見出し画像

#私のオススメSideM楽曲10選 ーとあるドラスタPの場合ー


はじめに

こんにちは、はじめましてのかたははじめまして!この度は素敵な企画をありがとうございました。他のかたの10選も楽しく拝読しています。(「#私のオススメSideM楽曲10選」タグでSNS検索するとたくさん読めます、ぜひ!)

これを書いているのはサイスタリリース時にSideMに入ったPです。ドラスタ担当、舞田ファン、FRAMEとアルテに落ちかけている、というのが2024年1月の現状になります。

10曲を選び書いてみてわかったのですが、選んだ曲のほとんどがライブ体験(現地だけでなく配信、円盤を含む)と密接にリンクしている、ということでした。なのでライブはあんまり……という方には向かない文章かもしれません。
あと、偏っています。高すぎるドラスタ率!!でもそれぞれのユニットの曲は各担当さんが書いてくださるはずなので、大いに偏ったまま出したいと思います。

また曲名に貼ったリンクはサーチサイコー.comさんへ飛ぶようになっています。「この曲、どの円盤に入ってたっけ」を探すのにとても便利でお世話になっています。

DRAMATIC NONFICTION(DRAMATIC STARS)

自分のプレイリストの中で最も再生回数の多いSideM曲ですおめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!

全く気乗りしない仕事のとき、不安なとき、初対面の人に会うとき、ドラノン1曲をとにかくリピートして聞き続けています。最初から最後まで変わらず刻まれる打ち込みがリピート向きなうえ、強い歌詞と強くてやさしい歌唱が背中を押してくれる、常備薬のような存在です。ないと困る。おかげで乗り切ることができたり、逆に断るという選択肢を選ぶことができたり、本当に役に立っています。

「3人揃ってる中スタの歌うドラノンフルサイズを現地で聞くまでは死ねない」を胸に刻んで日々生きているので、私が現地参加できるくらい元気なうちにどうか実現していただきたいです……!とはいえあとン十年くらいは余裕で元気なつもりでいます。医食同源、健康第一。
(ドラノン、公式の動画がない……このSoptifyのリンクで聞けるのかな?)


ARRIVE TO STAR(DRAMATIC STARS)

「3rd静岡Day2はロキソニンより効く」論者です。

「自分ドラスタのこと相当好きかもしれない、でも担当っていうにはまだ踏み切れない」この円盤を見るまではそんな感じでした。でも3rd静岡ドラスタソロ3連発とそのあとの『ARRIVE TO STAR』を見てしまった。「この3人、なんて楽しそうに、幸せそうに歌うんだろう」が「この笑顔をこれから先もずっと見ていきたい」に変わり「DRAMATIC STARSを担当しよう」と腹を括るまで、あっという間でした。アラスタがなければドラスタ担にはなっていなかった。特別な一曲です。

ちなみに、自分わりとカラオケは得意な方だと思うのですが、なぜかこの歌はうまく歌えません。「静岡」を脳内再生する方に意識が向いてるのかもしれない。


PERMAFROST(Legenders)

じゃあカラオケで一番歌ってるSideM曲何だよ、となるとこれ、『PERMAFROST』。レジェのシンボルでもある歯車を雪の結晶に見立てるところ、白一色に凍り付いた世界と笑い合った色彩の日々の対比、永久凍土というタイトルなのにその内側にしっかりと熱を感じられるところ、どれもレジェらしくて格好いい。そして歌って気持ちがいい。

ユニット曲って複数人で歌う前提で作られているので、歌を被せる箇所があったりして1人で歌うには難しい場合もありますが、この曲は1人でもいい感じで歌えるのですごくうれしい。


NEXT STAGE!

5thが中止になって、6th北海道が延期になり……という頃はまだSideMに足を踏み入れていなかったので、先輩Pさんたちの当時の嘆きを後で知った口です。コロナ禍の不安が渦巻く中での6th神戸と東京で、ネクステ冒頭の「ずっとこの時待ってたぜ」を聞いたら、それは本当にうれしいだろうな!それは観客サイドだけでなく、演者側もライブ制作側もたぶん心からの「待ってたぜ」だったんじゃないでしょうか。

あーなんでこの曲サイスタに入らなかったんだろう、音ゲーしたかったな。全体曲の中でも特に好きです。振り付けもかわいいですよね。もう当分披露機会ないだろうなと思ってたので、ファンコンCTでやってくれてうれしかった。10周年ライブでも聞きたいです。10周年ライブでこれまでの全体曲全部聞きたい。
(下に貼ったのはドラスタ版になります)


Never end「Opus」(Altessimo)

アルテ、新しい曲が出るたびにどんどん強くなってません? 最新ユニット曲の『The Symphonic Daylight』も強いし、『和風堂々』もカバーできてしまう、『組曲 -to All Ages Concerto-』みたいな大はしゃぎな曲も全然いける。そしてアルテが強くしなやかになればなるほど、2人の出会うまでを歌った『Opus』の特異さが際立っていくように感じています。

6th神戸day1を配信で見たのがこの曲の初聴きでしたが、ミュージカル好きとしてはこの曲の振り付け、演出がよすぎた。熱にあてられる、ってこういうことなのかもしれない。その後に見たセカライday1版がまたとんでもなくて、定期的に見返しています。ファンコンでもアルテよかったし、ぶっちゃけ全曲好きだな……矢野達也もいいよな……組曲のCD早く出てくれ。


なんどでも笑おう(DRAMATIC STARS)

ドラスタ担当と決めてからその時点で出ていたドラスタ関連曲はほぼ聴いたけれど、「なん笑」はなんか違う、と思ってました。眩しすぎる。前向きな曲が多いコンテンツ内でもこの曲のまばゆさは群を抜いていると思う。他ブランドとの合同曲だからより一層違いを感じるのかもしれない。

