母を失う悲しみから命の尊さに気づけました

こんにちは✨

今日は、私の母の事をお話します。

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8か月前の12月に、

わたしの母は永眠しました。

母は、亡くなる6か月前に病院に

末期の癌だと伝えられ、余命半年と言われ

そこから、1日でも長く生きたいというのが

母の願いだったので

母は、抗がん剤治療を選択しました。

抗がん剤治療は、

国でステップが決められていて

この抗がん剤を試して効かなければ、

次の抗がん剤と順番に

試していき、効果を見ていきます。

それぞれの抗がん剤で、

副作用が違っていて

抜け毛、吐き気、関節痛、だるさ、頭痛、

むくみ、皮膚トラブル、食欲不振、痛み等、

薬が変わるごとに

色んな副作用に襲われます。

本当であれば、

病院で抗がん剤治療を行うのですが、

コロナでベットに空きがなかったのと

末期のため病院内で優先順位が低くく

母の場合は、

自宅で抗がん剤治療を行いました。

母は、地獄のような痛みと副作用を

自宅で体験しました。

何度か救急車を呼んだり

痛みが辛すぎて泣いて苦しむ日々をすごし

想像を絶するような半年間だったので

母が亡くなった時、私の中では

「お母さん、痛みや恐怖や不安から

解放されて、よかったね」という

気持ちの方が大きくて…

もちろんもちろん悲しいけど、

ホッとした部分があります。

闘病生活中、

わたしの心も

「母を亡くす恐怖や不安」

「大切な人が痛がってくるしんでいるのに

何もできない無力さ」

「綺麗だった母が、ガリガリに痩せて

髪の毛はなくなった姿を

見るなんとも言えない気持ち」

「抗がん剤治療が、

果たして正解だったのかという迷い」

「違う治療や病院をすすめても

なかなか受け入れてもらえない悲しさ」

色んな感情、

やり場のない気持ちを

抱えながら、たくさん泣いて

眠れない日々を過ごしました。

でも、母は苦しい状態でも

「もっと生きたい。

家族と旅行に行きたい。

孫の成長が見たい」と前向きで

そんな強さを見せてくれる事で

私も頑張ろう！！

今できる事を全力でしよう！！

と奮い立たせる事ができました。

母に、やりたい事はないか聞いて

叶えてあげようと思ったので

聞いてみると、

「家族で旅行に行きたい」と言うので

コロナ禍でしたが、万全の対策をして

箕面温泉に泊まりました。

お母さんと入る最後の温泉かもしれないと

思うと、涙が止まらなくて…

でも、温泉に来れて、本当によかったし

お母さんの笑顔を見れて、とても嬉しくて

家族で温かい時間を過ごしました。

健康だと当たり前の事でも

失ってしまうとわかると

当たり前が当たり前ではなくて

奇跡だったんだと人は気づきます。

何気ない会話や

ただそこにいてくれるだけで

ありがたくて、

存在そのものが尊いものです。

ただ、存在してくれている喜び

そんな事を、母は最後に教えてくれました。

母が亡くなった後も、

しばらく辛かったですが、

今は、いつも母を感じていて

私を応援してくれているように

感じ、心強いです。

満月の日は、特に母を感じれます。

息子と、「母は月にいて

うさぎさんとお餅つきをしていて

おいしいものを食べて

穏やかな日々を過ごしているね」

と話しているからです。

大切な人を失ってしまう悲しみは

決して消える事はないし

その悲しみと一緒に

人生を歩んでいきますが

その悲しみも大事にして

1日1日、健康で、生かされている事を

心から感謝してわたしは、

全力でこの命を生きたいです。

もし、このブログを読んでいる方で

大切な人が闘病生活中

大切な人を亡くした悲しみの中に

いらっしゃる方がいましたら

ぜひ、自分の気持ちや感情を

吐き出すようにしてください。

涙が止まらないのなら

止めなくていいし、

たくさん泣いてください。

我慢せず、

自分の気持ちや感情を

大切にしてあげてください。

また、寝れないかもしれませんが

寝れる時はしっかり寝て

栄養をたくさんとってください。

大切な人が、病気になると

家族は、「第2の患者さん」と言われる程

家族も辛い日々を過ごします。

どうか、ご自身のケアも

しっかりしてあげてください✨✨✨

愛を込めて✨✨✨