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社会人基礎力

社会人基礎力とは、人が職場や地域社会で様々な人と仕事をしていくために求められるものとして、経済産業省が2006年に提唱した概念です。

ここでは「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力で構成されており、「チームで働く力」は、その要素として発信力・傾聴力・柔軟性・状況把握力・規律性・ストレスコントロール力を挙げています。

人数の多少にかかわらず、職場では他人とのかかわりが不可欠であり、このような要素を備えておくべきであることには誰しも納得できるでしょう。

とはいえ職場における人間関係は複雑で、時には良好な関係を保つことが難しいこともあります。そのようなとき、 この6つの要素のほかに「周囲の人の美点を発見する能力」を付け加えて解決の糸口にしてみてはどうでしょう。

人間関係がこじれると相手の欠点が目につきやすくなるものです。人の長所や美点を見つける行ないは、冷静な自己に立ち返らせ、内面を豊かに潤わせて、人間関係を修復へと向かわせることもあるのです。

今日の心がけ◆良好な人間関係を保ちましょう

(出典:職場の教養2024年4月号)


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◾️経営者からの感想

社会人基礎力の現代的意義の理解

社会人基礎力とは、経済産業省が2006年に提唱した、職場や地域社会で様々な人と協働していくために求められる能力です。この概念は、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力から成り立っており、それぞれが職場での効果的な対人関係や業務遂行に不可欠です。これらの能力は単に仕事をこなすためだけでなく、個人のキャリア成長と組織全体の発展に寄与します。

主要三能力について

  • 前に踏み出す力:新たなプロジェクトや課題に積極的に取り組む姿勢は、特に変化が激しい現代のビジネス環境において重要です。たとえば、新技術の導入や異文化との交流が求められる場面で、この能力は企業の革新を推進します。

  • 考え抜く力:複雑な問題解決には、根本原因を見極める分析力とそれに基づいた戦略的な思考が必要です。経営判断や市場分析など、幅広いシナリオでこの力が試されます。

  • チームで働く力:チーム内のコミュニケーションや共同作業は、プロジェクトの成功に直結します。発信力や傾聴力、情報把握力などは、スムーズなチームワークを実現するために必須の要素です。

美点を見出す力

職場における人間関係はしばしば複雑ですが、同僚の美点や長所を発見し評価する能力は、

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