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テクニカルサポート詐欺

IPA安心相談窓口より、「偽のセキュリティ警告」について注意喚起がありました。


■10月の相談件数が急増

相談窓口には「偽のセキュリティ警告に従いサポート代金を支払ってしまった」との相談が多数寄せられているそうです。

8月、9月は58件で、この半年を遡っても100件を超えることはなかったにも関わらず、10月は急に144件と激増している状況です。


■手口の変化

以前であれば偽のセキュリティ警告画面を通じて、まずはセキュリティソフトのインストールを誘導する仕組みでした。

しかし最近の手口では、偽のセキュリティ警告そのものに電話番号を表示してサポートへ誘導する仕組みに変わりました。

有名なセキュリティソフト「マカフィー」や「マイクロソフト」のロゴを引用し「パソコンがトロイの木馬ウイルスに感染している」と謳う警告画面なので、ユーザー側も信用してしまうケースが多いです。


少しでも不審に思うことがあれば、まずは表示されている電話番号をGoogleで検索してみましょう。もしかしたら「詐欺電話」として口コミがあるかもしれません。
そもそも通常のセキュリティソフトであれば、電話番号を表示させ誘導することもないはずで、「隔離」などのボタンを設けてソフト本来の働きをするのが通常です。


それでも念には念をということであれば、自身のセキュリティソフトで一度スキャンをかけてみましょう!