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Power Apps どこからはじめようか4

Power Appsは関数が使えるので使ってみる。

前回は以下

現在の状態

以下のような画面となっている。下の余白をあけたので、貸し出されている場合は返却予定日を加えたい。そうでない場合は「貸出可能」としたい。

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ラベルの追加

メニュー「挿入」-「ラベル]を追加。「1」と書いてあるのでこれを修正する。

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後で何か分かり易いようにラベル名をつけて、「テキスト」をクリック。
「fx」と表示されているので、数式バーを見る。

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数式バーは下記のようになっているので「ThisItem」まで消す。
※大文字小文字部分は正確に入力すること

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「ThisItem.」とすると候補が出るので、「使用終了」を選択

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はい完成と行きたいが、時間はいらないんだよね。

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日付に関する関数を使おう

数式バーで「Text(日付,日付書式)」関数を使う。
「Text(ThisItem.使用終了,」と入力すると書式の候補が出る。
今回は「DataTimeFormat.LongDate」を選ぶ。

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これで満足。

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関数について

候補が出てくるのが楽。大文字小文字が厳密であるため、こうした入力補助に最初は頼ったほうが楽だと考える。

数式バーの「テキストの書式設定」をクリックすると

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下記のように分解してくれる
複数の関数が絡んでくると見づらいのでこの機能もありがたい。
「フォーマットの解除」で元に戻せる。

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「貸し出し状況:」と返却予定の言葉を追加して分かり易くする。
貸出していないものにも「返却予定」が入ってしまう。

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ifを使う

・日付が空欄のデータには「貸出可能」入れたい。式としては以下
 if(日付の値があるかある場合は日付表示,ない場合は「貸出可能」と表示)
・データが空欄を調べるには以下の書式でできる。
 if(調べたい値=Blank())で調べられる。
これをまとめると実際の書式は以下

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さらに複雑に「使用終了」が過ぎている場合は「使用期限が過ぎてます」と入れたい。
・さらにifを使って、使用終了と本日日付を比較する。
・本日日付はToday()を使用する。
実際の書式は以下、ポイントは赤丸のToday()
そして、赤枠をみるときちんと実現している。

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色を変える

返却期限を過ぎたら文字色を変えよう。
ラベルのプロパティの以下の赤枠部分で変える
関数を使うために青丸の「色」をクリック

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数式バーの赤枠部分が「Color」に変わり、数式が入れられるようになる。

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Redを入れたら全部赤字

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では使用終了の日付が期限切れの時だけにしたい場合は、以下のようになる。しかし、空欄まで色がついている。

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ifをもう一度使って実現

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次のアクション

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