正解至上主義

neu進学教室の熊谷です。
暑い日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

子どもたちと一緒に勉強をしていると、あっ、今考えていないなと思う瞬間に出会います。
こんな場面では、つい子どもに対して怒りたくなりますね。

でも、そんな時ちょっと一呼吸おいて、立ち止まってください。
怒ることで子どもができるようになるのなら、私もいくらでも怒ります。
ただ、子どもの身に自分を置き換えてみてください。
できないからと言って怒られて、それでできるようになりますか。
それで頑張ろうという気持ちになれますか。
絶対にできるようにならないし、決してできるようになりませんよね。
誰だって怒られたくありません。叱られたくありません。
そうすると、子どもたちは怒られないようにしよう、叱られないようにしようと行動様式を変化させます。
間違って怒られるのなら、間違わないように。
不正解で叱られるなら、不正解にならないように。
答え合わせに走るようになります。
問題が解けなくても、正解にたどりつくまで、当てずっぽうで答えを連発するようになります。
最終的に正解にたどりつくことで、とりあえず、叱られるという当座の危機は回避できます。
不正解するたびに書いた答えを消しゴムで消すので、間違っていたという事実は当案には残されていません。この危機回避の繰り返しによって、一応問題は解けてる、できてるという形は整います。ただ実力はまったくついてきていません。
親御さんのなかには、この正解至上主義を重視している方もいて、なかなか難しいところではあります。

neu進学教室では、学習する目的は実力をつけることだと考えています。ただ正解することではありません。
不正解でもいいんです。その過程でいかに何を学べるかが大事です。neu進学教室では、お子さんのどこができないのか、どこで詰まっているのかを解きほぐしていきます。「できないものをできるようにする」を目指しています。
是非neu進学教室にお越しください。


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