オフの日

気づいたら全然休んでなくてなんかすごく体に疲れ溜まってるな、と感じたのでオフの日にすることにした。
オフの日だけど仕事のメールの返信だけはして、午前中からコメダ珈琲に行きボーッとした。
コメダのシロノワールにプラスチック製の朝顔のピックが刺さってた。
こういうのは好きなのできれいに拭いて持って帰ることにした。
こういうピックや商店街の造花とか、役割を終えたら即ゴミになるものはその存在自体が儚くていい。だけどそれをしっかり保護することはその役割に水を差す行為なのではないかと思わなくもないけど、やっぱりキッチュで可愛いのでペンケースに忍ばせて持って帰ることにした。

昔の雑誌を一冊持って行って読んでいた。
「路上」という特集で、昔のビートニク世代の作家やカメラマン、詩人、などの特集。
放浪とか憧れるけど自分には体力もコミュニケーションスキルもないから到底無理だろうな…。毎月もらってるお薬とかどこで処方してもらえばいいのか…とかぐじぐじ考えてしまう。
放浪、ヒッピー、アル中、ドラッグ、ある種の憧れはなくはないけど、タフで若くないと到底耐えられないし、もうそういう生活をしたいとも思えない。3日くらいならいいけど。
3日くらいなら飲んだくれて街を放浪して寝こけたり絵や文を書き散らしたり、とかは楽しそうだけど…。
そんなこと考えてぼーっとしてたらあっという間に午後になってきたので店を出てペンを買って帰った。
オフの日だけど少しだけ絵を描こう。
やっぱり落ち着かないから。