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歯ブラシはお口の悩みで選べ!?自分に合った歯ブラシの選び方
こんにちは!
NextRevolutuion(ネクストレボリューション) PR事務局です。
このnoteでは「お口から全身へ、ヘルスリテラシーを高める」をテーマに、美容・健康情報を発信しています。
今回のテーマは「自分に合った歯ブラシの選び方」です。
たくさんの種類がある歯ブラシ。一体何がちがうの?
ドラッグストアの歯ブラシコーナーに行くと、色々な種類の歯ブラシがあって悩みますよね。
「極細毛」「濃密毛が歯垢をかき出す」などキャッチーなフレーズが並んでいるものの、
歯ブラシで見るべきポイントは、以下の3つを抑えておけばOKです。
毛の硬さ…歯ブラシの毛が硬いか、柔らかいか
毛先の細さ…毛の太さは一定か、毛先に向かって細くなっているか
ヘッドの大きさ…ヘッドが大きいか、小さいか
人の口の中は十人十色。「万人に合う歯ブラシ」はない!
当たり前のことですが、人の口の中の状態は、一人ひとり全く異なります。
歯の生え方や歯ぐきの強さ、食習慣など、ご自身の個性を理解した上で、自分の口に合う歯ブラシを選ぶのが重要です。
そういった意味で、「万人に合う歯ブラシ」というものは存在しません。
自分に合った歯ブラシを見つけるためには、まず自分のお口の状態に向き合う必要があるのです。
自分のお口は「虫歯タイプ」?それとも「歯周病タイプ」?
歯ブラシを選ぶ上の指標としてまず確かめてほしいのが、
自分のお口が「虫歯タイプ」のお口なのか、それとも「歯周病タイプ」のお口なのか。
簡単に言うと、虫歯が気になりやすいタイプなのか、それとも歯ぐきの腫れや出血が気になりやすいタイプなのかということです。
歯医者へ通う患者さんの悩みとしてメジャーな「虫歯」と「歯周病」は、
不正咬合(噛み合わせの不具合)と並んで「歯科の三大疾患」とも呼ばれています。
ですが実は、虫歯・歯周病の原因である虫歯菌と歯周病菌は、まったく異なる性質を持つ細菌どうし。
活動が活発になる環境が違うからこそ、オーラルケアに気をつけている人であれば
「虫歯にもなりやすいし、歯周病にもなりやすい」という人はほとんどいません。
なので、人のお口を2種類に分けてみると
虫歯になりやすいか
歯周病になりやすいか
で分けることができます。
自分がどちらのタイプなのかを知ることで、自分に合う歯ブラシも見えてきますよ。
虫歯タイプの特徴と、虫歯タイプに合った歯ブラシとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1669700296881-tvvpIFqD68.jpg?width=1200)
虫歯になりやすい「虫歯タイプ」の人は、下記のような特徴を持っていることが多いです。
甘いものをよく食べる
すっぱいものが好き
間食が多い
歯の質が酸に弱い
歯並びが悪い
口呼吸が多い
虫歯菌は、口内に残っている糖分を餌に酸を作り出します。
この酸によって歯のカルシウムが溶けることで、歯に穴が空く虫歯の状態になります。
また、酸っぱい味のする「酢酸」や、砂糖が入っていない炭酸も「酸」の一種。
そのため歯の質的に「酸に弱い」人は、甘いものを頻繁に食べていなくても虫歯になったりします。
虫歯が気になる人は「毛先は細すぎず、ふつうの硬さ」で
虫歯菌は酸素を好むため、歯ぐきの奥深くよりも歯の表面でより活発に働きます。
そのため虫歯タイプの方が歯ブラシを選ぶ際には、
「歯の表面についている歯垢をすみずみまで取り除く」という観点から選ぶようにしましょう。
おすすめの毛の硬さは「ふつう」
通常の場合、歯ブラシの毛が硬ければ硬いほど、汚れは落としやすくなります。
しかし、あまりに硬すぎる歯ブラシは、歯を削ってしまったり、歯ぐきを傷つけてしまうことも、
