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週刊明るいラスベガス12/01/21

暖冬のラスベガスより、今週もエンタメから現地コロナ情報まで幅広いローカルニュースをお楽しみください。

★今週のラスベガスニュース★

まずはエンタメからまいります。アデルのラスベガス公演の話題から。以前から噂はありましたが、ようやくシーザーズエンターテイメントが公式に発表しました。来年の1/21~4/16まで週末に公演を行います。全12公演です。チケットは12/7の午前10時から発売開始。グラミー賞を15回受賞しており、3つのギネス記録保持者で、マイケルジャクソンやマドンナの記録を塗り替えたイギリス出身の女性シンガーです。昨年は45キロものダイエットで健康的に美しくなったと話題になっていました。11/19には6年ぶりのアルバム『30』を発売したばかり。これは楽しみ!!

ラスベガスの観光業界では通常11月は平凡な月ですが、今年はコロナ禍前の状況を超えおり好調でした。国際便が復活して海外のハイローラーが戻ってきた事が大きいと言われています。コロナ禍でリモートワークが増え、ロスアンゼルスやサンフランシスコから物価の安いベガスに転居した人もおり、サンクスギビングにベガスで家族と過ごす人が増えた可能性もあります。

12/3~4にラスベガス郊外のジーンでオフロードレースのMINT400が開催されます。12/1~2にダウンタウンでファン感謝祭を行い。1日午後3時からマンダレイベイカジノ前でパレードを行います。Mint 400は、米国でもっとも古く、もっとも権威のあるオフロードレースです。このレースは、これまで毎年3月に開催されていました。80以上のクラスに550以上のチームが参戦し、ラスベガスの荒涼とした丘陵地帯にある過酷な砂漠のコースで、2日間の激戦が繰り広げられます。

Maryland&Tropicanaに80年代をテーマにしたカフェの『Back to the '80's Cafe and More』がオープンしました。カリフォルニアに1号店があり、ベガス店は2号店。日~月曜が定休日。Back to the 80s Cafeの前に停まっていた車がゴーストバスターズ過ぎると話題に。実はここのオーナーの車なんです。

今年はクリスマスツリーが不足しており価格が上昇しています。アメリカの家庭ではツリーは生木が基本です。ツリーになるもみの木の育成には10年かかりますが、2008年のリーマンショックに農家が苗木や植樹を減らした為、それ以降はコロナ前から既に品不足が続いています。ツリー販売のPower’sによると$85が最安値で、便乗値上げをせず、なるべく安価に抑えているといいます。

最後はブラックフライデーを振り返ります。当日ビデオゲームファンがPS5を求めてゲーム店前に並びましたが、半導体不足による品不足で、多くの人が購入を断念しており、並んだ人はわずかでした。Gamestopのヘンダーソン店は13台、Tropicana店は11台のみの入荷でした。

★コロナ&ワクチン情報★

11/30付けのネバダ州のクラーク郡(ラスベガスのある地域)の新感染者数は581人で、死亡者は21人でした。

ネバダ州保健省がオミクロン変異株の監視を強化します。感染力や毒性などはまだわかっておらず現在分析中ですが、南アフリカなど流行国からの渡航を禁止して対策のための時間を稼ぎます。州は過去1年間のデータをコンピュータで分析し、オミクロンがまだネバダで見つかっていないことを確認しました。