MS365をPowerShellで操作するための準備する

MS365の設定を変更した際に即時状況を確認するためや、ユーザを追加する際にPowershellで接続する必要があるので調べてみた。

お手本は以下

PowerShell を使用して Microsoft 365 に接続する - Microsoft 365 Enterprise

管理者権限Powershellを起動する

そのままで

AzureAD モジュールをインストールする

以下のコマンドを実行
選択肢は全て「Y」で進める。

Install-Module -Name AzureAD

Azure ADに接続する

Connect-AzureAD

以下が表示されるので認証する。

見事接続された。

ユーザ一覧を見る

Get-AzureADUser

こんな感じの結果が出る。

MS365コンプライアンスセンターと接続する

お手本は以下

EXO V2 モジュールを使用して、セキュリティ/コンプライアンス センター PowerShell に接続する

モジュールをインストールする

Import-Module ExchangeOnlineManagement

と思ったら以下のエラーが出る。

Import-Module : モジュール ディレクトリに有効なモジュール ファイルが見つからなかったため、指定されたモジュール 'Exchang
eOnlineManagement' は読み込まれませんでした。
発生場所 行:1 文字:1
+ Import-Module ExchangeOnlineManagement
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   + CategoryInfo          : ResourceUnavailable: (ExchangeOnlineManagement:String) [Import-Module], FileNotFoundExce
  ption
   + FullyQualifiedErrorId : Modules_ModuleNotFound,Microsoft.PowerShell.Commands.ImportModuleCommand

以下を実行してみた。

Exchange Online PowerShell V2 モジュールのバージョン情報

Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement

上記で問題なく終わった。

以下でアクセスしてみる。

Connect-IPPSSession -UserPrincipalName (ログイン名)

パスワードを入力すると無事接続

DLPを見てみる

以下のコマンドでDLPの一覧を見てみる。

Get-DlpCompliancePolicy

以前作成したDLPが確認できた。

上記DLPを一部変更し、反映状況を見てみた。

Get-DlpCompliancePolicy "(DLP名)" | Select DistributionStatus

Pending つまり保留中なので未反映。ちなみに反映されるとSuccess になる。

下記のポリシー反映が分からず困っていたので、今回のコマンドで簡単に反映したかがわかるようになった。

おわりに

活用をするとCSVを読み込んでユーザを作成するなんてできるようだ。
このあたりのテンプレートを探ってみるのも良いかもしれない。