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風を考える

ボートレース予想は
風の考察無しでは成り立ちません。
それほど影響力の大きな要素です。
考察していきましょう。

向かい風の考え方

私が風を考慮し出すのは
4m以上吹いているときです。

ですからここでは4m以上を前提に書いていきます。

向かい風の基本的な考え方は
ターンが流れないということです。

ですから、イン逃げ、まくり、まくり差しが決まりやすくなります。
特に3,5コースからのまくり差しは
向かい風で狙う方が確率が高いです。

スタートがバラけやすいのも
向かい風の特徴ですね。

それは単純に向かい風のほうが
スタートの難易度が高いことと
まくりに色気を持つ選手が
溜めて起こすからです。

溜めて起こすとは、スタートの時に
スロットルレバー(車で言うアクセル)を
握り込むタイミングをわざと遅くすることです。

その狙いは一度も放らず(減速せず)に
スタートラインを通過することにあります。

つまりは、まくるために
全速スタートを決めたいという心理です。

失敗すれば、スタートは遅れてしまうので
向かい風ではSが揃わないことも
しばしばあるのです。


追い風の考え方

ここも4m以上を前提に書いていきます。

追い風の基本的な考え方は
ターンが流れるということです。

ですから、単純な差しが決まりやすくなります。

特に3,5コースからのまくり差しは
かなり割引いて考える必要があります。

そして最も意外で特徴的なのは
2,3コースの奇襲まくりが決まりやすくなることです。

追い風の時は
インコースも流れるのを嫌がり
スピードを落として旋回する傾向にあります。

その落としてまわるタイミングで
2,3コースが握ると、鮮やかなツケマイが決まることがあります。

このまくりは奇襲です。
絶対にまくってこないだろうと
インが油断していることが条件です。

つまりこのマクリを成功させるのは
差し屋ということです。

Sは揃う傾向にあります。
できれば攻めたくないという
選手心理が影響しているからだと思います。


安定板が付いたら

安定板使用、周回短縮レースともなると
かなりの波風だと思われます。

安定板自体を深く考える必要はありません。
選手全員が装着しますから
条件は同じはずです。

もし安定板使用時に、マクリが効かないとか
差しが届かないという傾向が現れたら
それは安定板ではなく、波風の影響です。

安定板の影響で唯一あるとするなら
機力差が縮まるような気はしています。


風が吹けば舟券が当たる

無風の時よりも
多少風がある方が、舟券は当てやすいと思います。

なぜなら、傾向が掴みやすいからです。

「今日は偶数艇がよく絡むな」

「奇数BOX買ってたらプラスだったな」

と思った日

風が吹いてませんでしたか?

その傾向にいち早く気付くことができれば
その日の勝ちが大きく近づきます。

私は遅くとも3レースまでには
水面コンディションと
傾向を掴むようにしていますよ。

序盤の観察力はとても大事です。
しっかりレースを観て、傾向を把握してください。

それが舟券的中への追い風となります。


ねろす








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