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シティリーグ反省会|2024s1ベスト8


デッキ選択

シティ参加時期

シーズン1「古代の咆哮/未来の一閃」発売後(11月12日)

シティの候補デッキ

ロストギラティナ
トリコロール白ルギア
純白ルギア
一撃ルギア
サーナイト(ザシアンV)
サーナイト(ゴージャスマント)
リバーサルサーナイト
ターボトドロクツキ
水トドロクツキ
雷トドロクツキ
炎トドロクツキ
ロストトドロクツキ
炎ロストバレット
カイナパオジアン
純パオジアン
ブジンエンテイ

これは手持ちのデッキで換装可能な分も含め、シティで使用する候補となったデッキです。
この候補の中でも特に、ロストギラティナ、トリコロール白ルギア、カイナパオジアン、ロストトドロクツキ、ターボトドロクツキ、サーナイト(ゴージャスマント)が現環境において強力だと感じていました。


ロストギラティナ、ロストトドロクツキ、ターボトドロクツキ

この3つは現環境において制圧力があり、強力な選択肢だと思われます。
特にトドロクツキ系のデッキは走り切りデッキであり、初動で盤面を作りながら先制攻撃によって有利を築く都合プレイングの介入がほぼ無く、度重なる残業による練習不足を補えると思いました。
ロストギラティナに関してはキュワワーを軸とした安定した動きが可能であり、普段から使っている事もあり、ある程度経験でなんとかなると思いました。
これらはPTCGLでほぼ無料で組めたことから、深夜からでも対戦相手が確保でき、ある程度練習することができました。
しかし、段々これらのデッキの弱みが見えてきました。
・どちらも序盤コケた時に巻き返しにくい
(ロスギラはロストさえ貯めればイケるが、トドロクツキは特にキツい)
・EXやVを軸に戦うため、ブン回った相手に執拗に狙われると負ける
・エヴォ軸のリザが意外とキツい
・特定のサポートに頼り過ぎている(ネオラントはできれば採用したくない)
などです。
特に最後の「特定のサポに頼りすぎ」に関しては、5回戦をできれば無敗で勝ち上がりたいシティリーグでは避けたいと考えました。
PGCGLでも事故ってる間に攻め手を潰されて負けるという事があり、少しずつこのデッキを使う意思が削がれていきました。


カイナパオジアン、トリコロール白ルギア

どちらもテツノカイナを採用しており、非エクポケモンを無視して2-2-2を作りに行けるデッキです。
どちらもエネ加速手段として2進化ポケモン(用意する手段は全く違う)を利用し、似たような事をします。
パオジアンはワンパン性能が高く月光手裏剣などもできるため攻め手が多く、ルギアはそこそこの耐久を活かした2パン+スタジアム破壊と序盤以外の雪道耐性が強く、どちらも捨て難いデッキです。
当時環境で急激に使用者を伸ばしていたトドロクツキを仮想的に据えた際、

・ルギア
相手の置いたスタジアムをこちらからも破壊でき、どっすんカビゴンはスタジアムをトラッシュしながらのカラミティーストームかミュウのゲノムハックでしか倒せないため、かなり有利に立ち回れると思いました。
PTCGLでも、対トドロクツキは勝率良かったです。
が、トラッシュにアーケオスを貯めながらルギアを進化させるまでの動きはエネが多く入っている都合難しく、理想と現実の乖離が激しいデッキだと感じました。

・カイナパオ
スタジアムをこちらも貼りたい都合、カラミティーストームを220で打たれてしまい、パオジアンがちょうど倒されてしまいます。
また、クロススイッチャーやゲッコウガが入っている型も存在するため、セグレイブやセビエが取られ続けてGGという事もあり、負け筋が多いなと感じました。

などの点から使用に疑問が出てきました。
また、カイナパオは単純にプレイ難易度(特に相手の動きへのケア)が高く、練習不足&下手くそな自分では使いこなせる自信はありませんでした。
この2つもシティ前日まで悩みましたが断念することに。


