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オススメのヘッドホンとヘッドホンの選び方 +おまけ

※この記事はmisskey.artのアドベントカレンダー企画12/7分の記事になります。 

皆様方いかがお過ごしでしょうか?ヘッドホンに異常な愛を注ぐヲタクこと、狭霧です。
なんでそうなったかと言われると、全部東方と岸田教団ってやつのせいなんだと言わざるを得ません。いい音楽はいい音で聴きたいよなあ!?
あときっかけになったといえばモンハンですね。PSPでMHPやってたときに父親が耳掛けのヘッドホン買ってきたんですよ。それをPSPに繋げて素材を収集したときのSEを聞いたときに
「全然ちゃうやん…」
ってなったのが私の原体験になります。

さて、常日頃から音楽を聴いているかたもいらっしゃるかと思われます。そうでない方もゲームや動画など何かしらで声やBGMを聴く機会があるかと思います。
時として好きな音楽等に出会うことがあるかと思いますが、そういうときに「もっと良く聴きたいな〜」とか考えると思われます。そういうときに
「ヘッドホンどれ選んだらええねん」
ってなると思います。ヘッドホンって200種類以上あんねん。200は少ないな…

そこで、私が実際聴いたヘッドホンや店頭で聴いて良かったと思ったオススメできるヘッドホンを紹介します。
ただ高いやつを紹介して手が届かねえよ!ペッ!ってなっても困るので大体15000円近辺までに絞って紹介しています。

なお今回は音質や傾向については詳しく解説しません。好みや個人差あるというのもあるのですが、店頭で聴いたモノについては時間の制限などの理由で傾向をメモしたりちゃんと覚えられてないためです。ゴメンネ
また「俺は低音ガンガン出てるのが好きなんじゃ」などの好みもあると思うのですが、今回はあくまでも私がバランスよく聴けてええやんこれってなったやつで選定してるのでご了承ください。

・5000円以内

・ATH-S100
・ATH-AR1
安価なヘッドホンならこのあたり。安いやつだとあたりはずれあったり価格故の諦めてる部分などあるのですが、この2つはいい感じにバランスよくまとまってると思います。

・ATH-AVA300
開放型なので家の中で聴くならこれ。これはTV向けと謳いつつも価格以上の音質があると思います。
ドライバーユニットのサイズが大きくなったAVA500もあるのですが、個人的にはこちらがおすすめです。

・KSC75
6,7000台のportaproと同じドライバーユニットを使っていてかなり安く、音もいい耳掛け型のヘッドホンです。
ただ、作りがかなり簡素で、耳掛け部分を自分で曲げてフィットさせる必要があったり、落とすなど衝撃に弱く、破損しやすいので取扱注意。

・10000円以内

・ATH-M20x
・ATH-PRO5X
・SRH240A
店頭で聴いた中ではこれらが良かったと思います。オーディオテクニカさんが多くなりがちなのはなんか企業努力を感じますね。

・ST-90-05
アシダ音響さんのヘッドホン。耳に載せるタイプが駄目でなければこれでヨシ!
音がこなれるまで時間がかかる印象です。

・15000円付近

・ATH-M40x
・SH-HP10s
・ATH-AD500X
ATH-AD500Xは開放型でそれ以外は密閉型。
この価格帯から再生機器側のアップグレードによる伸びしろを感じられるようになります。

・HPH-MT5
実はこれだけ15000円からちょっと足が出ます…。なんで紹介したかというと普通に音が良かったからです。上位機種のMT8は同価格帯でもバランスが良くて音もきれいに出ていて良かったです。

・ヘッドホンの選び方

まず、実際店頭に足を運んで普段聴いている音楽で試聴するのが一番早いです。これは個人差や好みがあるからですね。
また、長くつけるものなので音質だけではなく重さやつけ心地もこだわったほうがいいです。そういう意味でも実際に試聴したほうがいいです。

試聴についてはヨドバシやビックカメラなどの家電量販店、eイヤホンなどで試聴できます。特にeイヤホンは専門店と掲げているだけあって試聴機の数が段違いです。スマホや音楽プレーヤーを持っていって聴いてみよう。
試聴のときは普段から聴いている曲を4,5曲ほど事前に決めたほうがいいです。あとは体調を万全にして聴きに行きましょう。

webで買うならサウンドハウスという通販サイトが安い場合があります。こだわりなければamazonとかでもいいと思います。

・終わりに

さて、そんなに解説とかできてないと思うのですがどうだったでしょうか?これを期にこんなヘッドホンあったんだとか、この値段だったら買えそうだな…とか思って興味を持っていただければ嬉しいです。



・おまけ -ヘッドホン改造の手法など-

さて、ここからはおまけです。闇のゲームの始まりだぜ。
なお一応断りを入れるのですが、当然ヘッドホンの分解・修理・改造を行った場合、正規の保証は切れるのでご注意くださいそもそも改造しようとか修理できる人は気にしないとは思うのですが…

過去、修理時にバラしたときの画像

※普通の改造でここまでバラすことは稀です。

・解説

ヘッドホンは大体の場合、ドライバーユニットがネジ止めされてることが多いです。ネジを緩めれば分解できます。(例外もあるけど)

ヘッドホンの構造はシンプルで、エンクロージャー(筐体)、ドライバーユニット、バスレフ板(ドライバーユニット周りの板)、ヘッドバンド、ケーブルで構成されています。ケーブルは左右で2本1対の4本。内部的に-を共通化しているヘッドホンは3本の場合もあります(片出しケーブルのヘッドホンはこれ)。

一般的なケーブルのピンアサイン(雑)


改造手法としては大まかに筐体の共振対策、吸音材、空気圧調整などあります。
筐体を後付で重りをつけたりして補強することで、筐体の共振を抑制します。共振を抑える=余計な音を出さないようにするイメージです。
吸音材の役割は反響音を抑えたり、後述する空気圧の調整を行うことにあります。
実は吸音材は100均でも揃えられたりします。綿とかティッシュとか…
筐体のサイズが小さいから出来ることですね。
空気圧調整については、ドライバーユニットの裏(筐体側)の穴を調整したり先程の吸音材の量で調整します。ドライバーユニットの穴は大抵の場合、不織紙でほとんど塞がれていて、ここの空いた穴の数を調整したり、吸音材を入れることで空気圧調整を行います。この調整でドライバーユニットの振動板の動きを制御して振動板を余計に動くことや動かなさすぎることがなくなるようにします。
ケーブルに関しては脱着式に改造したりミニプラグ(端子)を3極から4(5)極仕様にしたりします。

改造の目的としてはベースのヘッドホンの不満点の解消や音質の向上です。市販のヘッドホンは価格の兼ね合いで筐体がそれほど強くなかったり、ドライバーユニットの性能に負けたりすることがあります。それを上記の改造でなんとかするのが目的です。また、ケーブルの断線対策で脱着式に改造するなど音質面だけでなく、より使いやすくすることも目的の1つです。

改造のコーナー、いかがでしたでしょうか?
具体的に何をしているというのはここでは出してないのですが、ほとんど感覚でやってるので致し方ないですね。
吸音材とかは先人のスピーカーでやってるのがインターネットでも転がってるので割と助かったりしますが、ヘッドホンでやってるのはほとんど情報がないので日常のありとあらゆるモノを常にヘッドホンの改造に使えないか考えてたりします。主に100均で。


締めが思いつかなかったので手持ちのヘッドホン写真でお茶を濁す図


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