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私記  私は、変わり者

私は変わり者

高校生時代、相変わらず読書に明け暮れ。

出始めたパソコンの到来にウキウキした。

そんなときボランティア活動にめざめた。

年下の子供達との出会い。

キャンプや喘息の子供達ちとの合宿。

色々な行事と

沢山と方々との出合い。

勿論本は欠かせない存在ではあるが、その間にたくさんの子供達はが入り込む。

そんな生活が苦でなくなる。

いや、心地よい。

家族みたいな。

私みたいに家族というものが感じられない環境で育った者にとって「人」ってこういうものなんだ。

と思わせてくれる世界。

その活動で出会ったのが今の夫。

その頃、おませな私。

長年お付き合いをしていた人がいた。中1から高校生2年まで

もちろん一人の女としてあっかってくれた人。

相手は御曹司。

将来は医者。

でも、悪。(😂)

だからすっごく一緒にいて楽しい。

飽きさせないし、大事にしてくれる。

でも

御曹司………。

悪だから色々なことをして楽しませてくれる。

ヒャッとすることもしばしば。

同じ歳だから

学校の先生の目をつけられる。

二人て呼び出しを食らうのは、しょっちゅう。

でもあの頃はそんなことも楽しかっよね。

周りの同級生は私達の事をどのように思っていたか。

「本バカ」

「人を人として扱わない人」

「無口な人」

「おかしな人」と、

白い目で見られ、何を考えてるかわからないから嫌い。

「いじめ」の格好の的

「なんで、本が恋人の人を好きになったの?。楽しくないでしょう。もっとかわいい子が周りにいるじゃん」

と言われることもしょっちゅうだったらしい。と言ってた。

「だからいいんだ」

私は、好きになってくれたのは嬉しいけど

人に興味はない。

だから一緒に居ても本ばっかり読んでるし話もまともにしないのになぜ?????

一緒にいて楽なんだと言ってくれる。

干渉されない時間を共に過ごせる唯一無二の相手。

だったらしい。

ベタベタも、しなければ、何かを要求することもない。

恋人同士に見えないから

彼はよく好きになってくれる人がいて告白をされたらしいが

可哀想にそういうことが、面倒くさい

と断られる。

「なんであんな子が好きなのよ」

と言われることもしばしばだったらしい。

世の中の恋人同士とは全く違う。

だから、彼はまさか私から別れの話があるなんて……………!!!

一緒にいて楽しい。

でも家庭をイメージできるかというと。んんんん。

家族と言うものがよくわからない私には、「家族」の憧れもあった

脳裏につきまとう御曹司。

私は叩かれて育った。彼は暖かい家庭で大事に育てられた病院の跡取り。

色々なことが、走馬灯のようにぐるぐると。

いつ頃か離れないといけない。

いつか。

いつか。

いつか。別れないといけない。

私が別れを打ち明ける。そんなことを感じてなかったから当然だね。

呆然とした。

沢山の時間をかけてお互いの事を話し合った。

まだ高校生だよ。

将来の事なんて、想像もできるわけないが、

進む道が決められている人と、自分を、見つけられないでふわふわしている人とは生きていく道が明らかに違う。

ごめんね。

今はこれで良かったんだと思ってる。

でも今でも愛してる。そして今の夫も愛してる。

愛の形が違う。

いまだに連絡を取り話もする。

最高の友。

そして、変わり者のは変わり者を、夫と決めた。

四年の時間を経て。

夫も変わり者。

今は夫も教団に立つ仕事している。とんでもなく偏りをもつ人。

まぁ。だからわかり会える部分もある。

変わり者同士だから今は、互いを補える相手。 

夫は、鉄っちゃん。時刻表の中で旅ができる人。

お互いに「ばっかじゃないの〜」と罵り合いながら共に生活をしている。

そりゃーね。偏りが互いに違うからわからない世界があるんだよね。

漫才みたいだけど当人同士は真剣なんだよ。

毎回、毎回真剣勝負

次回に続く


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