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トライ&エラーをぶっ壊す!(Neunの備忘録#006

今日とは

カルボナーラを食べて、胃酸過多になった日🥺

記憶の片隅に

まずは自己紹介しておこう。

おはよう、こんちには、こんばんは。
初めましての方は初めまして、Neun伯爵です。

私が何者かはさほど重要ではないので、そうですね。
🦊さんのお友達とでも思っててください。

では。


せっかくなので、トライ&エラーの美学を否定しておこうと思う。

「失敗は成功のもと」なんて言葉が日本にあるが、果たして人生において失敗する必要はあるだろうか。

今から話す例え話が一部の人にしか通じないことは残念だが、1つ例えてみよう。

ボクは悪いスライムじゃないよ!

見ての通りスライム……。
コイツが何か分からなかった人は、次の線までGO!


ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)というRPGのお話しである。
もし、異世界転生して、ドラクエの世界の主人公に生まれたら。
某ヨシヒコのイメージで良いが、命は1つだけとする。

どのように魔王を討伐するべきか

  • STEP1 最初の町で聞き込み調査をする。
         (周辺の魔物の強さや魔物の生息範囲、隣町のアクセスや情勢)

  • STEP2 周辺の魔物を討伐し、Lvや装備を整えて行動範囲を広げる。
         (余裕を持って引き返し、十分にアイテムや装備を購入する)

  • STEP3 隣町へ行く( STEP1へ )。

  • STEP4 いつの間にか魔王を討伐している。

これが異世界転生ドラクエ。
デスルーラなんてご法度。ちょっとした冒険心もNG。
楽しくないじゃないか!と言われても、命は1つだけ。

そもそも、魔王を討伐して英雄になり、チヤホヤされたりお姫様と結婚したりするのは……幸せで楽しいことじゃないのか?
オマケに、共に冒険した仲間や顔なじみの武器屋・薬屋の店主なんてのもついてくるかもしれない。

それ以前に。

目標以外で無駄な楽しみを得ようとするな。

当たり前だが、忘れがちな強欲・傲慢な人間の性を忘れてはいけない。

目標達成のために必要なこと、例えば旅中で腕利きの冒険者と仲良くなって共に魔王討伐に向けて冒険する……なんてのは良い楽しみだが、Lvや装備の見合わない場所へ行き、ギリギリのスリルを楽しむなんてのは馬鹿でしかない。

目標を達成するより楽しくて嬉しいことが道中にあるなら、目標なんて捨ててしまえ。変えてしまった方がいい。

トライ&エラーはただの準備不足

シンプルにコレ。これ以上でもこれ以下でもない。


念の為、もう1つ例えを。
みんな大好き受験のお話しである。
浪人に関しては、今回はナシとする。みんな現役で受かるに越したことはないってのは分かってくれるだろう。

どのように第一志望に合格するべきか

  • STEP0 本当に第一志望はそこでなければならないかの確認。
         (知名度に惑わされないことも大事)

  • STEP1 学習塾や学校で自分の能力と志望校の難易度を調査をする。
         (得意・苦手分野、偏差値、成長率、志望校との相性や情勢)

  • STEP2 問題集や赤本を解き、知識や経験を積んで学習範囲を広げる。
         (余裕を持って復習し、十分に脳を整理する)

  • STEP3 健康・体調に気を配る。

  • STEP4 いつの間にか第一志望に合格している。
         (もしくは、滑り止めという名の第一志望に合格している)

これが受験。
STEP0~1が全てだったりはする。
魔王討伐とは違い、受験は目標の過程に過ぎないからである。

第一志望は、ゆずってくれ。

もちろん、不要に譲る必要などない。
頑張ってダメなら浪人……は今回のケースでは存在しないし、お受験や中学受験、高校受験ならそもそもない。

だからこそ、数年間に渡り努力して、分析も重ねて受験するはずだ。

トライ&エラーはただの準備不足

シンプルにコレ。これ以上でもこれ以下でもない。


わざわざ冒頭でトライ&エラーを否定したが、実は多くの人間はトライ&エラーせず、しっかり準備してトライし、エラーせず生きている。

部活やサークル活動、受験、恋愛、アルバイト。
どれにおいても、ある程度予測した結果に落ち着いているはずだ。
であれば、わざわざここで言及する必要もないのだが……。
夢を追うときに、この理性を失う。

全力で頑張れば夢はかなう。とにかく行動しなきゃ始まらない。
などと供述している。

その程度で叶うなら夢じゃない

100%の準備こそが、当然に夢を叶える。
運すらも準備の賜物だ。
ドラクエであれば、Lvは世界における強さの統計であり、受験であれば偏差値は受験における学力の統計である。
知らず知らずのうちにそれを利用し、成功を収めているが、運で勝てる・合格するなんてのは無い。

強敵を倒す会心の一撃は、運ではなく特技や武器の会心率を分析して繰り出すものであり、受験における偏差値の上振れも、運ではなく志望校問題の出題傾向を分析し学びを特化させて繰り出すものなのだ。

「少しでも高い確率で、自分が望む結果を得られる選択をする」
マクスウェルの悪魔……とまでは言わないが、全ては奇跡ではなく必然であり、トライした後のエラーも必然なのだ。
限りある人生リソースを、エラーが確定しているトライに割く暇はない。

有名な話、医師国家試験には禁忌肢があるだろう。
トライ&エラーで誤魔化してきた無能を落とすためでしかない。
人命において「あ、失敗しちゃった」で済まない。


人生100年時代。
本当かどうか分からなくても、少なくとも80年くらいある時代。
一度きりの長い人生を一つの失敗で棒に振る訳にはいかない。
人生の禁忌肢を踏まない為にも、是非ともトライ&エラーを卒業し、素晴らしい人生を歩んでいただきたい。

エビデンス&トライ


ではまた。

私の記憶が、誰かの役に立つといいですね。
おやすみなさい。

よいお年を。

敬具


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