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【SVE】千葉GP9位!ハンデスミッドレンジナイトメアについて

はじめに


 皆さん初めまして、甘党です。
 今回は5月20日、21日開催の千葉GPで使用したハンデスミッドレンジメアについてのnoteです。リストについては主に卵ビショップ、簒奪ロイヤル、ウマ娘をみて組みました。初ノートなのでお目汚しにならなければ幸いです。
 一応最後に投げ銭を付けて置くので、良かったなと思ったらお願いします。おそらく調整メンバーのかじけんさんとリーさんのおやつになります。

デッキについて

デッキリスト

デッキログコード 1RCA9

デッキコンセプト

 “相手のリソースを削りつつこちらの大型の縦置きを通す”が基本。
 ランダムハンデスで削るという面もあるが、どちらかといえば5/5以上のフォロワーに付き合ってもらってその対応に手札を吐いてもらうことでリソースを削る。
 また、中盤にかけて自分のしたいことを押し付けるデッキなため序盤は盤面を作って顔で受けることも。対面や相手のリソース次第で体力と盤面どちらを守るかを見極める必要がある。
 現環境がトップ受けが強いデッキでなければ戦いづらい環境であるため極力単体で仕事をしないカードや、築いたアドバンテージを崩すカードを入れないことを意識してリストを組んだ。

戦績

卵ビ多すぎ・・

 

採用カード解説

・ベルエンジェル ×3

 序盤戦を支えるカード。それでいていつ置いても腐らずリソースも減らない神のようなカード。
 あらかじめ置いておき5ターン目等に寝かせることで、相手のフォロワーに当たらせてダークアリスの当て先を作るなど可能性は無限大。
 自分のフォロワーを残すというコンセプトにもあっているので3枚採用。

・エンジェルスナイプ×3

 序盤戦で引きた過ぎるカード。無いとロイヤル等の上振れが止まらない。筆者もGPの配信卓でこのカードを引けず、ロイヤルのアグロムーブに敗れた。
 後半でもアルカードや沈黙の使徒、ケルベロスとくっ付けて使えるので基本腐らない。ただしハンドが減りやすくなるので注意。
 減らすと事故率も増えるので3枚採用。

・パンクデビル・デモニア×3

 ナイトメアが誇るコスパお化けカード。起動効果の使い方次第で相手のppやリソースを大量に食える。エピタフにも言えることだが、上踏みを許さない体力の高いフォロワーは強い。後シンプルにラストワード2回復も偉すぎる。
 卵ビショップのエピタフやロイヤルのフローラルフェンサー等に対する対応札にもなる。
 先2後2問わず最速で置きたいので3枚採用。

・轟×2

 構築メンバーの中で採用枚数が揺れた1枚。
 基本は先2か、7ppでダークエンジェル・オリヴィエと合わせて使う。
 また緊急時には3点の除去としても使えるので便利。相手の手札枚数を聞いておいて隙を見て打ち、数ターン後に手札を3枚以下まで落として沈黙の使徒のバリューをあげるような使い方もできる。
 出来るだけ積みたいが手札に2枚重なると弱いため2枚採用。

・烈火の魔弾×3

 現環境必須レベルのカード。主にエピタフとかいうカードのせいであるが、これが引けたから拾えた試合が無数にある。ちなみにGP中卵に負けた1戦はエピタフに8点持って行かれて回復が引けなかった試合。あのカードはバグ💢
 環境のほぼ全てのデッキが3コス4/4ラインの進化フォロワーを積んでいるため通りもよく腐りにくい。
 どうしようもない試合を生まないためにも3枚採用。

・神弓の座天使・リリエル×3

 新弾で来た割と壊れてる1枚。3コス2/5は極めて取りづらく、無理にとるとリソースが削れるデッキコンセプトに合っているカード。
 それでいて取らないと毎ターン2点飛ばすだけでなく、3 リリエル、4ソウルディーラー縦置き(自傷踏み倒し)などの対面によってはイージーwinを生む起点になるため除去を強要しているのも偉い。
 また環境にバーンデッキと言える卵ビショップがいるのにバーンカットが強くないわけもなく・・。
 プランの分岐点から攻め、守りの両方を担えるパワカ。3枚採用。

