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2023年9月号『ニューリーダー』

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2023年9月1日(金)10:00更新
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#政治

2023年9月号【目次】

ニューススクランブル 日本の農林漁業はいま 23年上期の農水産物輸出過去最高更新  だが、これがピークになる可能性も<

終わりはいつも「あーあ頼りないな」がみんなの実感内閣改造?どうせ椅子取りゲームでしょ

秋の臨時国会冒頭の解散戦略もしぼむ 求心力もリーダーシップもないのかな 岸田文雄首相の総裁再選戦略に黄信号が点滅し始めた。マイナンバーカードに関する混乱が拡大していたところに秋本真利衆院議員(外務政務官辞任、自民党離党)の「政治とカネ」をめぐる事件が直撃。官邸で政策調整の司令塔役を果たす首相の最側近と言われる木原誠二官房副長官の妻に関する疑惑が週刊文春で立て続けに報道され、内閣支持率の下落が止まらないからだ。  首相は9月中旬にも内閣改造・自民党役員人事を断行し、政権浮揚

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【政治】ちょっと“ビミョウ”維新の馬場さん 結局は‥‥

何を言われてもどこ吹く風 4月の統一地方選と衆院補選で大躍進し、メディアの世論調査の政党支持率でも野党第一党が“指定席”になった日本維新の会。率いる馬場伸幸代表からは強気の発言が相次ぎ、意気軒高だ。

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【官界】みんな揃えて郵送してよマイナカード もう、うんざり、という声、聞こえますか?

良かれと思っているんだろうけど… マイナンバーを巡る相次ぐトラブルに政府が頭を悩ませている。岸田文雄首相はすべてのデータを再確認する「マイナンバー情報総点検本部」を設置したが、司令塔役を担うデジタル庁も、発足以来最大の試練だ。

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「合区解消」改憲案は自民党の利害得失から?議会政治、地方自治の憲法問題という密室のドアを開くカギとなるか

自民党が合区導入を主導 わずか2年後に解消案を「改憲4項目」に 参議院選挙の2県合区(合同選挙区)に関係する事件が、今年前半に2つ発生した。  合区は2015年11月施行の公職選挙法改正で誕生した。参院選の選挙区での「1票の格差」を縮小するために導入された制度で、16年の参院選から実施された。  事件の1つは6月で、徳島・高知選挙区選出の自民党議員が22年末の秘書殴打・暴行の問題で辞職した。19年参院選で再選し、25年までの任期だったが、辞職に伴う補選が今年10月22日

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野党が結集し「INDIA」立ち上げ 2024年インド総選挙に向けた動きが活発化

有権者10億人超「世界最大の民主主義国」 インドでは2024年5月までに次期連邦下院の総選挙が予定されている。インドの総選挙は規模がとにかくケタ違いだ。今年は総人口が中国を抜いて世界一になることがよく話題に上るが、来年の総選挙では有権者数も10億人を突破することが確実視されている。「世界最大の民主主義国」であると同時に、「世界最大の選挙」でもある。

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