毛の硬さが「ふつう」の歯ブラシを選ぶことで、歯の表面の歯垢をバランスよく取り除くことができます。
毛の太さが一定のものを
歯ブラシの中には「毛先が極細になっている」ことを謳っている商品もありますが、
毛先の細い歯ブラシのメリットは歯の奥にある「歯周ポケット」の歯垢も掻き出せること。
反対に、毛先が細すぎると歯の表面の汚れを取るのに時間がかかります。
虫歯予防に力を入れたい場合は、毛の太さが一定の歯ブラシの方が、歯の表面についている歯垢がより取りやすくおすすめです。
ヘッドの大きさはふつう〜小さめ
ヘッドが大きすぎてしまうと奥歯に磨き残しが発生しやすくなります。
一方であまりにも小さいヘッドだと、磨くのに時間がかかってしまうデメリットが生まれます。
そのため、ヘッドの大きさは中間あたりである「ふつう〜小さめ」をおすすめします。
歯周病タイプの特徴と、歯周病タイプに合った歯ブラシとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1669700409629-VUT30nxq4x.jpg?width=1200)
歯肉炎や歯ぐきの出血が起こりやすい「歯周病タイプ」の人は、下記のような特徴を持っていることが多いです。
タンパク質、特に肉をよく食べる
喫煙習慣がある
歯並びが悪い
日々ストレスを感じている
親や親戚に歯周病患者がいる
歯ぐきの赤みや炎症といった症状から始まり、重度になると歯が抜けてしまう歯周病は、
歯垢(プラーク)の中にいる歯周病菌が毒素を排出することで、
歯石や歯周ポケットを生成しながら歯を支える歯槽骨を溶かします。
歯周病は免疫力が低下すると発症しやすくなるため、日常的にストレスを感じていたり睡眠不足だったりする人は歯周病になりやすいです。
また、糖尿病などの遺伝的要因もある疾患や、喫煙習慣なども歯周病に影響を及ぼしています。
歯周病が気になる人は「極細毛先、硬さはやわらかめ〜ふつう」で
おすすめの毛の硬さは「やわらかめ〜ふつう」
歯周病が進行している場合、歯ぐきが腫れていたり出血しやすくなっていたりすることも多いです。
そのような状態で毛の硬い歯ブラシを使ってしまうと、かえって歯ぐきを痛めてしまうことにもなりかねません。
そのため、もうすでに歯周病の症状が出ている方は「やわらかめ」、歯周病を予防したい方は「ふつう」の硬さを選ぶと良いでしょう。
歯周病予防には毛先が極細になっているものがベター
歯周病菌は歯と歯ぐきの間にある歯垢や歯石の中で多く繁殖します。
奥深くにある歯垢も掻き出せるように、歯ブラシの毛先は、歯と歯ぐきの間に入り込めるくらい極細になっているものを使いましょう。
さいごに
株式会社Next Revolutionは、「日本をリードするwell-tech カンパニー」をミッションに、
美容・健康領域におけるプロダクト開発事業と歯科医院経営サポート事業を展開しています。
歯科医院の経営者でもあるCEO天雲の歯科医療・予防医学・医院経営の知見を活かし、
well-beingの領域から豊かな社会づくりを目指しています。
このnoteでも歯科を基点としてさまざまな美容・健康情報をお届けしますので、
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記事監修者
天雲丈敦(てんくも・たけのぶ)
鶴見大学歯学部卒業後、加藤歯科医院ユニオンセンター歯科室に入職。副院長5年経験を経て、2012年横浜市にててんくも歯科医院を開院。2013年千葉に分院を開設。14年に医療法人社団を設立し、16年には本院を6倍に拡大移転、静岡に分院を開設。現在、歯科のみに留まらず、遺伝子検査、整体などの全身予防の医療連携を行っている。
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