【SVアドカレ2022】世間の相性表が知りたい!!
月光波(げっこうは)です。(@gekkouha)
名前の由来は月光(げっこう)という単語の響きが好きで月光~という名前にしようしたら、なんか頭にカエルが浮かんだので月光波にしました。
(ちなみに、ポケモンは今作がはじめての購入)
今期も3ケ月目に突入しました。
普段なら環境デッキはほとんど固まり、多くのプレイヤーが同じ相性認識をしていることでしょう。
しかし、今期はどうでしょう?
人によって相性認識は異なるのではないでしょうか
結局ディスカD結晶Bってどっちが有利なの?
結局威光R秘術Wってどっちが有利なの?
初めは単なる疑問でしたが、それがはじまりでした。
そもそも相性とは
最近のshadowverseはデッキパワーの拮抗や、プレイの難化の影響で各々違った相性認識をすることも珍しくない。
そのため、デッキ相性を語る上では前提条件を決める必要がある。
私はデッキ相性には2つの概念があると考えている。
個人のデッキ相性と、世間のデッキ相性である。
前者は1人のプレイヤーがレートや、壁打ちでかなりの試合数をやった時、どれほどの割合で勝てそうかを表したものである。
当然これはプレイヤーによって異なる値である。この値は各々検証すればある程度分かることであり、私の知りたいことではない。
知りたいのは後者であり、正確なものなど存在しないが、個人の持つデッキ相性を100人くらいから聞ければ、それに近しいものを作成することができる。
実際にはそのようなことはできないので、自分を含め多くのプレイヤーは個人のデッキ相性から、どうにか世間のデッキ相性を推測する。
Ratings for シャドウバース メタレポートやJCGで、各マッチアップ(bo1単位)での結果や勝率があれば、それらに相当するものと考えている。
bo1単位で勝敗が記録されてる大会やリーグ戦さえあれば、疑問は解消しそうなのにな~~
あった。
Digitus Shadowverse Amateur League 通称DSAL
ここには、競技勢同士の試合結果をbo1単位で知ることができる。
DSALの結果から相性表作ってみた
DSAL Division1Season8 Round2(12/2 - 12/5)の試合をbo1単位で結果を集計した。
ミラーマッチ、ヴァンパイアを含むマッチを除いた全99試合の結果を下の
表1にまとめた。簡単のため、今回はアーキタイプではなく、クラスで分類している。
1番上、エルフの行には、それぞれの対面で何回勝ったかが書かれている。
今回はエルフはロイヤルに3勝、ウィッチに5勝、ドラゴンに1勝していることが表1からわかる。
1番左、エルフの列にはそれぞれの対面で何回負けたかが書かれている。
今回はエルフはロイヤルに4敗、ウィッチに2敗、ドラゴンに3敗していることが表からわかる。(他のクラスも同様)
表1の各行、各列を足し合わせると勝利数、敗北数がわかり、勝率が出せる。
そしてこれが、私の欲しかった対面ごとの勝率を出した相性表である。
表1の値から導出したものである。例えば、エルフ対ロイヤルは表1から、エルフが3勝、ロイヤルが4勝であるから1番上の行の左から2列目の欄には
エルフ対ロイヤルのエルフの勝利率である3÷(3+4)=0.4285・・・が入っている。(他の欄も同様)
99試合と知った時、試合数として十分ではないかもしれないと感じたが、逆に生々しくて良さがある。
思うことはいろいろあるが、これに関しての考察でnote書けそうなので、割愛。
Round3(12/9-12/12)も集計したら絶対面白いよな~
大学生リーグの結果から相性表作ってみた
世間の相性表をDSAL Division1だけから作成するのもおかしな話なので、Shadowverse University League
通称SUL、大学生リーグの試合結果も集計してみた。
ミラーマッチ、ヴァンパイアを含むマッチを除いた全130試合の結果を下の
表4にまとめた。DSALの集計と同様にアーキタイプではなく、クラスで分類している。
DSALの結果から作成した相性表と見比べると面白いかもしれない。
考察は割愛。
bo9で行われた、229回のbo1の結果から相性表作ってみた
試合数は多い方が正確なんじゃねってことで表1と表4を足し合わせて、
229回のbo1の結果から相性表を作ってみた。
良くも悪くも薄まってるな~という印象。
表7のクラス別勝率はRatings for シャドウバース メタレポートのような見た目してる気がする。
Ratings for シャドウバース メタレポートはもっと多くの試合結果を集計しているので、見た目にインパクトのない数字が並ぶことが多いのではないのだろうか。
おわりに
少ない試合数であってもDSALや大学生リーグの試合結果から世間の相性表に近しいものを作成することができたと感じます。集計によって得られたデータは興味の範囲の疑問を解消するためには、もったいないくらいの情報を秘めていました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
相性表の考察ツイートや、Dさんや痔さんのように、有志で集計していただける方も大歓迎です。
明日のAdvent Calenderは
昼の部 clue(@cule_sv)さんの
『デッキを作れない人間がデッキ勝ちする方法』
夜の部 ゆーみん(@sansation613)さんです!
お楽しみに~