諦めていたサーナイトとの邂逅

前週にれーみんさんが優勝していたサーナイトが気になってしょうがなかったので紙で練習…のはずがこの週は無限残業編で家から出られず、ジムバトルへの参加は絶望的、サーニーゴメンバーシップディスコ鯖でも深夜に対戦相手を募るのは絶望的でした。
このデッキが気になりながらも安定択を取ってロストギラティナをPTCGLで回す日々…
そんな中、サーナイトを握る決断をさせてくれる漢がおりました。

ONC最高!ONC最高!

セイボリーはロストギラティナを回している時から採用していた現環境の本質カードだと思っていたので、3投されているのを見て使用を即断。
シティ前日ではありましたが急遽サーナイトを握ることに。
以前からサーナイトをジムバトルで2回ほど使用と、友人との対戦でよく使っていたこともあり、プレイはある程度慣れていたので大丈夫だろうと思いました。

また、非エクを多用するデッキはテツノカイナやテツノブジンを苦手としていますが、シェア数としては使うより受けて立つデッキの方が多く、逆張りして一周回ってサーナイトが強い環境であったように思えます。

デッキとしても、サポートに頼る事はなく、寧ろ妨害としてあれば使うという感じで、ついでのように打てるカウンターキャッチャーは捲くりデッキであるこのデッキととても相性が良いです。

かくして、強い人を信じて理想に近いこのサーナイトを握る判断をしたのでした。


シティリーグの結果とか

▼予選ラウンド


サイド何枚取られたとかはあんまり覚えてないのでほぼ割愛

パオジアン 先◯

先攻を取れて初手のゲッコウガを置き、他の手札を確認。
VIPパス2枚。
VIPパス2枚!?
ラルトスとマナフィを敷き詰めてブン回すプランへ。
相手はパオジアンスタートでVIPパス+αからセビエ×2とビッパとゲッコウガを設置。
返しにセイボリーで妨害しつつキルリアを回す。(相手ビッパをトラッシュ)
相手はセグレイブと追加のビッパを用意しつつヘイルブレードで応戦。
こちらはゆっくりクレセリアとサナexを立てつつムンリバでビッパを落として手札回復させない構え。
案の定相手は手札が回復できず、戦慄く冷気で持ってきたエネでクレセリアを落としてくる。
こちらはパオジアンを落としてエネ供給も絶ち、サケブシッポでセグレイブも狙いアタッカーとリソース源を徹底して潰す。
残り時間3分で最後のサイドを取りGG。
やはりセイボリーは本質。

ミュウV 後◯

こちら初手そんなに良く無く、頑張ってミラステから入る。
マナフィが用意できず、ブロックスライダーに怯えるも中々飛んでこず。
こちらがマナフィ用意できるタイミングでちょうど飛んできたが既に盤面は完成しており、カウンターキャッチャーで前に縛りつつセイボリーで圧をかけ、バトル場は現状ブロックスライダーで落ちないサーナイトで攻撃してサイド残3。
なんやかんやあって相手盤面回復しつつミュウVmaxで攻撃してきて、それを倒しきれず2パンで倒す予定でサナで攻撃。
ターンを渡して相手が動いていたところで時間切れ、先攻ターン中なら後攻ターンまでやっていいルールなので相手の動きを待つ。
相手はミュウVmaxでミュウVのサイコジャンプを使用してサナを倒して残りサイド1だか2だか。(忘れた)
この時点で気付く、「あれ、これ俺が勝たないと両負けでは…?????」
焦ったが冷静にサナを前に出すが、ダメージを受けており、あと3エネが付けられない。(実は手札に1エネあったから3エネも付けなくてよかったが、焦り過ぎて打点計算すらミスりかけた)
どれだけ苦しくても詰めのために取っておいたカウンターキャッチャーと合わせて後ろの新品ミュウVmaxを330ダメージで倒してサイド3枚取って勝ち。

