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2022年9月号『ニューリーダー』

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安倍ロスに旧統一教会問題、岸田改造内閣の出足もパッとしません。コロナ感染者世界一にもなったのに、なぜか危機感は高まっていないように思えます。メディアと市井の感覚のずればかりが気に…
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#政治・社会

2022年9月号【目次】

▽日本の農林漁業はいま いつもの俄か仕立てに大言壮語 夢のまた夢「有機農業を全農地の25%…

ああ黄金の3年間がもったいない バランス第1でも蛇行運転し始めた岸田政権

出るわ出るわの統一教会との関係図 関係持たない議員だけでは組閣できない? 参院選を大勝で…

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【政治】比例代表で最低の得票だった公明党 始まった自民党との“暗闘”

選挙区が増える県と減る県で… 7月の参院選で候補を擁立した7選挙区で全勝を果たしながら、党…

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【官界】未だ止まない安倍暗殺ショック 警察幹部の「辞任ドミノ」も

警備体制に問題があったことは明らか 政界最大の実力者だった安倍晋三元首相が選挙応援中に暗…

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【業界】気分はもう戦争、安全保障に関わる戦略的先端産業 企業はため息、肝心の「人…

給料をいくら上げても集まらない ロシアのウクライナ侵攻や台湾に対する中国の軍事的威圧など…

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いつもの俄か仕立てに大言壮語 夢のまた夢「有機農業を全農地の25%に」

「自民党農政」がひた走ってきたのは 化学肥料や農薬に依存する「効率農業」の道 国際的な需…

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地政学・人口・食糧・資源までお先真っ暗 でも、歴史は止まらない、解決法はあるはずだ

ある有名人の計測器の針は振り切れそう これから絶望的な話をしよう。長く続いたゴルディロックス(適温状態)時代が終焉を迎え、世界はプーチン戦争や台湾を巡る米中対立激化など地政学的危機、ニッケルや銅にレアメタルなど資源インフレ危機、気候変動に伴う食糧危機、新興国市場の成熟化など世界の成長力鈍化、ベビーブーマー引退や出生率低下による労働力不足=人口危機。まさに「全面危機」の様相だ。  しかし、ここまでヒトは生き抜いてきた。歴史は明暗織り交ぜながら、途絶えたことはない。解決策はきっ

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食料安全保障に一筋の光、それはコメだ(上)

値上げだけではない、供給が止まることも ロシアのウクライナ侵攻で、穀物大国ウクライナから…

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求めたのは良妻賢母像も貫く男女平等 女子教育の先駆者、薩摩藩士「森有礼」

廃刀論で辞職するも外交官として活躍 「日本が生んだ西洋人」と伊藤博文に評された森有礼(18…

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安倍国葬で新たな分断線が 顕在化しないか

大和西大寺駅前の献花の人の波の意味 7月8日に安倍晋三元首相が奈良市の大和西大寺駅前で選挙…

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大人たちが歪める子どもの学力、ゆとりの何が悪い?私たちは夢を描ける子供を育ててい…

「科学の尖兵」特別科学学級 子供たちは何を感じていたのか 前例踏襲が官界の常なら、これも…

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ぬえ政党「社大党」の不思議

押し掛け与党 沖縄社会大衆党を御存知ですか?略して社大党。1950年設立だから、地域政党とし…

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エネルギー危機と脱炭素問題 日本はどう立ち向かっていくのか

世界的な電力危機 いま、テレビをつければ、節電のために照明を落としています、と断りが入る…

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「優しい人だから」では済まない背信の途中退場 歴史的政権交代の幕を引いた羽田孜の失敗

不信任案で総辞職に追い込まれたのは2人 万策尽きた吉田・決断を迫られた羽田 9月27日に国葬となる安倍晋三元首相が在任中、祖父・岸信介元首相の「衆議院解散の逡巡」という「失敗の教訓」を意識していた話を前号で紹介したが、続けて首相の解散権をめぐる「失敗」を検証する。  岸田文雄現首相は就任の10日後の2021年10月14日に衆議院を解散し、31日に総選挙を実施した。実際には、衆議院議員の任期満了が21日に迫っていて、首相として解散権行使の判断の余地がない「名ばかりの解散」によ

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