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北欧の学生による特別授業!〜私には招待状は来なかった!Sorry, you do not have permission to take this class.

 引き続き20年以上前の女子寮時代の思い出である。

 ある時、高校までアメリカで過ごしたという、目がキラキラしてまるでものすごく精巧に作られたお人形さんのような顔立ちだった寮の友人が、こんなことを言っていた。

 この寮に住む、日本人の女の子たちは、なぜ、まったく、性の話をしないのか?アメリカの友人とは、オープンによく話していたのに!

 そう言われてみれば、みんな興味はあるはずなのに、フランクに話している人はごくごくわずかだった。いまだに、芸能人で言えば(当時はテレビに出ていなかったが)オアシズ大久保さんくらいである。しかもあの路線は男性の望む下ネタすぎるというか、到底、真似できない。時々、当たり前のように気楽に話す人がいるが、なんともコメントもできないし口も挟めず、「スーン」と無言になってしまう。「私は何も聞いてない」「見ざる言わざる聞かざる」みたいな「スーン」とした顔になる。変に自分のような地味属性にいる女性が口を挟もうものなら、「へぇ〜!ねすぎもそういうこと興味あるんダァ…」と猛烈に意地悪な顔をした人から、容赦ないツッコミが入りそうなので、興味があるそぶりもできないのだった。
(勝手に尊敬する漫画家の田房永子さんも、その日本人女性の「スーン」顔になる状況への違和感を作品の中で指摘していた)

 そんな、まつ毛が長すぎて作り物なのではないかと思われたほどにキラキラした瞳の女性が持っていた、「日本人女性が性の話題を避けすぎるのはオカシイ!」という問題意識から、北欧から来た留学生主催による、英語による特別講義が寮内で行われたことがあった。

 私は仰天したが、残念ながら私には、特に声はかからなかった。

 いったいどんな内容だったのだろうか。

 かなり気になり、受けたという先輩に後で話を聞いてみた。詳細は、あまり詳しくは聞けなかったが、教材として、バナナが使われたことを、爆笑しながら教えてくれた。

 バナナ!

 当時、時価で売っていた学食のバナナが使われたのだろうか?
(当時、ガッキーと呼ばれていた学食には、日によって値段が変わるバナナが売られていた)

内容、めちゃくちゃ気になるんだけど!

当時あの留学生によるSpecial Lectureを受けた方、これを読んでいたら内容について教えてください・・・!読んでないと思うけど・・・覚えてますか・・・?みんな元気?あの時に受けていた人たち、みんな日本にいなさそうだけど・・・。

以上です。

 

 

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