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龍頭図とネイタルの比較

数年前にジオセントリック(いわゆるホロスコープと検索すると出てくるもの)で出生図を出してから、占星術鑑定を受けたり講座を受講して自分なりに勉強して解釈を深めてみたりしてて。
改めて出生図を眺めていたら今まで理解してた内容がだんだんと変わって(合わなくなって?)きたように感じたので読み方を変えて再考した内容について書いてみました。

2020年の年末から風の時代に入ったり時代の流れが大きく変わったことで3次元的な解釈のままだと確かにしっくりこないのかも?(いわゆるアセンション)

個人的には今はまだよくても今後は解釈にバラツキが生まれてきそうかな〜と。
様々な解釈で発展して敷居が低くなればどんどん占星術が一般的なってみんなで大々的に星が読めるようになるのかなーなんて思って楽しくなったり。


と、ここまで書いて一旦補足。
もちろんジオセントリックがもう古いっていうんじゃなく!
その時々で見方を変えるような柔軟さで見ていくのがいいのかなと。過渡期だからこそむしろおいしくいいとこ取りでいいのではないかと。今ならではの特権的な。

メモ的に書いておくと
・ジオセントリックは地球に於いて自分が生まれた瞬間の出生図
・ドラゴニックチャートはジオセントリックでの出生図にあるドラゴンヘッドという感受点を牡羊座0度とした時の出生図。(ドラゴンヘッドは今世目指していく人生の方向)

(補足:ヘリオセントリックは太陽(宇宙)からみた時の出生図で魂の望む生き方を表しているチャート)



向かっていく意識の方向を順番で言うと
ジオ→ドラゴニック→ヘリオ
って感じに進みそう。
ジオ(ネイタル出生図)で今回の人生で生まれ持った性質そのものを活かす方法を知って、人生の中で粗方やるべき事をやって変容を遂げたり自分を満たすことができたらドラゴニックチャートへ移行していくのかな、と思っている。

粗方やるべき事をやったら、という基準は個人的には「意識の目覚め」とか「アセンション」を経験していれば、ということだと思っているので粗方の人生経験をするのは50代以降だからそれまではジオで生きる。ということではないと思ってます。

例え10代や20代でも、もっと言えば生まれた時から既に当たり前のようにドラゴンヘッドの示す人生を生きている人もいると思う。
だから年齢は関係なく魂とか意識が"目覚め"を経験してる人ならドラゴニックチャートが示している生き方にピンとくるものがあるかも。



一応ジオ・ヘリオ・ドラゴニックそれぞれ自分で読んでみたところでは共通したことは言われるなぁと思ったので、そこは変わらず自分が(魂的に)求めていること、人生をどんな風にしたいのかというメッセージが強く現れていた。
人によってはネイタルチャートと龍頭図が全く違う場合があってむしろ葛藤を生むことにもなるみたいなんですが、私の場合は所々共通したことを伝えてきてたのでその部分を書いてみます。

ジオセントリックで言われていることは元々の素質や性質、性格の傾向とか興味を持ちやすい事、地球での生き方全般。
一般的な人間社会で生きる際に適応しやすいレベルに落としてある盤面というか。
例えば職業や働くこと、お金を稼ぐことは肉体を持った人間にしかない概念なのでそれを現在の社会生活で当て嵌める時に読みやすいのがジオセントリック占星術。


それで読むと、私の場合は8ハウスと12ハウスに天体が集まっているのでどうしても深く考えて闇にばかり目を向けたり囚われた気持ちで自分の無力さを嘆くことになりがち。
自分に対しても、自分の意志でできることなんてない。というネガティブな意識が根底にありました。自分の環境だって与えられたものは何も変えることなんてできないと。
それに加えて(実は)恵まれていることを信じられないことが障害にもなっているという罠も…(6ハウス木星が12ハウス海王星土星とオポジション…)
かつては誰かの支えがなければ生きられない囚われた被害者意識(8ハウス)だった私。
その考えのまま生きている世界がジオ(ドラゴンテイル)だったのかな。

日々を嘆いて憂鬱感に苛まれてそこから結局どん底も経験して(8ハウス集中だし…)、でも変容は絶対に経験しなければならなかったので通過儀礼のようなもので。
程度の差はあれど8ハウスや蠍座や冥王星が強いタイプは特に通らざるを得ない経験かと思います。
大きな出来事がなければ人は変わろうなんて思いません…
発想の転換ができたことで紙一重だった光と闇のコントロール方法がわかりました。

そういう経験を経て丸ごと自分のホロスコープを受け入れて深い部分で納得する。
それからドラゴンヘッドの指し示す内容とその生き方に自分の意識と無意識(魂)が共に向かおうとする時にドラゴニックチャートが示す内容にとてもしっくりきて、感動するのだと思いました。

ちなみに私のドラゴンヘッド(龍頭図)が示す生き方は(astro dienstという無料のサイトでネイタルチャートから龍頭図を選択すると出せます)
自力で労働するのではなくて受け継いだものや知識を活用してとことん深く知り、それをまるで趣味や娯楽のように周りとお喋りする中で広めていくこと。それを目的としていわゆるコメンテーターのように常に物事に対して第三者的に存在すること。でした。
ジオで読んだ時の、8ハウスという受け継ぐことや資産運用の意味から考えると(家庭環境や状況による)与えられたものや環境から情報や知識を得て、それによって一定以上の知識を有して、それを使うことで生きられるということなので見えない遺産を運用に繋がりますね。
ヘリオで読むと、自分なりの考え方を定める固める決める、生き方の中で体現する。それによって伝えていく言葉に重みや実感が伴うので信頼が生まれ、伝えていくことで力強く誰かを支えることができるしそれを幸せだと思う。
という魂の望みがありました。


どうしても普段生きていると目に見えるものだけに価値を置いてしまうかと思いますが、目には見えない部分であっても実は支えられているということに気づくこと。
その実感を得られるまでは試行錯誤するしかない(というか他に道がない)ということが大事だな、というのが地球で生きてみて感じたことです。
身体があるので体感を伴わないと意味がないんですね。



数年前に実はドラゴニックチャートを出していたのですが内容の意味がわかりませんでした…
知るべき時じゃなかったんですね。

結構そういう、「今はまだ意味を理解する時ではない」という時期がある笑
今やるべき事に目を向けて真剣にやってね。ということで魂(無意識)がわざと興味を逸らすこともあるのかもしれません。
見ても分からない時はまだ知るタイミングではなくて、でもまたベストなタイミングで知るべき時がくる。
そういうものなんだな、と。

今になってもちゃんとドラゴニックチャートの意味がわかって、それを少しずつでも実践できていることが実感できるので絶対的な安心感もあります。

勿論タイミングは人によるとは思いますが、今転換期が来てると感じられる方はドラゴニックチャートも見てみては如何でしょうか。

ここまで長文を読んでくださりありがとうございます。








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