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クセになる発車メロディPassengerーエンドレスver.

東武鉄道の発車メロディにPassengerと言われる曲があります。

もとのPassengerはこんな感じ。2回目のメロディーの終盤で完結するようなメロディーラインとなっています。

このPassenger、今では流れる駅も減りましたが、音程違いなどでさまざまなバージョンがありました。

その一つが、Passengerのエンドレスバージョン。これは同じフレーズをひたすら繰り返します。一応、6回繰り返しで1セットだそうです。日中は途中でぶつ切りになりますが、終電には1セットに留まらず、リンクの耐久動画ごとく、何セットも流れていたようです。

うまく説明するのは難しいですが、エンドレスに連続性があるのは、そういうコード進行にしてるからで、ロシア国歌も似たようなコード進行です。
元の調の締めとなる和音のあとに、一音したの和音を組み込むことで、エンドレスにしたててます。

そのため、球場で流れる応援歌エンドレスのようにはフレーズに区切りがありますが、これにはありません。

このPassengerエンドレスバージョンの特徴は単にエンドレスするだけでなく、一音目が若干切れていたり、フレーズの切り替えの部分などで音程が微妙にズレていたり、速度が安定しなかったりするのが、クセになります。

この気持ち悪さが味をだしており、駅の風景が浮かあがってきて、旅情なり、帰宅を想起させる訳です。

単にテープの音源を切り貼りしただけのだけのものとは思いますが、エンドレスの発車メロディ、曲というのも珍しいです。

かつて、東上線池袋駅で流れていましたが、いつの間にか、東武らしからぬクラシック音楽に変更されています。

このクセのあるメロディー。一度は池袋で聞いてみたかったですね。
コード進行を繰り返す曲というのも書きかけてましたが、なかなか筆が進まないので、まずはPassengerエンドレスを紹介しました。
いつ気が向くか分かりませんが、エンドレス系の曲はまた紹介したいです。

ちなみに、こんな感じで、再生数こそ多くありませんが、多くの動画が投稿されていて、コアなファンには結構支持されている発車メロディです。


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