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(全国)元作曲家・宇都宮ゆうこ「実名&顔出し」で衝撃告白

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9292083e01fb653920d3f69566ff8e9c1d79bd2e 

松本人志(60)の性加害疑惑を
巡る裁判が3月28日に始まる。

ワイドショーでは連日のように
コメンテーター、弁護士たちによって
この問題が取り沙汰されている。

「性加害はあったのか?」
「若手芸人たちが松本に女性を“献上”する仕組みは存在したのか」

論点はいくつかあるが、
今回、立場ある女性が
実名・顔出しで
松本と仲間たちの実態を
証言してくれることになった。

元作曲家で政治団体「自由の会」代表の
宇都宮ゆうこ氏(47)である。


宇都宮氏は関西の出身。音楽で身を立てるべく上京した際に、松本を中心とした飲み会に誘われたという。いまから約20年前、2000年代前半ごろの出来事だ。 「当時、音楽を続けながらホステスのアルバイトをやっていたのですが、ホステスの同僚が今田耕司さん(57)たちとの飲み会に参加する女の子を集めていて、『人数が足りないから来てほしい』とお声がかかったのです。 場所は恵比寿の居酒屋の個室で、女の子の参加費は無料でした。 その場にいたのは、今田さん、『品川庄司』の品川祐さん(51)、三又又三さん(56)、当時は『ジャリズム』のインタビューマン山下さん(55)、そして松本さんでした。松本さん以外の参加者は事前に知らされていましたが、松本さんの参加は伏せられていた。この手法、週刊文春で報じられた飲み会と同じで『ずっと同じパターンで飲み会やってたんや』とびっくりしました」 松本を囲む形で席が配置されており、「参加メンバー全員が彼に気を遣っているのを感じた」と宇都宮氏は振り返る。 「当時人気だった総合格闘技の大会『PRIDE』を観戦した帰りだったようで、男性陣はずっと試合の話をしていました。参加者の20代女子たちは話がわからず、全員シーンとしていました。私もまったくトークについていけず、盛り上がりに欠ける飲み会でしたね」


田村潔司、ヒース・ヒーリング、イゴール・ボブチャンチン、ケン・シャムロックらの名前が20代ホステスたちにヒットすることはなかったが、それでも一行は2次会に向かったという。 「品川さんが運転する車で渋谷の会員制のバーに行きました。 2次会では幹事の今田さんが皆に気を遣って積極的に話を盛り上げていました。同時に、お気に入りの女子を隣に座らせて、ちゃっかり身体を密着させていたのが印象的でした。その一方で品川さんは2次会がつまらなかったようで、ずっと携帯をいじっていて、誰かとメールしていました」 宇都宮氏が誰に似てる、似ていないなどのトークでそれなりに盛り上がった後に2次会は終了。そこで松本が放ったという一言を彼女は「今もはっきり覚えています」と言う。 「松本さんの締めの一言が、『今日は誰が俺を幸せにしてくれるんかなぁ……?』だったんです。しばらく沈黙が続き、松本さんは誰もお持ち帰りすることなく、お開きとなりました。女の子たちはタクシー代はもらわず、後輩芸人たちが女の子たちを家まで送り届けました。当時はガラケーの時代で文春の報道のように事前に携帯を没収されることもありませんでした。 女性の参加者は私を入れて5人いましたが、松本さんのタイプの女性がいなかったのかもしれません。ただ、すごく違和感があったのは、皆が松本さんに異常に気を遣っていたこと。 後輩芸人全員が松本さんの一挙手一投足に全神経を巡らせてピリピリしている感じが伝わってきたことですね。 芸人さん自身がたまにネタにしていますけど、それ以上にお笑い界は超タテ社会なんだと感じました。誰も松本さんに意見できないように見えました。 あれからだんだんとエスカレートして文春報道のような飲み会になっていったのでしょうか。私は作曲家でしたけど、もしタレントの卵とか駆け出しのアイドルだったりしたら『松本さんを不機嫌にさせたら芸能界から干されるかもしれない。一夜を過ごさなければ、芸能人としての将来はなくなるかも……』と考えたかもしれない。
非常に怖いことだと思います」


1月21日に都内で開催された「三遊亭とむ改メ錦笑亭満堂真打昇進興行~満堂フェスin日本武道館」で『東京ダイナマイト』のハチミツ二郎(49)はネタ中に「まっちゃんを許してあげてください。あれくらいのことは全員やっています」と言い放った。この発言にも宇都宮氏は反応した。 「文春の報道も、私が経験したこともそうですが、いまだに女性を物として扱うような風潮が芸能界にはあります。セックスするだけが目的の女性を『カキタレ』と呼んだり……社会問題としてどんどん取り上げてほしい。故・ジャニー喜多川氏の性加害もそうですが、若い才能あるタレントたちが権力者に媚びなくても能力を正当に評価される時代になるよう、微力ですが私も活動、発信していきたいと思います」 宇都宮氏の告白は事実なのか、彼女の訴えをどう聞くのか。吉本興業ホールディングスのコーポレート・コミュニケーション本部広報室は筆者の取材に、 「個別の取材に関して、回答は差し控えさせていただきます」 と答えるのみだった。 「きさらぎ法律事務所」の福本悟弁護士に見解を聞いた。 「性行為に同意があったかどうかが議論されていますが、昨年のジャニーズ性加害事件を契機に法改正があり、経済的・社会的地位に基づく影響力によって不利益を憂慮させること、つまり上下関係、権力関係から、否と言えない状態・状況にある被害者をして、あたかも性交等に同意したかの形態をとるのも不同意性行罪に該当するようになりました。例えば、タレント志望の女性などに“拒否したら芸能界にいられなくなるかも”と思わせるようなケースです」


宇都宮氏が憂慮していること、そのままではないか。2~3年かかるとされる判決を待つまでもなく、芸能界は改革が急務だ。

撮影・文:深月ユリア
慶応義塾大学法学部政治学科卒業。
「深月事務所」代表。
数々の媒体で執筆し、女優、モデル、
FMラジオパーソナリティーとしても活動。動物愛護活動も精力的に行う。


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