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airpods proを洗濯機に入れて水没。からの復活の巻

はじめに

※お急ぎの方は、「復活の古文書」を見て下さい!

タイトルでほぼネタバレなんですが、不幸にもairpods proを洗濯、水没させ、復活となった。その過程で絶望、模索、希望、喜びと、かなりの感情のスペクタクルがあった。もちろんその方法も簡単だが記しておきたいと思い筆をとりました。
(復活法あくまでも今回成功したという例ですので、必ず成功するものではありません。)

どん底の不幸になってしまった方もそうでない方も当たり前の幸運を感じられますように。

出会い

私は毎日(平日)、音楽、落語、ニュースとイヤホンを耳に突っ込み戦場と言う名の職場に向かっている。「Bluetoothなんて信用できんなー。やっぱり線がないとな。」とか強がっていた私も外部音声取り込み機能に興味が出ていた。 その代物は、「結局なんでも手に入れる前が一番楽しい」と悟り出した大人の私にとって不足の無いアイテムだ。
BOSE、SONY、Apple、各メーカーの高級ワイヤレスイヤホンにスコアをつけたりして、最後に勝ち残ったのがBOSEと Appleだった。
私の年代は、BOSEに弱い。「結局BOSEが一番」みたいなところがある。ところが、スマホの相性で結局Appleにした。

購入して3日後

それはある木曜日の朝5時。
洗濯機のある方向から聞こえてきた悲鳴にも似た声で目が覚めた。
「ありえへーん!」嫁さんの声。
一瞬で全てを悟った。
昨日、ランニング用の骨伝導イヤホンがあるにもかかわらず、airpods proを付けて走ったのだ!
ランニングが終わり、クールダウンに入ると途端にイヤホンが気持ち悪くなり、ポケットに入れる癖がある。
嫁さんがパニクって一言。「あ、なんか付けて泳げるとか言ってたなーそういえば。ごめんごめん」
「ちゃう、それはSONYのやつ、それは無理」
「ありえへーん。」

直ぐにネットで対処法を探しまくった。こんなにも少ないのかと感じた。

復活の古文書

今まさにその状況の方は、ここから見ていらっしゃると思います。一緒に最善を尽くしましょう!

注意点
これからご説明する方法はあくまで体験談であり、復活する方法ではありません。当然復活しない場合もありますので、ご了承ください。

重要;注意;「とにかくイヤホンに電気が走るとアウトと思ってください」
その為、電源が入ったりしないように、イヤホンのスイッチ部分に触ったり、シリコン部を触ったりしないようにしてください。

①iPhoneの操作でAirPodsとのBluetooth接続を断ちましょう。

②水分がついている時は、ティッシュで軽く拭いてください。
※見た目で水滴などが無い時は、やらなくて良し。余計な刺激はしないこと。

③ジップロックもしくはタッパーのような真空容器に入れる。

④そこにシリカゲルを入れる。
100均などの除湿剤を購入し、新品のものを入れて欲しい。
時間帯などで無ければ、家の中にある錠剤の薬の中、海苔、の中にあるシリカゲルを探し出し応急処置を行う。翌日、新品シリカゲルを入れる。(私は、後者で翌日に入れた。)

⑤その状態で待つこと1週間。きっちり1週間待つ。いや、一週間以上でも良いが。

一週間の間、当たり前の幸せを噛み締める。
また、失敗した時、成功した時の覚悟を決める。

⑥1週間後、取り出して審判を受け止めてください。

シメ

ジップロックに入れて1週間いろいろ考えた。もちろん新しいものを買えなくもないが、嫁さんの手前もある。メルカリで充電ケースだけを売っている数の多さにビックリした。でも今回のことで、「失敗は誰にでもある。」「怒らず騒がすベストを尽くす。」「人生にまたドラマチックなことが起こったと思おう。」「放てば手にみてり」と人間的にもかなり薄いが、一回り大きくなった気がする。
ちなみに今回ダメなら充電ケースをメルカリで6千円くらいで売って、コスパの良いワイヤレスを買おうと思っていた。
復活したとはいえ、今で1週間、いつ何があるかわからない。逆にいえば、いつでも有り難みと恐怖を感じながらイヤホンを耳に入れている。
実は一番充実していたのは、ジップロックの1週間かもしれない。

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