いつか天国へ行ったら
若いのに、綺麗なのに、才能あるのに、と私だって思うけれど、
若くなくても綺麗でなくても才能がなくても!人の死は誰かの悲しみだ。
私がいつか天国へ行ったら、そこはどんな所だろうと考える。
私が描く天国は、まず家族が待っていて、森があって、大切にしてたオカメたちが次々と頭に飛んでくるのだ。そしてシワシワのお婆ちゃんな私は魔法をかけられて、みんなと別れた頃の姿に還る。
いらっしゃい よく来た
お前はよくやった、よく生き延びたと、みんなが私を褒めてくれるんだ。
みんなが私を褒めてくれるんだ。
私はその瞬間の為に、この世界を生き抜いてやるんだ。