mygoのOP解釈違いすぎない?

今更ながらBanG Dream! It's MyGO!!!!!を見始めた。
あらゆる要素が平凡だなというのがざっくりとした感想なんだけど、まずOPについての感想を書きます。

壱雫空

歌詞を読んだ感じ、最後に雨が弱くなり雲間から光が差し込むイメージを受けた。ざっくり要約すると辛いことや悲しいことをすべて忘れさって楽しく生きるんじゃなくて、その全てを愛おしく思いながら私は生きていくんだみたいな歌詞だと思うんですよこれ。歌詞自体はこの年齢のちょっとネガティブ強め女子が書きそうな感じが上手いな~と思った。

の、サビを晴天のなかこんなに笑顔で晴れやかに歌うのホントにあってますこれ?解釈違いすぎる。この雨が~と歌いながら、OPで雨は降らない。雨というのはメタファーなので…と言うならメンバー同士の不和から少しだけ光が差すような展開が欲しかった。ひたすら演奏しているのでそういうのもない。展開というものがない。

ワンカットでやるのかな?と思わせてサビからは明らかにカメラチェンジが入るのがちょっと意味がわからなかった。じゃあ前半カメラひとつで工夫してたのは何の意味があったんだ。

サビに入った後を顔のアップで繋ぐのが曲の疾走感とミスマッチでキツい。アイドルものだとサビで大きくカメラを動かし、曲の盛り上がりに連動して映像のダイナミックさを付けるのが定石だったりするんだが。次の傘ぐるぐると逆にするだけでもかなり印象が変わるんじゃないか。

このOPひとつとっても平凡さがすごい。決して駄作だとか観る価値なしとは思わないが、まったく才能を感じられない。すごい。お前の才能で俺を完膚無きまでにボコボコにしてくれ!!!というアニメの見方をしているので才能を感じられない作品は辛い。