【上田裕】大坂なおみが決勝で披露したテニスは「イノベーション」だった #NewsPicksアカデミアレター
みなさん、こんにちは。NewsPicksの上田です。
このレターを書いている今、なかなかシビれる日々を送っています。
というのも、来週に迫っている2つの大型イベント「UZABASEカンファレンス2018」と「丸の内ビジネス酒場」のプロジェクトリーダーを務めており、今まさに最後の詰めを行っているからです。
【9月19日(水)】UZABASEカンファレンス2018
【9月21日(金)夜の部】丸の内ビジネス酒場
【9月22日(土)昼の部】丸の内ビジネス酒場
【9月22日(土)夜の部】丸の内ビジネス酒場
アカデミア会員の皆さまからも、多くの方にお申込みをいただきました。
ありがとうございます。
さて、もっぱら最近自分の中で熱いトピックは、大坂なおみ選手のグランドスラム優勝です。
大坂選手の出自やこれまでの歩み、そして決勝戦、その後の表彰式の出来事もあいまって、ちょっとしたフィーバーになっているように見受けられます。
国籍や人種の話については、専門家ではないので語るほどの意見も持っていませんが、20年ほどプロテニスを観てきた自分にとって、大坂なおみ選手の全米オープンで披露したテニスはちょっとした「イノベーション」であると感じました。
セリーナ・ウィリアムズとの決勝戦は、朝5時に起きてずっと観戦していたのですが、大坂なおみ選手は、まるで(錦織圭選手がずっと勝てていない)ジョコビッチのようなテニスをしているようでした。
つまり、相手の強打に対しては厳しいカウンターで切り返し、相手の球が少しでも浅いと、強打してエースを取る。強いサービスを持っているため、サービスゲームも安定してゲームを重ねられる。
このようなプレーをされると、相手は打つ手がなくなってしまいます。
セリーナが途中から冷静さを失ったのも、自分のテニスが凌駕されてしまい、自身のプライドが許さなかったのだと感じました。
(セリーナにはよくあることです。2009年の全米オープン準決勝、キム・クライシュテルス戦でも似たようなことがありました。)
このように、男子トップの選手が披露するような攻守一体のテニスを、若干20歳の大坂なおみ選手が、グランドスラム決勝で披露していることが素晴らしいと思いました。
来週から開催する東レパンパシフィックオープン(代々木や有明での開催が一般的でしたが、今年はなんと立川で開催なんですね)では、大坂なおみ選手が出場するということもあり、チケットは早々に完売したと聞きました。
そして何より、2020年のオリンピックでの金メダル獲得も間違いなく期待されるでしょう。錦織圭選手に次ぐ、日本テニス界のニュースターが生まれたことに喜びを感じつつ、今後の活躍に引き続き期待したいと思います。
また、「テニスについて濃い話がしたい」という方がいらっしゃいましたら、Facebookのメッセンジャーまでご連絡ください。
https://www.facebook.com/hiroshi.ueda.33
ある程度ニーズがありそうだったら(あくまでNewsPicksではなく、個人的な活動ですが)Facebookグループか何かコミュニティを立ち上げてみようかと思っています。
では、引き続きよろしくお願いします。
NewsPicks
上田 裕
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