで接続するデジタルデータをアナログに変換するなのでUSB digital/analog converter というわけですね。
とりあえずこれを買ってPCなりスマホに繋げば音楽は聴けますし、有名メーカーでそこそこの値段のものであれば大体音は良いです。

・アンプ/ヘッドホンアンプ
音量を増幅してくれる機器です。USB DACに内蔵されていますがこれ単体の機器も存在します。
アンプの役割としては音量の増幅の他にヘッドホンの振動板を制動する役割があります。アンプが強いと鳴らしにくいヘッドホンが鳴らせるようになるぐらいの理解で大丈夫です。
近年のちょっと高めのUSB DACに内蔵されているアンプは強いことが多いので、大抵の場合はUSB DAC単品で済むと思います。

・ヘッドホン
再生機器です。それはそう。
基本的にこのヘッドホンの能力を引き出すためにUSB DACやアンプを買ったりアップグレードしたりします。
色々ありますが自分が聴いて好みのものが一番です。
モノによってはスマホやPC直挿し、オーディオインターフェースでは鳴らしにくいものがあります。
ちなみにこの鳴らしにくさで指標にされがちなのがインピーダンスですが、あれは「特定の帯域に置けるヘッドホンの抵抗」で、大体の場合1khzのときの抵抗の大きさを表しています。
あんまりあてにならなかったりするので、どちらかというと能率(dB/mW)を見たほうが参考程度にはなると思います。

・USB DACのメーカーについて

さて、機器について分かっていただけたでしょうか?とりあえずヘッドホンとUSB DAC買っとけばいい感じに音楽が聴けそうですよね。
でもUSB DACってamazonとかで調べたら知らんメーカーめっちゃ出るし、どれ選んだらええねん…ってなると思います。
ので、私の知ってるとりあえずここ買っとけば外れは引かないだろ…と思ってるメーカーを書いておきます。

・Fiio
中国のメーカー。DAPも売ってるし最近はヘッドホンも売ってる。
据え置きも幅広く販売してる。
・Teac
日本のメーカー。据置メインで販売してる。
ちょっとお高い…?いや最近のFiioも高いし相対的に安いかも…?そうかな…そうかも…
・ifi audio
イギリスのメーカー。据え置きもあるしポータブル向けも出してる。ZEN CAN とか熱持ちがち。
ここはUSB DACにアンプ機能がなくて別売りで売ってたり個々機能ごとに分けて売ってる感じ。
・fostex
日本のメーカー。スピーカーユニットの販売がメインで片手間でヘッドホン作って売ってる。
一応USB DACも作ってる。
・城下工業
日本のメーカー。ヘッドホンとUSB DACを作ってる割と珍しい会社。個人的には頑張ってほしいと思ってる。
・topping
中国のメーカー。幅広く取り扱いがある。ネットのレビューが多いイメージ。あと安い。
・aune audio
中国のメーカー。安い。悪くなさそうだけどレビューも少なくあんまりわかんない。
・S.M.S.L
中国のメーカー。安めで評価の高い製品出してるイメージ。D400EXがいいらしいということだけ知ってる。
・KORG
日本のメーカー。演奏・作曲などするための機器を作ってるとこ。なんとUSB DACも作ってるし真空管の代わりになるモジュールも作ってる。
・creative
たしかシンガポールのメーカー。PC関連製品作ってる。昔からSound blasterシリーズを作ってる。最近なんかいい感じのやつ作ってて気になってる。
・デノン
日本のメーカー。ヘッドホンとUSB DAC作ってたと思うけど今USB DAC作ってたっけ…?作ってなかったかも。
・fx audio
製造が中国で設計開発が日本のメーカー。安いし有用なアクセサリーも販売してる。
商品展開も幅広い。たまに自社のジャンク品をオークションとかで出してる。
・shanling
中国のメーカー。主にDAPやポータブルがメイン?一応据え置きもある。

なんか中国メーカー多くね??ってなったんですが、今は中国メーカーが天下とってるので仕方ないね。

・選び方

実際に聴くのが一番てっとり早いのですが、試聴機置いてなかったりレンタルもなかったりするので、概ね上であげたメーカーの中から選んで買うでいいとは思います。試聴するならeイヤホンあたりは置いてたと思いますが、家電量販店はお店によります。
最近のやつなら大体いいと思います。私のおすすめはFiioとifi audioです。安価なところだとfx audioも良さげですね。
FiioだとK3ESやK11あたり良さそうですね。もっと上位ならK5 Pro ESSとかK7あたりですね。
ifi audioは近年Airシリーズという過去製品の廉価版を出しているのでそれでもいいかも。ZEN Air DACをまず買って、後で物足りなくなったらZEN Air CANを買い足すなどできます。
注意点としてはZEN Air CAN が同じか分からないのですが、ZEN CANは電源を入れていると夏場とかは結構熱くなりがちなので、もしそうなった場合は余ったCPUクーラーを載せてUSB電源でファンを回すなどすると良いです。余ってますよね?リテールクーラー。えっ、PC自作してないと余らない?そうかも…

スペック面で見るべきところは歪み率とかインピーダンスだったりとかTHD+NとかS/N比だとは思うのですが、正直面倒なので見なくていいです。実際聴いた感じとこれらの数字と関連付けるの難しいので…
それよりも入出力の仕様を見て自分の欲しい機能がついているかとか、自分の環境に合ってるかとかなどを見たほうがいいと思ってます。

とりあえずUSB DAC買ってPCかスマホ接続で問題ないです。ただしスマホ接続の場合は、両方の機器が接続に対応していること を確認しておいたほうがよいです。USB DAC側はUSB Audio ClassやUSB出力対応など書いてるはずで、最近のスマホなら大体は問題ないはずです。

・終わりに

とりあえず知ってることを書いてみました。
これからオーディオに一歩踏み入れたい人の一助になれば幸いです。


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