見出し画像

「息が漏れていような声」は本当に息が漏れているのか?

息混じりの声で、何を話しているのかわかりにくい

...確かにそんな声の人っていますよね。

でも本当に息は漏れているのでしょうか?


答えはイエスです。

本当に息は漏れてしまっているのです。


じゃ私は大丈夫か?

と心配になりますよね。


簡単にチェック出来る方法をお教えしましょう。

詳しくは私の著書「1分でいい声になる!(自由国民社)」

P111を参照して頂きたいのですが


口の前で両手でティッシュの端を持って

「おはようございます」

「こんにちは」

と声を出してみてください。


どうですか?

ティッシュは揺れてしまいましたか?


この時、ティッシュが揺れてしまった人は残念ながら、

「息が漏れていて何を話してるかわからない人」

もしくは、その予備軍となってしまいます。


「おはようございます」

「こんにちは」

だけでは判断しにくいと思いますので

新聞や雑誌、本などを朗読しながらチェックしてみてください。


ここで注意したいのは、

ティッシュが揺れないように

「小さな声を出す」のはやめる事です。


実は小さな声を出した場合

逆にティッシュは揺れてしまう危険性かあります。

なぜなら、小さな声を出そうとすると

声帯はしっかりと閉じなくなる可能性が高いからです。

声帯がしっかりと閉じないと

息が漏れてしまいます。


「しっかりとした声を出す」事が

ティッシュを揺らさず息が漏れなく発声するコツです。

しっかりとした声を出すためには、

声帯をしっかりと閉じなければいけないからです。


まずは、ティッシュが揺れないように声を出す工夫をしてください。

しっかりと声を出してみて、ティッシュ揺れなくなると

あなたは「息が漏れていて何を話してるかわからない」人ではなくなってきています。

この練習(ゲーム)をするにあたり、喉が乾かないように水を飲むことオススメします。

誰にでも手軽に出来るので、是非試してみてください。

1分でいい声になる!(自由国民社)」
https://newberrysound.com/OneMinutes.html
小泉誠司
バークリー音楽大卒、作編曲ボイストレーナー。著名歌手や俳優声優を指導、伝説のオーディション番組「ASAYAN」はじめテレビ番組への出演・監修多数。銀座の老舗楽器店「銀座山野楽器」や一部上場企業でのセミナー、病院や医療施設でのボイストレーニング指導など、医学的見地に基づくメソッドや指導は医療のプロにも高く評価されている。「人生を変える『勝ち声』『負け声』」「ボイトレの“当たり前"は間違いだらけ!? すぐに歌がうまくなる 新常識」など著書も好評。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?