ねこぶくろ赤缶

漫画、特に過去に他誌などで連載されていた作品をコミックスにする際に、考えるのは「コミック化における特色」の見せ方。特に4コマ漫画のように、ある意味で動かしがたい定型が存在する場合、基本的に変化を付けにくい。

特に、作品そのものが、長期に渡って複数誌で連載されている場合だと（４コマ誌ではよくあることです）、掲載時には分からなかった漫画家のペンの変化なども気にかかるポイント。

今回は、あまりそういった面での変化が付けられずに、よくいえばオーソドックスな見せ方で編集作業を終わらせてしまったのは心残りであった。

何よりも、ほとんどがアナログ原稿で、スキャニング作業での試行錯誤で時間を取られたのも痛い反省である（学ぶべきポイントはあった）。

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