いつまでも子ども

気づけば2本連続、家族の映画だったな。
「最初の晩餐」と「ひとよ」

「最初の晩餐」のはなし


少女時代の美也子役の森七菜ちゃん

あまりにも小学生の姿が様になっていて、
見終わってすぐ年齢調べちゃったよ。
18歳。
童顔なのもあるけど、表情や喋り方がとても自然にそれらしくて。
バスのシーン、表情や目線が話すうちに変わっていくのが凄くすき。


青年時代のシュン兄役の楽駆くん

初めて見た俳優さん。
口元と声?喋り方?が若い頃の岡田将生に似ていて、窪塚だって分かってたのに、切望しちゃった。
美也子がおまじないを教えてもらってから初めてお魚を食べたとき、
麟太郎に続いていう「言った」が凄くすき。


好きなシーンもあったのに、この映画を好きになれなかった。
やっぱり、身勝手な親に振り回される子どもの図が凄く、すごく苦手。

「後悔してないの」って、そんな言葉で丸く収まると思うなよ
そう思ってしまうのは、私がまだ子どもだからなのかな、でもそれなら子どものままでいいや

見せかけの家族なんていつか壊れるって劇中で言ってたけど、見せかけだったのかなあ。とっても「家族」に見えたのに。
壊れたんじゃなくて、壊したんじゃないのかな。

小学生の麟太郎、中学生の美也子に比べたら
高校生(大学生?)のシュン兄は大人かもしれないけど、
それでもやっぱり子どもだよ
子どもだよ

大人と子ども、「家族」のかたち、
そういうものをゼミでずっとずっと考えていたからなのかな
この2年くらい、家族の映画を見ることが多い気がする。気。

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