・沈黙の絶傑・ルルナイ×3

 新弾の壊れカードその2。ランダムハンデスが強いのに何故か標準スタッツ。その上進化前からスペル使用コスト+1とネクロチャージ10ファンファーレで3コスト以下破壊が付いている。
 どう考えてもコスト分以上の働きをしているイラナイとは口が裂けても言えないパワカ。アプリ版でバカにしてすみませんでした(笑)。
 後手は特に最速で進化を切りたいため3枚採用。

・マルゼンスキー×2

 後手からの盤面めくり札。また、ナイトメアで唯一のまともな低コスト多面処理カード。 
 偉すぎるが進化枠が1枠しか取れず、デッキの性質上あまり墓地がたまらないデッキのため進化を一度切った後腐る可能性がある。 
 ゲームに絡んでも2度と判断したので2枚採用。

・ケルベロス×2

 旧弾からの刺客その1。1弾からナイトメアを支える守護神。お世話になりすぎて頭が上がらない。出た当初から未来から来たカードと言われていたが強さは未だ健在。
 押し込みのサポートから盤面処理、更には処理強要によって相手の強い盤面作りを阻害しダークアリスの着地の起点になるなど見えただけでプラン立てが出来るため、どうしても採用したい枠。
 とはいえ枠の都合上どうしても3枚積むことが難しかったため2枚採用。

・ソウルディーラー×3

 旧弾からの刺客その2。元々自傷はキツイものの単体除去と本体の7/6守護という脅威のスペックから一定の評価を受けていたカード。
 新弾でリリエルという相棒をもらって更に暴れ始めた。シンプルに、体力6がえらく卵相手には立てただけで勝敗が決まることも。
 個人的にこのデッキの中でも一番のパワカだと思っている。
 コンセプトの中核を担う一枠なため3枚採用。

・沈黙の使徒×3

 新弾で出た攻めのナイトメアの中核を担うカード。
 4コス4/4進化後5/5という強力なスタッツを持つ上、相手のハンドが3枚以下だと進化時確定破壊、ターンエンド時リーダーに3点バーンという強力な効果を持っている。
 加えて条件を満たしていなくても進化時相手のフォロワーに3点を飛ばすため置きたい時に置きに行く動きが可能。残ればハンドを削った後単体で8点を出すため相手視点絶対に残せない1枚。
 弱いシーンがおおよそ無いため3枚採用。

・沈黙の粛正×2

 強い場面と弱い場面がはっきりしているカード。
相手が大型で攻めてくる状況下では無類の強さを誇る反面、こちらが攻めたい時や横広げをされた時に手札で腐りがち。
 また簒奪対面で簒奪の使徒などを返せる反面、オクトリスで奪われた際にこちらの縦置きを容易く返されてしまうという欠陥もある。
 一時期1枚採用にして試したところどうしても引きたい局面で引けず、ハンデスの枚数が下がるため使徒のバリューも下がってしまったので、最終的に2枚採用に落ち着いた。

・ダークエンジェル・オリヴィエ×2

過労死枠

 おそらく一生評価が下がらないカード。チョイスを正しく選べるかで大局観がはっきりでる。
 卵に対しても有効な札で、ハンプティ進化の返しにおくと相手が渋い顔をする。最速でこのカードが着地した場合ダークアリスまで安着するため、置ければ割と勝敗が決まる。
 正直パワー的には3枚でも良かったが、序盤にも使える轟の2枚目と枠を食いあった結果2枚採用。

・ダークアリス×3

URにすれば良かったかも・・

パワカ オブ パワカ。手札に見えた時点で最速でおくことだけを考えるレベル。最速で置けたら勝つと言っても過言ではない(過言)。
 6/6突進のスペックに強力な除去耐性、攻撃時にセルフではあるがハンデス効果までついておりこのデッキのフィニッシャー枠。
 一応弱点を挙げるとラストワード効果を使う前提でデッキを組むため、後半に引きたいカードを3積みにせざるを得ない構築上の弱みがある。
 最速で置きたい上に、手札に重なっても1枚出せればラストワードのコストに出来るため3枚採用。

