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RIZIN36 平本vs鈴木

本日、RIZIN3がありました。
あまり興味のあるカードがなかったので、
観なくても良かったのですが。

まぁ、メインの話しか感想がないので、
メインの感想を書きます。

この鈴木という選手はデビュー戦を見た時、この狂気的な戦い方は総合も出来そうかもしれないなって思ったのですが、萩原戦は狂気もない感じのスタイルだった。

どっちが本当なんだろう?ってのが分からなかった。で、今回の平本戦を観たら、萩原戦が通常運転のような感じなのかもしれない。
雰囲気はあるんだけどなぁ。

試合の内容がどーのこーのってのは別で、試合は平本が圧倒してた。しっかり見るとディフェンスもしてるし、まともに当たっている顔面への打撃は無かったように感じる。

平本の方は序盤は三日月蹴りをボディに入れてたのが良かった。中盤以降はあまり蹴りが出なくなったけど、今日のような試合だったら蹴りを多めで続けても良かったような気がする。
まぁ、今日のような試合ならばって限定でね。

どちらもMMAの選手としては微妙な位置。
平本はテイクダウンディフェンスが出来てたけど、それは鈴木の技術での話なので、総合のちゃんとした選手とやったら寝かされてる。

キックの選手が総合に適応するってのは、そもそもが総合に適応できるような素質がある場合だけのような気がする。

平本は練習してもどうなのかな?って思ってきてしまった。もう少し試合を見ないと分からないけど。

結構、総合始めたての選手でトップまで行く人の試合って、身体能力とか天性の強さとかで勝ってしまったりする。
荒削りだけども、負けん気が強くてガツガツ行くみたいな。

で、何連勝かした時に技術のある選手と戦うことになって、それで初めて技術が必要ってのに気づくみたいな。
そんな流れがデフォであるような気がする。

その最初に身体能力で勝てちゃうって部分がないんだよなぁ。

もちろん、デビューから萩原と試合するとか経験値が違う選手とやったりしているから分からないんだけども。

本当に修斗に出て、クラスAに上がったぐらいの選手と試合をしないと、実際の強さが分からない。

それぐらいの選手にテイクダウンされて、コントロールされるようであれば、基本的に総合のセンスはないんじゃないかな。

でも、センスがなくても続けてれば、いつかは強くなっていく。
そんな選手なのかなぁって。

テイクダウンディフェンスが出来るようになったとしても、決めがスタンドの打撃しかない選手だったら、そんなに怖くない。

次はトップポジションになった時に何が出来るか?ちゃんと相手をコントロールができるか?それが出来ないとパウンドも打てないし。

これは鈴木も同じことが言えるのだけども。

お互いが何で倒そうとしているのかが分からない。
何で倒す為にどのような試合の組立をしているのか?

もう少し戦略的なものが見える試合が出来るようにならないと、勝つのは難しいかもしれないなぁ。

おそらく、今日の試合を見て、多くの人が二人は何をしたかったんだろう?って思っているはず。

バチバチにスタンドでノーガードで殴り合うわけでもなく、総合的な試合をやるわけでもなく、二人は何がやりたかったのか分からない。

ポイント合戦にも見えなかったしなぁ。

まぁ、今大会は朝倉が出ない時点で、あまり意味がない試合ばかりだったような気がする。
良かったのは山本ぐらいかなぁ。



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