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古いPCでChrome OS FlexをUSBから起動した。

子供用PCとしてwindows8.1からWin10にアップグレードしているPCが使用に厳しいのでChorme OS Flexで延命できないかやってみた。
公式手順は下記参照。

https://chromeenterprise.google/os/chromeosflex/

用意するもの

  • USBメモリ
    8GB以上の空きが必要

  • chromeを搭載したOS環境

起動デバイス要件

  • CPU intelまたはAMD X86の64ビット互換デバイス

  • メモリ4G

  • ストレージ16GB

今回はUSBメモリで起動させるつもりなので、起動デバイス準拠のUSBメモリを用意した。

USBブートディスクの作成と準備


Chromeで以下にアクセスし、Chromeに追加する。

ChromeBook Recovery Utilityを実行

Chromeの右上の以下の赤丸をクリックし、起動する。

起動すると以下の画面が表示される

モデル名を選択。「Google Chrome OS Flex」を選択
※他を選ぶとUSB起動時に以下のメッセージが出て、再起動がかかるループになる。
your system is reparing itself. Please wait

用意したUSBを指定する。

そのまま「今すぐ作成」へ

完了したら、Windowsで未フォーマット領域が表示されたので見てみた。
すごく分割されている。

BIOSを調整

以下を調整

  • セキュアブート OFF

  • USBメモリを最初に起動するように設定

USBメモリからインストール

作成したUSBメモリを接続して、起動。
以下のメッセージが表示される
Do you want to activate ChromeVox,the built-in screen reader for Chome OS
特にChromeVoxはいらないので、私は「No」を選択。

ChormeOS Flexへようこそ
が出たので、「始める」

ChromeOS Flexのご利用開始
今回はUSBブートをさせたので「試してみる」を選択

ネットワークへの接続
ここでWi-Fi設定ができる

Google利用規約

このChromeデバイスはどなたが使用しますか?
ひとまずは自分が登録。

Chromebookへのログイン

Chromeデバイスの同期

Googleアシスタントがサポートします

アシスタントに画面上の情報を使用したサポートを許可する

「OK Google」と話しかけてアシスタントにアクセス
4回ほどいう必要がある。

スマートフォンに接続

これで準備完了です。

デスクトップ画面が出てきた。

ログアウトや電源OFFなどは右下から

ログアウトして子供のアカウントを設定

持っていなくてもその場で作成できる。
私の場合は作成済み。後は前のユーザと同じ。

これでUSBを差し込めばChrome OSが起動する便利PCが出来上がり。

動かした感想

Google Play

現状ない。最低限のgoogleアプリのみが入っている。
基本的にはChromeブラウザでインターネット閲覧が主のためあまり問題なし。

起動

起動は元のWindows10よりも早い。余計な常駐サービスがないからか。
起動時のWi-Fiの接続がちょっと間があったかも。

元のPCのHDDにはアクセスできるの?

問題なくアクセスが可能。
ファイルの退避場所として使える。

USBを他のPCに接続すると起動するか?

私の環境の場合は起動中にフリーズした。
まだ1PCしか確認していないので、たまたまかもしれない。
もしできたら、OS起動不可のPCのデータサルベージ用として使えるけど、今回は動作確認できなかった。

USB起動での注意点

あくまでもUSB起動はお試しの起動。
PCの電源を一度OFFにすると設定からやり直しになったので注意。

※2022/05/16
再起動しても問題なく継続して使えた。一度USB外して元のWindows OSを起動して、それからUSBを接続し直しても問題ない。
何だったのやら。

疑問点と今後に期待する点

  • Google Playが使えるようになってほしい。

  • Chorme OS Flexがバージョンアップしたら自動的にアップグレードされるのだろうか?

その後、物理的に壊れたのでChromeBookを購入した。

また、作成した子供アカウントにできる制限を調べてみた。


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