大幅賃上げの成否にかかる 消費の本格回復の行方
景気の鍵は個人消費 22年10-12月期の実質GDPの2次速報値が発表された。季節調整済みで前期比0.0%と横ばいだった。2月発表の1次速報値0.2%増から小幅の下方修正となった。原因は個人消費の下振れだった。1次速報値では前期比0.3%増、2次速報値では0.2%増に修正された。
22年の四半期別の成長率推移をみると、前期比で1-3月期が▲0.5%(内個人消費▲1.0%)、4-6月期が1.2%(同1.7%)、7-9月期が▲0.3%(同0.0%)、10-12月期が0.0%(