余談ですが、後でこの方とトナメで再戦(勝ち上がってきた)し、「さっきは勝ってくれてありがとうございました。あれ両負けしてたらここまで来れなかったですw」と言われました。
「だったらあのミュウVmaxでサイコジャンプ打たないでくれ…」って思いましたが飲み込みました。
良い人ではあったので邪険にはできないですね。

ロストギラティナ 後✕

相手手札ちょっと詰まってたみたいですがキュワワーの花選びからゲッコウガとアクロマ捲って悩んだ末ゲッコウガを選択。
隠し札からアクロマ引いてきてブブンのブンでアクロマから次のアクロマチェインしてあっという間にロスト10枚。
こちらは思うように展開できず、気合で1匹ずつ取っていくも将来的には不利。
ギラティナをカウンターキャッチャーしつつサケブシッポでベンチ狙撃してみたりするも豊富な入れ替え札で出てくるウッウでワンパン…
そうこうしてる間に重大なミスに相手が気付く。
相手「あれ、雪道あるのにさっきのターン隠し札使いました?」
自分「ん????????あ!!!!!1!!」
すぐジャッジを呼んで修復(手札2枚をランダムにデッキに戻し、捨てたエネを手札に戻す)とサイドペナルティ1枚が行われ、相手に謝罪しつつゲームを続行。
しかし、お互いに非エクでの捲くりを想定したデッキである都合、時間切れが迫る。
相手がミスってボスをロストしてしまっており、サイド差は同じ3枚(ペナルティがあるので相手はあと2枚取れば勝ち)。
こちら後手だが、次の相手ターンに相手がボス2枚め入って無くてサイド2枚取れなければ、自分のターンが回ってきてもゲームを終わらせられない。
両負けが一番意味ないので残り時間5秒のところで腹を決めて投了。
途中雪道忘れて隠し札を使ってしまったのもあって、負けて然るべきというのもあります。
まああと100年続けてても多分勝ててない試合だったのもあります。
あと2連勝かつ、自分の対戦相手が勝ち上がってくることを祈る時間が来ました。

アルセ&ニンフィアV 先◯

よくわからんデッキでした。
相手ピン挿しのナンジャモ打つ予定でネオラント出すもサイド落ちしてて対象なしを宣言後苦渋の表情で博士の研究使ってなんか知らんVmaxが大量にトラッシュへ。
その後アルセウス出してきて、ニンフィアVの特性でハイパーボールをサーチ。
アルセウスVstarに乗られると厄介なので、盤面作りつつナンジャモで手札混ぜてお祈り。
祈りが通じて相手苦しい表情でまたもハイパーボールサーチしてエンド。
こちらまた展開しつつナンジャモ。
盤面ぐちゃぐちゃにして勝ちました。

ペパーエヴォ型黒リザードン 先◯

予選最終戦。
3ヶ月ちょいのポケカ人生で一番激アツな試合だったと思います。
以下は初手↓

「ああ、俺の初シティはここまでか……帰りにラーメン食って『優勝!』ってツイートすっか…」

かなりの諦めムードのこちらとは裏腹に、対戦相手はブジンを警戒してヒトカゲ+ビーダルのご機嫌スタート。
しかしこの手札ではプレイングもクソも無く、トップドローは崩れたスタジアム。
エネ手張り+剣の咆哮で加速してエンド。
相手はペパーからVIPパス+エヴォリューションの黄金コンボでリザードとビーダルが立つ。
立つなリザードン!
エネを手張りしてザシアンを殴れる3エネにしつつ、トップから引けたナンジャモで巻き返しを図る。
ボール系が何枚か引けたのでラルトスを2枚並べる。
ここで攻撃するか迷った時に悪寒が走り、殴らず剣の咆哮
下手に1枚でもサイドを取ると、負けん気はちまき+バーニングダークで240出されてしまい、ザシアンがワンパンされてゲームエンドが早まるので、エネをデッキから引っこ抜く目的でも、殴らず剣の咆哮を選択。
立つなリザードン!

