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何のために働くのか

この春から新入社員として働いている人も多いでしょう。また、異動によって新しい環境に身を置いた人もいるかもしれません。

令和4年度の内閣府の世論調査における「働く目的は何か」の回答は、「お金を得るために働く」の割合が最も多く、60%以上を占めました。

それに次いで、「生きがいを見つけるために働く」が14.1%、「社会の一員として、務めを果たすために働く」が11%、「自分の才能や能力を発揮するために働く」が6.7%となっています。

生活の基盤となる金銭を稼ぐことは大切ですが、働くこと自体が喜びであるという点を忘れてはならないでしょう。

仕事を通し、自身の才能や能力を発揮して成長する喜びがあります。そして、それらが社会で誰かの役に立つことが、大きな喜びでしょう。

新しい仕事に奮闘している人も、長く仕事を続けてきた人も、こうした目的を忘れずに、働く原動力としたいものです。

今日の心がけ◆働く目的を自覚しましょう

(出典:職場の教養2024年4月号)

◾️本日のエピソードの感想


経営者としての立場から見た「何のために働くのか」という問題に対する感想を述べるにあたり、まずは働く目的に関する世論調査の結果を踏まえ、現代社会における労働の意義を深堀りしてみます。この調査結果は、多くの人々が「お金を得るために働く」と回答していることを示していますが、これは表面的な理由であり、働くことの本質的な価値を見落としている可能性があります。

社会人としての役割

私たちは、社会人として様々な役割を担っています。仕事を通じて社会に貢献することは、ただ単に経済的な報酬を得るためではなく、

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