ねえ全部の傷の上から

こんばんは。ちんちんむしです。
デザフェス落選しました。残ってたブースも仕事の残業で申し込み時間に間に合わなくて取れませんでした。創作のことをやらないなら生きてる意味がない。別に元々ブランドがないならもう生きていたくないと思ってたから、途切れてなにもしないなら11月までに死んだ方がいい。と思うまで1時間くらい落ち込んだのですが、多分まだやれることあるよって思える自信がつくほど通販の注文があったので、キャンセル待ちをしてもいいんだけど色々別の方向で動くことにしました。
けどデザフェス出たかったなーーーーー

昨日のつまんなくて長い夜勤の休憩中に思いついた言葉が今週のnoteのテーマです。
「全部の傷痕の上からお絵描きしたい」と思いました。
今、ちょうどタトゥーを増やしたいと思っていたのですが、なんかこう入れたかったものにもっと自分らしさが欲しくて。それがなんだか思いつき足らなくて、夜勤中にずっと色々調べながら考えてて。それでもまだうーんって感じなのですが。
ただ、私のタトゥーのほとんどが、自傷痕の上から彫っていて、悲しいことがあった時に開けたけど排除されたボディピアス痕、自分で散々刃物で切った傷の痕の上から入れていることが多いです。もちろんずっと、悲しいことがあったから血を流してきました。特に親や上司に八つ当たりされた時に、自分は悲しいけどこの人たちみたいに八つ当たりしないぞって心に決めて、それでも傷ついて腹が立って泣きたいから自分を傷つけることにしていました。
「リスカをする理由」として、長いこと「生きていると実感できるから」という話をテレビや本でみかけるのですが、私にはそれがずっとわかりません。生きているから嫌なことがあります。「生きている」と実感したら、「死ねば解決する」が助長される気がしています。「死にたくてやってるわけじゃない」もわかりません。やり方によっては死ねます。
私はアームカット、またはお腹や胸など、普段生活していればほとんどの人に傷を見せることのない場所にやっていますが、やる理由としては「お前の所為でこんなぐちゃぐちゃになっちゃった」というわかって欲しさからな気がします。だけどそれを見て理解できるような相手なら話してもわかると思うし誰にもツッコまれたくないから、服で隠れるところにします。自己満足です。切るときの原因になる「悲しさ」「憎しみ」みたいなものは、もちろんちょっと嫌なことがあったくらいではそこには至らなくて、「こんな悩み死なないと解決しない」と思い込むような悩みの由来もありますが、相談するまでもないようなことだったり相談相手なんかいないことだったりが積もり積もった結果だったり、恋愛や結婚ではなくそもそも家族と家族でいられないから一生孤独なんだ、と思っていることなどです。私の恐れている孤独というのは法律で縛られてない関係に期待したくないので友達にも解決できないし、相談もしないし、でも友達は心の底から大切だし友達でいてほしいです。家族がまともじゃなくて頭の起点が効かなかったら、同じような悩みの人はいるかもしれません。「仮に何かの事故で下半身が動かなくなった時、約束みたいに誰も介助してくれる人はいないし、友達に介助させるのは申し訳ないし、気を遣わせて煩わせるなら死ぬか」みたいな気持ちで生きています。全ての始まりは、散々全てのことを八つ当たりしてきた家族の所為にしています。でも家族の所為にしてもどうしようもありません。なにも変わりません。話が通じるなら今頃解決している、というようなことばかりで意味がないです。それでも孤独感や恐怖からの気持ちは止まらない時があって、切るに至ります。それが治って薄くなった頃に上からタトゥーで隠す。乗り越えられない嫌なことがあればタトゥーのない服に隠れる場所を切る。そんな繰り返しです。

私の描く絵本や意味を含めた絵も、私の経験や心の傷から出来上がっています。
傷の上から絵を描いて、作品にしています。

だからこそ、「全部の傷痕の上からお絵描きしたい」は、私の人生の目標でもあり、創作の目標になりました。タトゥーが大好きだから、全部の自傷痕の上から、ちゃんと前向きな意味を込めた絵を入れたい。タトゥーはスタジオで入れるとき、サイズによるものの私が入れたいようなのは正直安い値段ではありません。でも、今までの傷を全部隠せるほどの絵を入れられるくらいのお金を稼げるようになること。
私の自傷痕は見せられないけど、今まで出した絵本の感想を見ていたら同じ感情を抱いて生きている人がいてくれたから、私の傷から生まれたものをペンで上書きして作品にしたい。今までの傷が覆えるような出来事はそれしかない。
これが人生のテーマだ！
全部の傷痕の上からお絵描きするんだ。
私の肉体から作品もギャラリーも作れてしまえばいい。そうしたら今までの八つ当たり野郎どもなんかざまあみろ。
全部全部全部の傷から生まれることがわかったら、じゃあこの先も生きていてどんなに傷ついたってやっていけるし、私の方が私に傷をつけた武器より強い。
ざまあみろ。ザマアミロ。

私を傷つけておいてのうのうと笑ってるお前らなんか絶対この先の私に勝てない。