むらくもミラー攻略組によるバトルドームcs 動画卓反省会

こんにちは、ねくすとです。
今回は少し前に出場したバトルドームcsで僕の対戦動画が残ったので、その動画を見ながら解説、分析、反省をしていきたいと思います。

動画
https://youtu.be/cw7TrjZnmfc

トナメなので2本先取のマッチ戦、むらくもミラーの後手スタートです。右側のプレイヤーが僕です。

1本目 （後攻）

・後攻1ターン目

ミリオンラットかスケロックライドで小考
ハンドがフシミジャコツジャコツと殴り返せる札が多かったためローリスクで相手のパンチを返せるラットは不要と判断してライド。

ラットで盤面を広げても順当にゲームが進むと相手の4ターン目ヒューガで全てデッキに戻されてしまうためラットが要求値として機能するのは2.3ターン目。
2ターン目に殴り返せる札は持っているうえ2ターン目の要求が5kから10kに変わってもダメトリ1枚で止まってしまうので実質機能するのは3ターン目だけ。
かなり旨味は薄そうに見えたのでラットライド。

・先行2ターン目（相手ターン）

ジャコツライド、ラット分身してスケロックコールから3パン。
メオーマルは後半の要求に絡むのでここでは投げないとして、ジャコツの2枚目があれば即投げてきそうな盤面なのでジャコツの2枚目はなさそう。恐らくそんなに相手のハンドの質は高くない。

ダメトリ1枚で止まるので最初ノーガードでダメトリなし、次もノーで相手のドライブは星、最後のアタックにヒール切ってターン終了。
こっちもダメトリ乗ってたのでG2を1枚切れば止められたけどこの盤面だとフシミジャコツジャコツのバリューが高すぎるためヒール切り。

・後攻2ターン目

フシミライドからジャコツ2体コール。

このターンのプレイ方針は横殲滅。
前のターンの投げ方に加えドライブで捲ったカードが星なので多分相手のハンドの質はかなり低め。
ここでVに突っ込むとシラユキライドで横の8k組が10k要求を取って来たりヒューガライドでアタッカーを持って来られたりしてそのまま押し込まれるので横を殴って相手に一度弱い要求のターンを作ってもらう。
一応ガードにシラユキを切ると3ラインとも止めることができるが、その場合ジャコツが2枚誘発確定するうえにVは一枚貫通、しかもその返しのターンはシラユキにライドしてもソウルが2枚ないため横の8k組がどこも届かずあまり意味がない。
このターンはそのまま殲滅が通って終了。

・先行3ターン目（相手ターン）

ヒャッキライドジャコツラットコール
予想通りかなり盤面は弱め、多分ジャコツはターン開始時ドローとアクセル2のどちらかで引いてきたカード。
ラットに関しては持ってたか上から引いてきたかはかなり微妙。
2ターン目に横に晒すならスケロックよりラットだけどヒューガの全除去後のケアとして持ってたラットを札の質が低すぎて投げてきた可能性もあり。

1パン目のアタックにシラユキを合わせて3ラインとも要求を0に、シラユキ強すぎるっピ…

VでVを殴られた場合、横のジャコツインターセプトで2枚貫通は貼れるが、その場合トリガー1枚横に乗っけられてジャコツでジャコツを殴られるあまり良くない展開になる。覚悟のノーガードするかどうか考えてたけど横を殴られたので普通にノー

トリガー無し無しで抜かれなかったがドライブがマダムマダムのジャコツでシラユキ回収、ここまでで相手はソウルを1枚も吐いてなかったのでガードにシラユキ3回は切られそうで結構面倒。

・後攻3ターン目

ヒューガがなかったのでとりあえずハンドにあったタンガンにライド。上から2枚目のシラユキを引く。
ここも基本方針は殲滅。まだ相手の墓地にシラユキが落ちていないため相手が前回のチェックで捲ったマダムを強く4ターン目の盤面に絡めるにはシラユキをガードに切って墓地に落とす必要があるが、その場合こっちのジャコツが2枚誘発するジレンマが発生している。
アクセルサークルにユニットを置いて余計に点数を入れてもヒューガに全て戻されて寒いだけなのでここはそのままバトルフェイズに。

ドライブはラットとクリティカル、捲ったのがドローかヒールならVに乗っけてジャコツで空パンしてもう1ターン相手に弱いターンを作らせる方針だったが、捲ったのがクリだったら引いたシラユキと1ターン目から取っておいたスケロックで4ターン目にキルするプランでいこうと思っていた（相手が止めてきたら1万切らせたうえに次のターンもヒューガで増やされないからそれはそれでアド）ので捲った星を元気よく横に。クリ2が通って相手3点

ここが致命的なミス、私はゴミです。

このターンはこっちがなにを捲ろうが絶対に空パンすべきターンでした。
主な理由は二つ。
まず一つ目は4ターン目のキルプランが細すぎるから。
ここで2点通るということは相手がシラユキを切っていないということなので次ターンのスケロック込み6パンにシラユキを合わせられるうえに、そもそも相手の点数が3点なのでVから殴ればヒールもできる状態、ダメトリも2回チャンスがあってほぼ確実に4ターン目にキルまではいけない。

二つ目は焦ってここで2点いれなくても十分ゲームを伸ばした先に勝ち目があったから。
この時点での相手のハンドは7枚。
公開札がシラユキ、マダム、マダム、星
非公開3枚のうち恐らく1枚は乗り直し用のヒューガ、残り2枚もここまでの投げ方からトリガーか、良くてヒューガターンまで取っておいているメオーマルくらいだと推測できます。
（タンガンニュードーもヒューガ下で強いカードだが持っていたらヒャッキではなくタンガンに乗るはずなので恐らく無い。）
つまりCB全裏でターンが返ってきた時、盤面に投げられるカードがほとんどないということになります。
ここはもう1ターン相手に弱いターンを作ってもらって徐々にリソース差をつけながらヒューガを引くのを待つべきでした、猛省。

先行4ターン目（相手ターン）

ヒューガライド、メオーマルマダムシラユキコール（シラユキ効果使用）
ヒューガ効果でダンゼツアナークコール

先程とは打って変わって強めの盤面。
点数入れたしメオーマルコールも解禁されたのでそりゃそう、全て自分のせい。
でもこの時の自分は『あ〜シラユキ投げてきたから返しキルまでいけそうだな〜』とか考えてた、この世の終わり、ゴミ人間

メオーマル20k要求、シラユキ25k要求、ダンゼツアナーク25k要求、Vのパワーが実質35k

とりあえず一枚で止められるメオーマルを止めて次はシラユキのアタック。
ハンドにカンガもなく、クリを捲られたら結局負けなので相手のヒールを潰すのとダメトリ期待で1点受けて4点に。
相手のドライブが無しドロー、こっちダメトリ乗らずで35k切ることに。他に切れるカードがなかったためスケロックをガードへ、もうめちゃくちゃ。
この時の自分『あ〜ダメトリ乗らなかった、不運だなぁ〜』

後攻4ターン目

とりあえずシラユキを重ねるもスケロックも失い盤面の質はゴミカス。
要求的に削り切るには全く足りずドライブはG3.G3で8ヒールくらいまで要求される、ヴァンガードの神様はミスに厳しいことで有名。
そのまま返しのターンに6点入って負け、1本目を落とす。

1本目まとめ

先行の3パンを後手がフシミ込み殲滅3パンで返して次ターンの弱い要求をシラユキで受ける展開まではかなり良かった。
けど後手3のクソデカミスで全部台無し、咎められて至極当然の敗北

2本目に続きます。