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SerieA🇮🇹 第3節 vsフィオレンティーナ

手痛いドロー

0-0

★スタメン 4-3-3 (4-4-2)

シュチェスニー 60点
ダニーロ 55点
デリフト 55点
ボヌッチ 60点
サンドロ 65点
ピャニッチ 55点
ケディラ 60点
マトゥイディ 65点 🌟
コスタ 45点
イグアイン 55点
ロナウド 55点

★交代

ベルナルデスキ 50点
ベンタンクール 55点
クアドラード 60点

★ベンチ

ラムジー、ディバラ 、ジャン、ルガーニ、ラビオ、デミラル、ピンソーリオ、ブッフォン

★総評

シーズンが始まって3試合目、インターナショナルマッチウィーク明けの一戦となったこの試合、ユヴェンティーニにとって失うばかりで何の収穫も無い、なんとも苦い試合となってしまった。

交代枠が3つとも負傷によるもの、それも早い時間帯であったことは不運であったとしか言いようがない。
試合を立て直そうにも全く自由に交代枠をきれず、サッリにとっては虚しいデビュー戦となってしまったことだろう。

対ユヴェントス用に練習してきたと思われるハイプレス布陣に苦しめられ、前線に効果的にボールを運ぶことができなかった。
特にコスタが前半6分に離脱してからというもの、中盤以下と前線をつなぐ働きを担う選手が皆無となり、昨シーズンと似た機能不全の状態に陥っていた。
(ベルナルデスキではなく、クアドラードもしくはディバラの起用が正解だったと個人的には思っている)

約2週間のインターナショナルマッチブレイクがあり、代表招集される選手が少なく、十二分に対策に時間を費やすことができたフィオレンティーナに対し、疲労感溢れるユヴェントスはあまりに無力だった。
このような万端に準備された相手にこそ、研究されていない新戦力の投入を期待したかったが、先述の通り、不幸な怪我に立て続けに見舞われてしまってはどうしようもない。

ミッドウィーク開催のCL第1戦に向けて調子を整えていってほしい。

★個評

シュチェスニーは、落ち着いていた。しかし、落ち着いていたが故に余裕を持ちすぎ、バックパスに詰めてきたキエーザにパスがぶつかり、あわや失点という危ないシーンを作ってしまったのは反省点だろう。慣れからか自信からか、少し緊張感が不足しているように感じる。

このような難しい試合でクリーンシートを達成できたことはデリフトにとって大きな財産だろう。パスミスや、ミスコミュニケーションがまだまだ見られるが、先週よりもはるかに落ち着いており、今後に期待が持てる。パススピードをもう少しあげていけるとなお良いだろう。

ボヌッチも安定していた。ピンチというピンチを作り出されることもなく、最終ラインの役目を果たした。しかしながら持ち前のロングフィードは鳴りを潜め、ごく普通のセンターバックのプレーに終始した。
皆がついてきてくれるようなキャプテンシーももう少し発揮してほしいところだ。

コスタの怪我はとても重大な問題だ。
足の筋肉に多大な負荷がかかるプレースタイルだけに、常にスタメンで使い続ければいずれこうなることは想定していたが、あまりにも早すぎる。
先述した通り、ベルナルデスキにコスタの代わりを担わせることは到底期待できないので、フォーメーションの変更も視野に入れた方が良いのかもしれない。

ベルナルデスキは今シーズンが始まってから一番「酷い」選手だろう。
イタリアの顔となれる選手だと期待しているが、悲しいほど全く成長が見られない。
正直このままであればサブ中のサブ、下位チーム相手のターンオーバーでのみ起用してほしい。

この試合はマトゥイディのおかげで"良くも悪くも"引き分けに持ち込むことができてと言っても過言ではないだろう。
相手の攻撃の芽を摘みまくり、暑さでどうにかなりそうなコンディションの中、いつものように走りまわってチームメイトを助けた。
代表戦明け、真昼の酷暑、劣悪なコンディションもなんのその。大活躍だった。
しかし、そんな "マトゥイディを変えることができない状況" だったからこそ、中盤にアイデアが生まれず、チームは膠着した試合を打開する術を見つけることができなかった。

ピャニッチの怪我が深刻なものではないことを祈るばかりである。この試合では特に目立つことはなかったが、この選手がいるかいないかは本当に大きい。
個人的な印象だが、ピャニッチはプレー環境の影響を受けやすい選手のような気がしている。

今シーズン、ベンタンクールに課せられた役割は、"ピャニッチの代わり" である。
それは悪い意味ではなく、ベンタンクールにはそれだけのクオリティがあるというポジティブな意味である。
素早い寄せ、冷静な展開、足元のテクニック、サッリが彼に期待をかけているのは確かだろう。しかし、この試合ではそれを見せることはできなかった。

今、チームで一番欠けてはならないピース。
それは間違いなくアレックスサンドロだろう。移籍市場終了タイミングから、ティフォージがもっとも危惧しているポジションがサイドバックだ。
本職がただでさえ3人しかいない中、デシリオが怪我で離脱し、ダニーロも負傷交代。
このコパアメリカ優勝戦士の存在がチームをぎりぎりのところで支えている。
インターナショナルマッチも2試合ともフル出場したにも関わらず、イタリアに帰国してすぐの彼を起用せざるを得ない状況は非常に危険だが、好コンディションを続けてくれることを祈るばかりである。

初めてのスタメン出場となったこの試合、ダニーロは思うような活躍ができなかった。
コンディションが整っていなかったと言えるだろう。後半60分のタイミングで負傷交代となったが、その10分ほど前から足が十分に回っていないようだった。
大事をとって交代させたクラブの判断を尊重したい。

そんなダニーロに変わって登場したクアドラードは、安定したプレーを見せていた。
しかし、それは"サイドバックとして"というよりは"ウィング"としてだった。
やはり彼のような仕掛けができる選手がいるとチームは選択肢が増える。
ただ、ベルナルデスキとの相性は相変わらずひどく、クアドラードが右でプレーする場合はベルナルデスキを左に持っていくなど工夫が必要だろう。

ボールを欲しておりてくるロナウド。昨シーズンから続く、"悪いユヴェントスの象徴"的な現象である。
ドグラスコスタが担う、中盤と前線の繋ぎ目の役割が、ベルナルデスキとの交代で全く機能しなくなったことで、ロナウドとイグアインは孤立することになった。
マンジュキッチのようなターゲットが1つあれば、そのような状況でも打開が図れたりもするのだが。。

夜戦病棟と化しつつある現在のユヴェントス。
ミッドウィークに待ち受けるアトレティコとのCL第一戦に不安が残る。

#juventus #fiorentina #serieA

鮮やかな白と黒の世界
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