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進まない床施工

こんにちは。

また間を空けてしまいました。

実はこの1ヶ月題名の通り進展がありませんでした。

正確には進展を止められました。

床をリカバリーするに当たって、施工した本人・そこに依頼した元請け・オーナはどこに依頼すればいいのかわからない状態で「悪いがこちら(僕)に任せるから、いいようにしてくれ」と言われたため、大工さんの繋がりを最大に使って頂き、たくさんの職人さんが来店、状態を見てくれました。

はっきりと言われませんでしたが、基本的に他人(他社)がやった仕事の尻拭いは引き受けてくれないものなんですね。

確かに、悪い状態のものを直してくれと言われてもその後
新たに別の問題が発生する可能性を考えると仕方ないのかもしれません。

いずれにせよ、塗ってしまった塗装を一度剥がさないと先に進めないのですが、

・薬品(リムーバー)を使用しても剥がれるところと全く効かない箇所がある
→途中でよくわからない溶剤を混ぜたりしたので何を塗ったかわからない。
ガムテープで簡単に剥がせるところもあるという異常な状態。

・カップをかける(削りとる)
→粉塵が半端なく、全ての壁紙を張り替える必要が出てくる。
さらに什器・エアコン・トイレなど全て一旦取り外して引越しが必要。


テスト。強力な薬品で6回もやってなんとか剥がせた一部(長方形部分)


どうしたらいいのか素人には全くわからず、大工さんの伝手でようやく1社相談に乗ってくれました。
金沢のイスルギさんはその方面では有名な会社で、城の補修などもやっておられ、状態は酷いけれども直せますと言って頂きました。
不陸も同時に直して施工してくれるので什器のガタ付きも最小限になりますし、
安心してお任せできると思い見積もりを依頼しました。


イスルギさんがわざわざ作ってくれた床のサンプル


今回イスルギさんにお支払いする工事費用は、当然ミスした会社が負担するものだと思っていました。あれだけはっきりと「責任をとる」と言いながら適当な仕事をしたので、オーナーも支払わせると言っていました。

が、しかしいざ見積もりを渡したら「全額は払えない」と言い出したらしく
(こちらはオーナーを通してしか話をしていない)ストップ。

いやいやいや。。。
何の為にこの1ヶ月いろいろな方に見に来て頂き検討を重ねたのか?
あり得ないでしょ。。

オーナーとしては、これ以上オープンが遅れるのも問題だと思ったらしく、
一旦施工費用を立て替えるがコストを抑えたいからCF(クッションフロア)を
貼ってくれと言い出す始末。

当初CF案もありましたが
・下地の不陸が酷すぎて剥がれる可能性が高い。
・よくわからない溶剤の上から貼った場合にどうなるのか誰もわからない。

こちらは不陸も併せて修正してもらわないと、高低差は許容範囲を遥かに超えているわけで、そもそもCFは最初から希望していない仕上げ。
だったら最初から任せるとか言わないでほしい。

とは言え、床はオーナーの持ち物なので、渋々承諾したものの、上記の問題をクリアできないならもう何もしないでくれと言って帰ってきました。
これ以上店舗で実験のような責任の取れない仕事をされてもその都度修正などしている余裕はありませんで。。


普通は訴訟問題ですよね、これは。。。


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