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夏の休日

hi ~、はるねです。

暑くてさ、動けないんだよね
エアコンの風も苦手でさ、当たりたくないんだよね
この間友達に「今日は外に出てきてくれてありがとう!」って言われたのめっちゃおもろかったんだ、でもごめんね、ちっさい声しかでなくて
内心めちゃんこ楽しかったんだよ、本当だよ、

そんなはるねも2連休の1日目の夜くらいからやっと動けるのですよ

それでさあ、21時くらいに六本松の蔦屋まで行ってさ、業界誌パラパラみてコンテストに向けての情報集めしてさ、小説を吟味に吟味を重ねて一冊だけ買ったのさ

まあそれだけで帰ってもよかったんだけどね、そういえば行ってみたいカフェがあったなと思いだしてフラフラ夜の六本松を歩いてちっさいカフェに入ったのだ

そしたらね、バーみたいなカフェでね、2階は人のおうちにお邪魔するようなきもちになるお部屋だったの、店主の方の趣味でしかない本たちが沢山あって、清志郎の本とかクラッシュの特集されてる本とかもあった

隣に3人組のお姉さんたちがいてね(たぶん40代ぐらいかな)その方たちが、「次やる舞台の演出さあ ~」とか、「あの踊りの部分さ、、」とか「獅子踊りの稽古が、、」とか気になりすぎるお話をしていた(舞台は10/21らしい)

珈琲もガトーショコラも美味しくて幸せな気持ちになったし、高橋久美子のエッセイをクスクス笑いながら読んでても周りを気にしなくていいのがすごく心地よかったの

帰りの電車のなかで目の前の浴衣の女の子は金髪ボブだけど化粧気があまりなくて、でも幼い感じがとっても可愛くて、チラチラみてしまった、、隣の彼氏さんはピシッとした姿勢のまま無表情でずっとスマホをみてた
彼女の足に絆創膏が貼ってあって、電車のなかでは下駄を少しずらして履いてたけど、あの絆創膏貼る瞬間、彼はどんな対応したのか気になった

エッセイを読み進めると、チャットモンチーの歌詞は私のなかで少しずつ深みを増してきている

音楽にしても、服にしても、デザインにしても、裏側を知ると愛おしさが増していく
たぶん絆創膏を見る目もそう

60年代のフランスのワークパンツの汚れも、Tシャツにプリントされた旅の思い出の写真の端っこに写った牛も、小学生の頃から聴き続けた「ハナノユメ」の歌詞も、全部愛おしい

私も、私が作ったストーリーを愛おしいって思ってもらえるように、ゆっくり積み重ねてみよう


夜にお酒をのんで楽しく過ごすのも好きだけど、ボーッと歩いているとなんだか心がいっぱいになったのだ、すてきだ


何を創ろう、今からはなんとなく頭の中にあったイメージを少しずつ形にしていく時間
やりたいことをやるってさ、「私、面白い?」って問いかけてるみたいでたまに怖くなるくない?
敵が大勢いるしさ、本当に怖いことばっかり
エアコンの風とか、背が高くてムキムキの韓国人とか、エスカレーターですれ違いざまに目が合った人が全然視線逸らさないのとか、居酒屋で頼んだ椎茸串が大きいか小さいかわからずに頼むのとか、、、
でもなんだか今回はそういう怖さは大丈夫そうなんだ、なんでかわかんないけど、相変わらず自信は全然ないんだけどね

私に派手さはないし、自信もないし、もてって言われてもそれはもう無理だと思うけど、でも時間をかければ少しずつストーリーを積み重ねてなんかよくわからんけど深みがあるような無いような拘りみたいな何かは創れるきがするんだ、わからんけど


どうなるかなーんにもわかんないけど、ゆっくり沸々と少しずつ作ってみよう、楽しみだ、


そんな事を考える休日

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