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文明開化

ボートレースにおいて
ここ最近のプレイヤーの質の向上は
目覚ましいものがあります。

SNSなどで披露される予想法や購入法は
一昔前までとは考えられないほどの進歩を遂げ
それはまさに文明開化

未だちょんまげ頭のおじいちゃん達には
勝つことがますます困難な時代となりました。

私自身も最近のオッズは辛いと感じることが多く
昨年と比べても参加レース数は減少傾向にあり
何とか変化についていけるように
対策を講じている最中にあります。

そんな中、とある動画を観ました。

ボートレース雑誌の編集者が出演していて
舟券の攻略法を披露している動画です。

展示タイムの出ているまくり屋の4カド戦。
4-125-125
を買うのだそうです。

ここからは賛否両論あると思います。
ですが批判を恐れず私の意見を書きます。 

その動画は衝撃でした。

仮にもボートでご飯を食べている方が
まだこんなにも前時代的な考え方なのかと。

展示タイムを見て、カドまくりを狙うなんて
ボート初心者がまず考えることです。

その方のボート歴が何年か知りませんが
まだヤリを持ってイノシシを追いかけています。

仮にその情報が有益な物だったとしても
それをたくさんの人が視聴する無料動画で公開する意味。

本当に視聴者に勝って欲しいと思うなら
買い目まで無料で教えるべきではありません。

先日もTwitterで
ボートレース雑誌関係者と思われる方が
有料情報屋さんを毛嫌いして
ブロックしまくっていましたが

情報や予想を有料にすることによって
購入者の利益が守られるという側面もあること

それがわかっていない
浅はかな行為だと思いました。

私も含めて無料には無料の罪があるのです。


4-125-125ではイノシシは捕まえられません。

「展示タイムの出ているまくり屋」

という条件設定を変える必要があると思います。

検証しようかと思いましたが
その時間すらもったいないのでやめておきます。

その動画が出た当初は
4-125-125で的中しました!
というツイートをよく見かけましたが
最近ではまったく見なくなりました。

もうそれで十分だと思いますので。

当たる予想と勝てる予想は別物ということです。


本物はいつも…

Twitterのフォロワー数が1万人を超えるような
影響力のある方のツイートは参考になります。

例えばその方が○○選手の○コースは買い!

とツイートすれば、多くの人の関心が集まり
最新のトレンドとなります。

そうなればなるほど
逆張りのチャンスが生まれるのです。

例えば磯部選手の2コースが買いなら
逆に2コースから来ないときを模索すればいいのです。
見つからなければ見送ればいい。

逆張りが私の「探究」の基本理念です。

峰選手のイン逃げ率が90%なら
逃げない10%がどんな時なのかを模索する


なぜなら

共に喜びを
分かち合えないのがギャンブル


だからです。


勝てる人などほんの一握り。
どこかで誰かの裏をかき
蹴落としていかなれば生存は不可能

綺麗事を並べてもギャンブルは勝てません。

影響力の大きな人のツイートを
素直に聞けるような人はきっと良い人です。

ですがギャンブラーとしての資質には欠けています。

みんなと同じ方向を向けば安心ですが
向いている先にあるのは敗北の2文字。

インフルエンサーが悪いわけではありません。
そこまで影響力を持ったということは
独自の魅力と実績のある方なのでしょう。

しかし情報は多くの人に届きすぎると
その価値をマイナス域にまで下げてしまいます。

ですから本物はいつも明るい場所ではなく
もっとじめじめとした場所
そんなアンダーグラウンドにしか
生息できないのです。

そしてそれが日の目を見た瞬間
発信する情報はダイヤモンドから
ガラクタに形を変えてしまうのです。

ギャンブルの情報価値は、そんな異質な造形物。
ダイヤモンドも永遠の輝きではありません。

情報の取捨選択には
くれぐれもお気をつけください。


ねろす


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