相手は余裕の表情で引いてきたリザードンに進化。
その後キルリアの多面を恐れてか、ザシアンではなくラルトスをボスで呼んで殴る。(相手サイド残り5)
こちらは残ったラルトスを前に出し、ナンジャモを絡めつつなんとかミラステキルリアまでこぎ着ける。
相手はまたもボスを使い、せっかく並べたキルリアを呼んでバーニングダーク。(相手サイド残り4)
ここから、巻き返しゲームが始まります。
まず、こちらはサイドを1枚も取ってないので、相手のリザードンはこちらのザシアンをワンパンできません。
なので、ザシアンから先殴りしていくとお互いに2パン必要ですが、先にこちらが殴りきれます。(自分サイド残り4)
その後、相手は2体目のリザードンでこちらのザシアンを倒す。(残りサイド2)
こちらも負けじと、サナexを出しつつ、アルカナサナ+リバエネ+超エネ6枚(剣の咆哮2回によりなんとか6枚足りてた)で330ダメージ出してワンパン。(自分残りサイド2)
ここで相手にボスがあったらサーナイトex取られて終わりなんですが、相手は既に2枚ボスを使っており、ほぼほぼ心配ありません。
心の中ではめちゃくちゃもうボスが無い事を祈ってましたが。
時間が迫っており、両負けはしたくない相手は早めにかがリザを前に出しこちらのサナを攻撃。(相手サイド残り1)
もう後が無い自分はレベルボールを空打ちして山を確認し、カウンターキャッチャーとボスが有ることを確認。
そして、リザードンをワンパンするにはザシアンを再利用するしかないという事も再確認し、釣り竿を使用して対象ザシアンのみ。
霧の水晶でザシアンサーチ。
残ったキルリアとアルカナシャインで山をぶん回し、どちらも引けず。
ナンジャモも使用して2ドローはボウルタウンとリバーサルエネ……リバーサルエネ!!
ゲッコウガの隠し札でリバーサルエネを捨てて2枚ドロー!
引いたのは……カウンターキャッチャー!
最後のリザードンexをバトル場に呼び、サイド2枚取り切って予選最終戦を勝利で収めました。

この試合は大雑把ですが割りと覚えており、サーナイトというデッキの底力を再確認した試合でした。
ONCにも配信にこの初手で勝ったって報告したら褒めて貰えました(キャッキャ
こんな初手でもプレイングと運次第で勝ち得るんだぞっていうのを皆さんにも知ってほしいです。

そんなこんなで予選を3位で通過。
「なんか順位高くね???」って思ったら予選で当たったミュウVの人とロスギラの人が両方予選抜けててそりゃ順位高いわなと。

▼トーナメントラウンド

ミュウV 先✕

これはもう完全に気が抜けてた+噛み合いが最悪で、ろくに展開できない内に後1ブロックスライダー極められて抵抗できず負けました。
初手のハイパーボールをミラステ用に取っておかずラルトス持ってくるのが正解だったと思います。
そのプレミが無ければもしかしたら勝ってたと思います。

割りとマジで反省した

予選で勝てていたのに、トナメで負けてしまった反省点としては、今までサーナイト使ってミュウVとの対戦は1回しかしたことがなく、単に練習不足でした。
予選でブロックスライダーが中々飛んでこなかった事もあり、後1で飛んでくるというのが想像できていなかった事も敗因です。

かくして、ポケカ始めてCL落選~初シティまでの3ヶ月の集大成はここで終了しました。
次はS2に向けて、年内か年明けか知らないですが優勝目指して練習していきたいと思います。
年内ならまたサーナイト握ると思います。

締まりの無い終わり方ですが、読んでくださってありがとうございました。
反省してま~~す

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