見出し画像

英検フォローも始めています。

NESTON生たちの英検受験動向

NESTONでは子供たちに英検受験を義務付けていませんが多くの生徒たちが自分のスキルにあった級を目標にして自主的に受験しています。
小学校低学年であれば5級や4級、高学年になってくれば3級や準2級にチャレンジする子も出てきます。
リクエストがあればフリータイムなど授業の合間を使って生徒たちへの英検フォローを行なっています。
受験するかどうかを選択するのは生徒たちに任せていますが日程についてはアナウンスも行っています。日程を知らなかったから受験できなかった、という子どもたちの機会ロスは防ぐのは私たち大人の役割です。

英検活用のメリット

私たちが考える英検活用のメリットは大きく2つです。

  • 客観的に自分の英語能力と進捗を知る。(メタ認知

  • 自ら学ぼうとする意思持続のため。(モチベーション維持

生徒たちが周りのみんなと切磋琢磨する一つの指標として英検に自主的に取り組むことは素晴らしいことです。徐々により難しい級に挑戦して合格を勝ち取ることが子供達の大きな自信になることは間違いありません。たとえ失敗してもチャレンジを続ける気持ち、レジリエンスを身につける機会にもなります。受験を目指す生徒に対してしっかりとフォローをするのがNESTONです。

フォローの仕方

NESTONでは具体的にこんな方法で生徒をフォローしています。

  • アプリを利用した単語ゲーム

  • 過去問の個別サポート(復習方法)

  • ライティング添削 など

もちろん戦略的にテストの傾向を伝えることもありますが、学び方のアドバイスをしたり、テストに不慣れな子供たちが自信を持って受験できるよう、精神面でのサポートが大きいです。
リスニング対策は特にやらなくても、NESTONでネイティブスピーカーのスピードに慣れた子供たちには実際のテストは簡単に感じるようです。
そしてあくまでも英検の対策だけで終わらせないことを心がけています。

英検は大学受験や就職に有利?

英検が入試に有利に働く大学・学部もありますが、留学を視野に入れるのであればIELTSやTOEFLが必要であり、英検やTOEICは資格としてはあまり意味を持ちません。
英語で学ぶ講義をウリにしている大学が外国語大学だけでなく、グローバル系の学部・学科などで増えています。そこではコミュニケーションツールとしての英語と自ら考える力が必要となるはずです。
就職においてもしかりです。外資系企業の採用活動を手伝っていた経験から言えば、グローバル企業において英検はあまり意味がなかったように思います。英語を使うことは当たり前なので、資格より英語を使ったコミュニケーションの質が重要視されていました。
英検取得が有利なのは国内の大学入試まで、と考えておいた方がいいのではないでしょうか。

英検対策としてやっていないこと

  • 年齢に合わないレベルへのチャレンジ推奨

  • 通常カリキュラムの中での英検対策

小学生が英検1級合格!というニュースを耳にすると、すごい!素晴らしい!と思いますが、NESTONの生徒から2級や1級受験を相談されても私は無理にはお勧めしません。問題文や使われる単語には、小学生には内容理解が難しいものも多く、理解を伴わないスコアだけへの対策は私たちが身につけてほしいと考えている「生きた英語力」とは目指すところが違うからです。もちろん、本人が高いモチベーションを持って受験を望む場合はサポートします。
NESTON Kids After School、NESTON Academyで通常のカリキュラムを受講いただければ小学生の間に3級までは特に対策もなく合格できると思っていますし、実際に多くの生徒たちが合格しています。授業に英検対策を取り入れることはせず、英語を使って楽しく学ぶCLIL学習に時間に割いてほしいです。
NESTONで英語を使いながら遊んでいたら英検に合格できていた!子供達がそんなふうに思ってくれる様なカリキュラムと環境を作ることこそ、私たちNESTONの使命だと考えています。

子どもたちが英語でディベートするNESTON Academyクラスのウィンターキャンプの一コマ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?