・アルカード×3

 フィニッシャー枠その2。このカードのトップ受けを作る動きをすることも・・。卵対面の後半に特に輝くカード。
 卵ビショップはバーンデッキではあるものの、盤面からも打点を出したがるデッキであるので1面残った返しに投げるとゲームが終わる。意識していないとケアされないためリストがバレていないGPでは極めて有効だった。
 また、例えバレていても1面以下なら展開する行為に裏目を作れるため強力。
 ロイヤル、卵ビショップの環境デッキ両対面に刺さるので3枚採用。

基本的な回し方

 ・序盤(1〜3ターン目)

 受けに回ることが多い。ベルエンジェルやエンジェルスナイプ、デモニア、魔弾で相手の盤面を捌きつつライフを維持する。
 また、盤圧がない時はどんどんランダムハンデスをしていきたい。テンポ寄りの速いデッキが多い環境で次のターンの動きが落ちれば大分ゲームが傾く。(卵相手に初動でアリスやお茶会を落とせればほぼ勝ち)

    ・中盤(4〜6ターン目)

 この辺りから切り返して行く。自分のやりたいことを押し付けるデッキなので、自分が何をやりたいかを考えそこに繋がるプレイをする。
 ダークアリスは一番わかりやすいルート。4.5で盤面を押し付け処理を強要、相手の盤面を作らせず6ターン目以降に安着させる。

       ・後盤(7ターン目〜)

 ここまでで作った盤面で押し込む。あるいはここまでで削った体力をアルカード等で詰め切る。
 このデッキはミッドレンジであるので6〜8.9ターンまでが一番出力が高くそれ以降はコントロール系デッキに劣る。そのため引き伸ばさずに詰め切ることを意識する必要がある。
 またハンドリソースに余裕があるわけではないので、トップ受けのプレイをするときもある。ダークアリスのコストで山を消滅したのち残りの数枚からアルカードを引く受けを作るなどの動きが強力。
 


対面への意識

 
・卵ビショップ 

このカード強すぎ


 マリガン基準は先後問わずデモニアか魔弾。加えて先行のみリリエルも可、ソウルディーラーとのセットキープもあり。後攻なら1.2の動き+ルルナイはキープしたい。
 先行を取りたいものの基本的にはどちらでも有利対面。と言うのもこのデッキは5/5ラインが非常に作りやすく、ハンプティ進化を強要しやすい。そのため相手はリソースをすり減らし続けることになるので火力も出しづらくなっていく。
 何度かハンプティに進化を切らせた後のソウルディーラーは基本取れないのでその7点が入ればほぼ勝ち。(卵の大爆発はこの体力6以上のラインを打点を出しながら取れるので強力)
 最終的にお互いのライフが5〜4程度まで行く試合もあるが、その局面で盤面にフォロワーを出すことを誘いアルカードの当て先を作る動きが強力。
 

・簒奪ロイヤル

粛正パクらないで・・

 マリガン基準は序盤を凌ぐカード。そもそもこのナイトメアは序盤がもろくロイヤルは序盤の出力が高いデッキなので、そこをやり過ごすことが最優先。そのうえで相手のリソースを枯らす動きを意識したい。
 また、簒奪というデッキの性質上墓場に落とさないようにあえて使用しないカードも存在する。特に沈黙の粛正は縦置きを通すこのデッキに対して刺さるため、あえてすぐにはプレイせずに持っておき相手の7ターン目までに1度打つプランで戦っていきたい。
 ロイヤルのパワカといえばレオニダスであり、そことの付き合い方が課題であったが、このデッキでは相手のリソースを枯らすためまずレオニダスが立ちづらい。その上ハンドがない以上意思が出たとしてもパワーを出すにはトップ勝負になるためあまり脅威にはなり得ない。
 以上の事から、序盤を凌ぎきりゲームが出来れば十分有利がつく対面と言える。