SideMに来るまでの音楽遍歴がスピッツとくるりとハンバート・ハンバートとベル&セバスチャン、平たく言えば明るくなりきれない人のための音楽を愛でてきました。なのであまりに眩しい「なん笑」を聞いたあと「もう一度きちんと聞いてみよう」と思うまでには結構な時間がかかりました。

もう一度この曲と向き合ってみようと思えたのは2022年12月のサブスク解禁がきっかけでした。唐突に解禁されたサブスクではドラスタ3人のソロver.を聞くことができます。ソロ曲以外のソロver.を聞くには基本的にソロコレクションを買うより他ないので、サブスクでソロver.が聞ける「なん笑」はかなり珍しく、珍しさに釣られて久しぶりにこの曲を聴きました。SideMに触れてから約1年が経ち、おそらくその間に自分が変わったのだと思います。時間は掛かったけれどもう大丈夫でした。3人のソロver.を聞いたあと、最後にドラスタ3人ver.を聞き直しました。最高でした。

リビングアイズヒーロー(FRAME)

疾走感、疾走感ですよこの曲は。最初から最後まで気持ちがいい。ファルセットも好き。やさしいFRAMEも力強いFRAMEも好きだけど「気持ちがいい」っていうのは他のユニットにはあまり見られない、彼ら特有の強みの一つだと思ってます。

あと、中フレのみなさん3人ともめちゃくちゃ跳ぶじゃないですか。滞空時間が長い。なんて高く跳ぶんだろう、跳ぶっていうか飛んでるやん。やっぱり彼らはヒーローなんだ!って6th神戸と東京を見るたびに思っています。


SPARKLE SIGN(木村龍)

自分はたぶん濱健人さんの歌い方とパフォーマンスがものすごく好きなんだと思う。6thのベッチュアでも、7th横浜でも、そして8thのソロでも、現地のたびに気がつけば目で追っている。もう濱健人ファンになったらいいんじゃないだろうか

先ほどの『リビングアイズヒーロー』にも書いた「気持ちよさ」がこの曲にも溢れていて、FRAMEの「気持ちよさ」って木村龍に由来するところが大きいのかもしれない。8thライブの全体曲後のトップバッターが「諦めない」「絶対前に行くんだ」というこの曲だったのも本当によかった。


Dramatic Anthem(DRAMATIC STARS、S.E.M)

やっぱりね、引きずってるんです、2023年4月4日を。10周年に向けて進んでるんだし新しいこともどんどん始まってるしもういいじゃん止めようぜ、って思われても仕方ないのだけれど、でも『Take a StuMp!』で「痛みが
いつかくれるやさしさ 忘れないで生きることの意味さ」って言ってるし、忘れなくてもいいと思っています。というかあの痛みは忘れられない。

8thライブはまああるんだろうけどそこから先は尻すぼみになっても仕方ないよな、49ELEMENTSのCDシリーズは完走するだろうが、その後は最悪のことも想定しておこう……そんな中で発表された『Fantastic Combination Live BRAINPOWER!!』、そしてドラセムの合同曲。 

SideM、新しく曲を作ってもらえるんだ。
(実際はサイスタ終了決定とこの曲の発注どちらが先かはわからないけれど、気持ちとしては完全にこうだった)

2023年7月9日横浜、ライブ前に雨の降る非常に蒸し暑い日でした。じっとしていられなくて早めに横浜に着き、坂を上って神奈川近代文学館へ行ったり下りてきて中華街で点心を食べたり、そわそわと落ち着かないまま神奈川県民ホールへ向かいました。担当たちは新しく作られたこの曲を、それはもうバッチバチに歌い、踊っていました。心から嬉しかった。そしてファンコンライブは再演、第2弾、3弾と続き、8thライブも大成功、今も新しい曲が相当なハイペースでリリースされている。『Dramatic Anthem』は、未来へ続くマイルストーンのような、大切な曲です。


Beginning Tomorrow(天道輝)

実は試聴が来たとき、それほどしっくりきていませんでした。というより一曲目のソロ『THE FIRST STAR』が披露回数も多く馴染みすぎていて、新しいソロを自分の中に浸透させるのに時間が必要だったのかもしれない。いい曲だなーというよりは「歌うの難しそうな曲だな、でも宗悟さんだし大丈夫だわ」というのが第一印象でした。試聴でピンとこないままCDが届き、フルでくり返し聞くうちに消化していった、気がついたら大好きになっていた、そんな曲です。

この曲の最大のポイントは、天道輝は太陽なのか一番星なのか、という輝Pなら抱きがちな疑問に、一定の答えが提示されているところかと思います。「天道輝」という太陽の化身のような名をもつ人が「一番星を目指す」と言う。太陽なのか星なのか、どっちやねん。そう思いませんか?

歌詞を聴いていくと、「一番に輝いて君を太陽が照らす朝まで連れていくよ、明日を一緒に始めよう」と読み取ることができる。つまり彼が目指すのはやはり「一番星」であり、闇の中に迷うあなたを照らし続け、太陽が昇るまで寄り添う存在でありたい。だから顔を上げて見つけてほしい、というのが輝からのメッセージとなります。彼を理解するうえで非常に大切なことが含まれているので担当外のかたもどうかフルで聴いてほしいです、よろしくお願いします。あとライブでもフルで聞かせてください!!!


おわりに

これまでに書いたSideM関係のnoteです、こちらもぜひご覧ください!記事の「♡」を押していただけると励みになります、よろしくお願いします!
(「49人詠んでみよう!」記事は別アカウントになっていますが中の人は同じです)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?