ChatGPT, BingAI, Bard に旅行計画を立てさせてみた - 検証編
昨日、ChatGPT、BingAI および Bard で作成した旅行計画の内容について、比較記事を書きましたが、その内容について確認をしていたら、追加の課題が見えてきたので、記事を書くこととしました。
ChatGPTには嘘が多い
前回の記事で、「他のサービスに比べて頭一つ抜けている」と書いたChatGPTですが、そこで示された施設について検索したところ、その多くが存在しないことが明らかになりました。
以下が、ChatGPTが示した旅程に含まれる行き先の一覧と、存在の確認結果になります。
宿泊地:
ホテル栗林公園:存在しない
食事:
老舗うどん店「山田家」:存在
割烹 一刻堂:存在しない
トマトキッチン:存在しない
居酒屋 祇園:存在しない
アートカフェ ミモザ:存在しない
すし処 かっぱ寿司:大手チェーンのかっぱ寿司?
アクティビティ
結論
無償版のChatGPTで旅程を組ませても意味がないことが分かりました。有償版では、食べログやExpedia、KAYAK等のプラグインが使えるようになっているため、これら旅行系のプラグインを活用した旅行計画の構築が望ましいように思います。
また、BingAIでは、Web検索を組み合わせて旅程を作ってくれるため、この結果をベースに計画を組むのも良いかも知れません。
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