・リーシェナウィッチ

神イラスト

 この対面はテンポをとってリーシェナの着地をできるだけ遅らせたい。そのためにもマリガン基準は打点になるフォロワーが望ましい。具体的には、デモニア、リリエル、ルルナイなど。
 特に序盤に白霜の風がハンデスで落ちれば後半のダークアリスやアルカードのバリューも上がるため、最速でルルナイ進化を切る動きが極めて強力。スペル使用コスト+1効果も合わせてウィッチ側のテンポをかなり遅らせられる。またルルナイは超越対面でも刺さるため、対面がウィッチであれば優先的にキープしたい。
 リリエルに関しては序盤では処理しづらい2/5というスタッツ、黒のアーティファクトを否定するバーンカットの両方がリーシェナというデッキに刺さっているためルルナイの次にキープ基準になる。
 後半になればなるほど、ギルネリーゼや樫本など顔を詰める裏目が出るためいかに序盤からテンポを崩さない動きをできるかが鍵になる。
 こちらのハンドの要求値が高いため相性は微不利。

・ウマ娘

滅びの呪文ダスウオウオ

 ・・基本は有利対面。ウマ側の最大出力はダスカウォッカ絡みでありパーツをハンドに抱える必要があるためランダムハンデス全般が刺さりやすい。
 またこのナイトメアの特徴である体力5以上のフォロワーの押し付けがかなり刺さる。ウマ側はタキオン+フェスれかエイシンフラッシュ独創位しか対応札がなくこれらの動きはウマのリソースを大きく削る事になるため7ターン目を迎える時にはウマの手札が2枚なんて事もザラにある。
 そしてこの対面、最速ルルナイ進化がエグいほど刺さる。ウマ側の解答が実質エイシンフラッシュしか無く、取れなければスペルが軸であるウマは機能不全を起こしテンポがガクッと崩れる。そしてバウンスするという事は再びランダムハンデスができるためどちらにせよリソースを削る事が出来る。
 ・・素引き最速ダスウオ連打はやめてください。


・侮蔑ドラゴン

可愛い

 ガン有利対面。序盤からハンデスさしつつダークアリスを着地すればほぼほぼ相手の手札がゼロになる。後は1枚で削り切られない体力を保つだけで負けない状況が作れる。他対面と比べても一番楽な対面。
 一応侮蔑の使徒が絡むとリソースが削れる速度が遅くなるが、割と焼け石に水。GPで対面した際は後手3.4ターン目に使徒進化5ターン目にフォルテのフルムーブをされたが、ダークアリスの効果込みで8枚ほどハンデスしリソースを枯らして勝っている。
 一番気をつけるべきは、最速の樫本。リソースを枯らしたいのに1ー2、3交換を許しては行けないので要注意。
 負けない試合運びをすれば勝てる対面なので拾いたい。

・エルフ

 GPでは実際に当たって居ないので、あくまで知り合いとのフリーにおける所感を書く。
 ハンデスのバリューが極めて高い。エルフは基本ハンドの枚数で出せる打点が指数関数的に増加していくので、ハンデスが実質除去兼回復の役割を果たす。一応ダークアリスの通りは悪いため最低限当たり先がない状況では盤面に出さない。
 また、エルフ視点はリリエルがかなりキツくそこにバウンスを吐くならダークアリスや大型が通り、吐かなければ白銀等のバーン火力が使えないというジレンマに陥る。
 複数の刺さる札が積まれているため基本有利は付くイメージ。

・マーウィン

 エルフと同じく対面しておらずまたGPで流行る想定をしていなかったのでフリーの所感を乗せる。
 ガン不利。練度次第だがデッキコンセプトの相性が悪すぎる。安息の使徒がキツすぎて縦置きが一生通らず、イージスが立つと取れない。ハンドを少しでも枯らして除去札がない事を祈りながら縦置きを通すしかない。
 またビショップと当たったら卵ビショップを想定してマリガンをするため、除去札を握っているはずが、マーウィン対面では全く使わない。そこを覆せるのがデモニア。そこからルルナイに繋げれば勝ち筋が生まれうる。
 当たったら気合いで勝ちましょう。

おまけ

 ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に需要がありそうなのでマリガンの早見表を載せておきます。

デモニアつおい・・

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