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2023年10月号『ニューリーダー』

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2023年10月1日(日)10:00 更新です。
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#企業

2023年10月号【目次】

ニューススクランブル

【企業】ニコンが3Dプリンターに本腰 買収を仕掛けてまで力を入れる理由

試作品ではなく世界は製品へ組み込まれる ニコンが9月、金属3Dプリンター大手の独SLMソリューションズ・グループを完全子会社化した。ニコンは2022年9月に4500万ユーロ(約71億円)でSLM株の約10%を取得しており、今回の完全子会社化はその総仕上げとなる。

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[社名は今も変わらず]アミノ酸関連の技術を多岐にわたる事業に応用展開 プリンシプルを変えず過去最高益更新する味の素

「味の素」は味の素だけではなく経営の素 多岐の事業に応用展開するという 経営スタイル貫徹 「名門企業、復活!」と言うと、思い当たるのはソニーグループか。日本の電機セクターが総崩れするきっかけとなった2003年の「ソニーショック」から、今年で20年。同社の2023年3月期業績は、売上高が前年比16.3%増の11兆5398億円、本業の儲けを示す営業利益は同0.5%増の1兆2082億円となり、売上高、営業利益ともに過去最高を叩き出した。  売上高が10兆円の大台を超えたのは初め

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首都圏にお住まいならご存知の方もいますよね コンビニに似てるけど、そうじゃない「まいばすけっと」

コンビニよりちょっと便利かも 朝早くから夜遅くまでやっているのは同じ イオングループの「まいばすけっと」というミニスーパーをご存知だろうか。首都圏以外にお住まいの方には、あまり馴染みが無いかもしれない。あたかも「うちの冷蔵庫」という位置付けで、2005年に神奈川県に1号店を出店、首都圏を中心に約20年かけて1000店の大台に乗った。  コンビニのようでコンビニではない。でも、最低限の生鮮食品もある。

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イヌなどの伴侶動物に予防医学がん早期検出システムを確立する【メディカル・アーク】

伴侶動物は病状進行が速く がんの早期発見は難しい 日本で飼育されているイヌの頭数はおよそ848万頭、ネコは964万頭だとされる。世界中ではもっと多く、アメリカだけでもイヌ6990万頭、ネコ7405万頭が飼育されているという。  彼らのことを、これまではペットと呼ぶのが普通だった。だが今ではネコやイヌなどは家族や友人と同じ位置付けだとして「コンパニオンアニマル」と呼ばれている。日本語では伴侶動物である。  その伴侶動物が病気にかかることがある。人間と同じように、がんになる

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温度差ある業種別支援 いまは何でもやる会社が増えている

いまや多角化は当たり前 全く別の分野で花開く会社もあるのに この連載では月刊地域経済紙「かながわ経済新聞」の取材を通じて感じた中小・小規模企業のリアルを伝えている。先日、ある産業支援機関の幹部と話していたら「業種分類」という話で盛り上がった。その幹部は「もはや業種の垣根はなくなっています」と力説していた。  多角化経営を進める企業は、実際にコロナ禍でも強さを発揮した。

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レアメタル代替素材を開発 循環型社会に貢献したい

レアメタルはエネルギー関連で注目の素材です。 例えば次世代エネルギーとして注目される水素の中でも、

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