口喧嘩を強くなる為の講座

ポイント1

似ている表現の違いを知って使いこなそう。

世の中には似ている表現が沢山あったりする。
でもその表現には実は違いがしっかりとあったりもするものだ。
例えば弱そう弱いでは似ているけど意味は違う。
喧嘩が弱そうというのは実際に喧嘩が強いかは分からないけど、喧嘩が弱い人の特徴がその人に当てはまってたりで、多分弱いだろうという推測である。
一方、喧嘩が弱いというのは実際に喧嘩が弱いことである。
喧嘩初心者では意外とこれがごっちゃになって使っていて、実際のその人の喧嘩を見てもいないのに弱いと決め付けてしまっている事が多い。
いくら喧嘩が弱い人の特徴が当てはまってて弱そうだからといっても、ほんとにその人が喧嘩弱いかと言われたら弱くないケースもあるからまだ分からない。
ちなみにそのケースというのはあえて弱そうな振る舞いをしていてるなど色々。
まずはこのような揚げ足を瞬時に取れるようになろう。

ここまでだと初心者過ぎる内容だから少しだけレベルを上げたものもついでに書いておく。
弱そうって断定してるか断定してないかどっちだと思う?
多分ほとんどの人が弱そうは弱いって決めつけてないし断定ではないって感じると思う。
しかし、弱そうが断定になるケースもある。
それは言動や雰囲気に対して弱そうと断定してるときである。
例えばカッコいい見た目の人にカッコいいと言うことは、断定の言葉の意味でもあるはっきりとした判断を下してると見られる表現をしているから断定になる。
これを弱そうに当てはめてみよう。
ものすごく喧嘩が弱そうな雰囲気の人がいてその人に喧嘩が弱そうと言うことは、喧嘩が弱そうというはっきりとした判断を下しているから断定である。
これは喧嘩の実力に対する断定ではなく、喧嘩の実力を予想できる雰囲気への断定である。
お前はとにかく喧嘩が弱そうな雰囲気をしてる!という断定であり決めつけである。
余談だけど、何を対象として何の発言をしているかという考え方はものすごーーーく重要で、これを見極めるスキルがあるかないかでは実力にものすごい差が出てしまう。後々詳しく書くけどもし言ってる意味が分かるならこのスキルをもっと高めるべきである。
今回〇〇そうは全て断定にならないわけじゃないということを学べたなら、君の喧嘩スキルは上がったことだろう。この考え方の小さな積み重ねが喧嘩の強さを左右するのである。


ポイント2

適切な返しをしよう。

質問に対して適切な返しが出来てない人というのは喧嘩において意外と多かったりします。
例えばこのような質問があったとします。
A「いつから付き合ってるの?」
この質問への返しを複数考えてみましょう。
B「ずっと付き合ってるよ。」
C「これから先もずっと付き合うよ。」
D「この前から付き合ってるよ。」
BとCの返しは論外です。いつから付き合ってるの?のいつからに対して答えられてません。いつからが分からないです。ちなみにいつからといつまではもちろん違います。
Dの返しですら実はグレーゾーンです。
Aは最近付き合ったのは知った上でいつから付き合ってるのか聞いた場合、Aが知りたいのはもっと具体的な日にち等です。
Aは付き合ってるのを今聞かされた場合ですと、Aの質問によって求めているのは日にちだったり最近とかもっと曖昧なものでも十分だったりもします。
より確実なのは後者です。日にち等具体的に言った方が良いでしょう。
前者の場合だとAが知りたい情報とBの回答で得れる情報が一致しないので攻められかねません。(Bに不利になる場合とならない場合がある。)
適切な返しじゃない返しが癖になってる人が一定数いるので、そこは適切な返しを癖付けましょう。

ちなみに
A「付き合ってるの?」
に対しての返答で
B「8月まで付き合うよ。」
など直接的な返しじゃなくても付き合ってることの分かる返しは適切な返しです。
まあ、8月まで付き合うよなんて付き合う期限を決めてるっていうイレギュラーな返しですが例えなので。。。


ポイント3

その言葉が表す意味を見極める。


まずはこのやり取りを見てみましょう。
A「お前は明らか的外れな返しが多過ぎる。」
B「的外れな返しなんてあったか? どこ?」
A「どこかは忘れた。ただお前の喋りを聞いてるとたまに明らか的外れなことを言ってるんだよ。」
B「たまに言ってるって事は回数が少ないことなのに、それを多過ぎるっていうのは可笑しいだろ。」
最後のBの発言に納得した人がいるのではないでしょうか?
でもこれBの言ってることは可笑しいのです。
それこそ今回のポイントであるその言葉が表す意味を見極めるというのを意識して見て行きましょう。
最初のAの発言である多過ぎるというのは一体何を表しているでしょうか?
そうです回数です。
ではAのたまにが何を表してるかも見てみましょう。
そうです答えは頻度です。
たまにと聞いて少ない回数をイメージしてしまう人がいるかもしれませんがここは矯正しましょう。
10分に1回とか30分に1回とかそれが頻度です。
このように表してるものがそれぞれ違うとこの2つが繋がらない場合があります。
A「果物は何が好き?」
B「果物って安い。」
このような明らか的外れな返しが9回あったとします。
こんな明らか的外れな返しが9回もあるならこれは多過ぎます。普通の人はこんなにしないです。
次にこのような返しが20分に1回あったとして3時間話したとします。
180÷20=9回
しかもその会話時間の9割をBが喋っていたとします。
3時間の9割の中で9回起こったとしたらそれはたまにという表現がしっくりきたりします。(もしこなかったら回数と時間は自分がしっくりくるように弄って。)
このように


ポイント4

相手の発言を瞬時に理解する。

ちんこ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?